ヨット 2


 


        ヨット  その1

       ヨット天測

       ヨットのための海の駅と泊地  更新終了 

       ヨットのための海の駅と泊地 その2   最新の更新

 







項目

 

ホンダワラのペラへの絡み その2

下松

下松散歩

姫島

 


 

山陰のヨット泊地

山陰の主要港と補助港

 


須佐

十六島・うっぷるい

浜田

温泉津

鷺浦

江崎

七類

角島

仙崎

南風泊

萩マリ-ナ、 越ケ浜

上蒲刈向

 


 

境公共マリ-ナ

濃霧

ヴァイキング22

航海計画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ホンダワラのペラへの絡み  その2


 

  今春の隠岐へ行くクル-ズでは、関門海峡を抜け山陰沖を往復した。 まず、新門司マリ-ナでペラの点検して潜り,そこまでの瀬戸内での航海でプロペラにホンダワラが絡んでいないことを確認した。

 我がヨットは関門を抜けて蓋井島をめざした。潮の影響を受けているのかと2-3ノットにスピ-ドが落ちていても気に留めなかった。向かい風の影響も受けていたので。 蓋井島が真近に見えても接近できない、1ノット過ぎしか航走していない、さすがにあきらめて南風泊へ反転した、追手になったので2-3ノットで無事そこへ入港することができた。 それでもペラの絡みにに気が付かず、翌日は角島へ向かう。朝5時出たのに機帆走で3ノット程度であった。夕方にになってやっと着くことが出来た。さすがに、ホンダワラのペラ絡んだのが原因だとして潜って取り除くことになった。 ペラの形が見えないほど絡んでいた。

 それ以来走るたびに点検も兼ねて潜るハメになった。ひとつかみで済むこともあるが通常5ノットの艇速が1-2ノットの減速を余儀なくさせるほどの量であることが多かった。 

 取り除く方法も進化した。 ロ-プを両舷から伸ばして錘を結び、それを船底のプロペラ下に置く。そのロ-プをたどってペラにたどりつく方法で潜っていた。 老人には体力のいる作業であった。 ソフトウエットスキンを着てウエイト無で潜るので浮力が増えて、泳ぎのヘタな小生にはこのロープをたどる方法でしか上手く潜れない。 従い今までは5回も潜るハメになると、気力が失せ、その先のクル-ズを諦めることになったことがある。

 今回は縄はしごを用意し、それを舷から吊るし、そのハシゴを下りてぶら下がり、サイドから覗いて長柄のカマやカギ手でホンダワラを取り除く方法を試した。それにはハシゴが安定しない欠点があった。 ハシゴに錘を着けると少しは作業がし易くなった。 試していないが、アルミの脚立だと良いと思われるが、それを使わない時にヨット上に脚立を収納するのには難がある。

 今回たどりついた結論は、船尾にあるスイミングラダ-から下りて潜り、ラダ-をつかんでひと押しするとちょうどその反力でプロペラにたどりつくことである。これだと、体力を要しないので潜ることが気にならないことになった。今回の15回以上の潜水に耐えられた。

 ホンダワラが絡むことが多い原因は、今年は例年になくホンダワラが多いからか、瀬戸内では気にならないので、九州と日本海の生息場所が問題なのでしょうか、 また、ロングキ-ルやセイルドライブだと少ないようなので、わが艇のようにフィンキ-ルとシャフト艇ではキ-ルに当たった藻がちょうどペラに絡みやすいのであろうか。

 機走中の減速は特に春先にはホンダワラによるものと思うべきであろう。瀬戸内と狭水道でもない限り潮が原因ではないと思い知らされた。

 


 

  温泉津で取り除いたホンダワラ

 

 

      ホンダワラのプロペラへの絡み その1      2019-07

    http://endyachts.sblo.jp/article/186259852.html?1659809916



    2022-8-7


 


 

 

      山陰のヨット泊地

 

 

 隠岐巡行で立ち寄った港、  番号は訪問順

 

 

   山陰の主要港と補助港   詳細    

 

 

 今回の隠岐巡行では、ホンダワラがプロペラに絡み、毎日のように老体に鞭打って潜るサンザンな目に会った。春から夏の時期しか問題がないのかもしれません。 シングルハンドでは航海中に潜る作業をするわけにもいかず、近くの港をさがすことになる。 小生の年では、残り少なくて、もう一度この方面に来ることは無いかと思われる。 補助港は実際に訪ねた港の報告とはいかないので、今後の参考になればと思いここに取り上げました。

 

 主要港とは諸風を防ぐ安全と思われる港

 補助港とは北風系や南風系のどちらか一方に対して安全と思われる港

  (注、個人的な見解なので、ご自身でご判断・検討してください)

  下図において 停泊場所 赤丸は実際の係留場所 青丸は候補地  x印は係留にふさわしくない場所   ? は注意

  漁港サイズ LL 巨大、 L 大きい、 M 中ぐらい、 S 小さい、 SS 小さい船溜まり

  避ける風向  諸  諸風を防ぐ港、  N  北風系を防ぐ港、(北風で入港) S  南風系を防ぐ (南風で入港)

 


 港名   港域図   港サイズ ・    各論   ・   避風方向

 は実際に入港した港

 

 1. 関門海峡から角島

 

 関門海峡から角島

 

 関門海峡

 南風泊  港域図 、 L ・ 漁期により混雑か? ・  

 六連島  港域図   S ・           ・ N            

 安岡   港域図   SS ・          ・ N                         ・

 吉見   港域図   M ・  水産大学校の泊地もある  ・ N   

 吉母   港域図   S ・ 槍付けになるかも  ・  N 

 蓋井島  港域図   M ・           ・  N      

 室津下  港域図    S ・ 旧フィシャリ-ナ  ・  S

 涌田・黒井  港域図  S ・ 余地がなさそう  ・  N

 川棚     港域図  S ・ 凪のときに利用  ・  S  

 小串    港域図   S ・         ・  N   

 湯玉    港域図   S ・          ・  N

 二見    港域図   S ・ 大雨は不適    ・   N

 矢玉   港域図   S ・  大雨の時は不適  ・  N  

 和久   港域図   SS  ・           ・ S

 特牛   港域図   M ・ 港域は南北2つあり広いが適当なもの少ない   西風弱し

 角島        L  ・              ・   

 

 

 2. 角島より仙崎

 

 角島より仙崎、萩へ

 

 島戸   港域図    S   東寄りの陸風が適   ・ S

 大浦   港域図    S              ・ N

 伊上   港域図    S              ・ S  

 黄波戸  港域図    S   西風 適      ・ S       

 湊(仙崎) 港域図   S   東風 適      ・ S

 通     港域図   M             ・ 諸  

 仙崎    港域図   LL              ・   

            M  萩マリ-ナなど    ・  N

 

 

 3.  より江崎

 

 

 

 大島   港域図    M           ・ N

 長戸大井  港域図   S  東風 適      ・ 

 大井浦   港域図   S            ・ S   

 奈古    港域図   M   陸風東 適   ・  N

 宇田郷   港域図   S             ・ N

 尾無公  船溜ま   SS  凪の時       ・ N

 須佐          L            ・ 

 江崎         L              ・ 諸  

 

 4. 江崎より浜田へ 

 

 江崎より浜田へ

 

 飯浦  港域図   SS                ・ S   

 戸田小浜  船溜まり  SS             ・ S    

 益田  港域図   M  川港でお勧めできない、混雑   ・ S 

 石見津田  船溜まり  SS              ・ S

 大浜    港域図   S  西風 不適      ・ 強風はどの風向でも 不適

 三隅岡見   港域図   M   西風 不適       ・  S  

 三隅    港域図    L  顕著な発電所        ・  S

 浜田         LL   広大な港域を持つ      ・ 

 

 5. 浜田より温泉津

 

 浜田より温泉津

 

 

 浜田国分  船溜まり   SS    西風 不適      ・  N

 波子    船溜まり   SS   西風 不適 槍着け    ・ N

 江津   港域図     s   大雨注意         ・ N

 黒松   船溜まり   SS   西風 注意        ・ N

 福光   船溜まり   SS  西風不適  槍着け     ・ N

 温泉津         S   西風系ウネリ入る      ・ S  

  

 

 6. 温泉津より十六島

 

 温泉津より十六島へ

 

 

 仁摩   港域図   S           ・ S

 宅野   船溜まり    SS          ・ N

 五十猛  港域図   S   港は狭いが諸風を防ぐ  ・ 

 太田   港域図   M  内港は満杯か      ・  N

 久手   港域図   S              ・  S

 久手羽根   船溜まり  SS                ・ N

 田儀     船溜まり SS・  S 

 多伎     船溜まり   SS  小さすぎる    ・ S

 出雲小田   船溜まり   SS  小さすぎる     ・ S

 出雲大社   港域図    S  槍着け覚悟      ・ N

 日御崎    船溜まり   ss  小さい       ・ S

 宇龍     港域図    S   余地が少ない     ・  

 鷺浦            SS              ・ 

 十六島           LL              ・ 諸

 

 

 7.  十六島から七類

 

 十六島から七類へ

 

 

 釜浦    船溜まり    SS   小さい         ・ S

 塩津   船溜まり    SS    小さい        ・ S

 三津    港域図    S                ・ S

 小伊津   港域図   S                ・ S

 板浦   船溜まり   SS  時化て他に逃げ場のない時  ・ S

 地合   船溜まり   SS   翌日も凪のときのみ   ・ S

 魚瀬   船溜まり   SS                ・ S

 恵雲    港域図   L   大雨注意          ・ 

 片旬   船溜ま  SS                  ・ S

 島根原発             接近禁止

 御津   港域図    S                ・ S

 加賀   港域図    M   ウネリ注意         ・ S

 瀬崎   港域図    S                 ・ S

 笠浦東・西  港域図   S  東西の風向により洗濯   ・ S

 稲積   船溜まり   SS   西風不適         ・S

 菅浦   船溜まり  SS    北風注意     ・ S

 片江   港域図    M  空き少ない、 槍着け  ・ 諸

 七類

 

 

 8.  隠岐諸島

 

     島後

 

 

 西郷         LL  南西風 ウネリ入る      ・ 諸  

  中村、 布施、 福浦 都万、 蛸木 

 

 

   島前

  島前のヨット泊地

 

  中の島  

  菱浦         L  風は抜けるがウネリは入らず   ・ 

  諏訪         L  北風注意            ・ 

 

  西ノ島

  別府         S   ウネリが入る           ・ N
  浦郷         M  使用されていないフェリ-岸壁   ・ N


 知夫里島  

  来居          S   南西風ウネリが入る        ・  S
  知夫漁港       M                    ・ N 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 


 

 1.  南風泊(はえどまり)

 

 南風泊     赤丸は停泊地

 

 

  新門司マリ-ナにて日本海北上への好天気を5日も待つた。 このマリ-ナでは運が無く、訪れるたびに多くの待機の日を過ごすことになる。 Windyを眺めつつ機会を待つ。 それまでの北西系統の向かい風がやっと収まった。 翌日からは待望の南東系の風が吹くことになる。

 出港当日は、まだ期待の風は吹いてはいなかったが風力2-3の向かい風の状況であった。 関門の潮を待って転流から追潮で通狭、船も少なく無事通過した。 六連島を通過したころから船足が3ノット程度に減速した。 潮が変わって向かいになったか、親潮の影響でも受けているのかと思っていた。

 今日の予定は室津である。 北西の風が吹いているので室津ではウネリが入り、 停泊に不安を覚えたので、蓋井島へ行こうと考えを変えた。 午後を過ぎて向かい風が強まって白波が立つようになった。
 蓋井島に1マイル程にやっと接近したが、船速は1-2ノットである。 いつまでたっても島にたどりつけない。 いよいよ諦めて反転する、追い風にして南風泊(はへどまり)漁港に向かうことにした。

 今回は下調べが不十分であったのでそれに変わる漁港を知らない。 古い話になる、南風泊は30の時に、はや45年も前になるのであるが、その記憶にすがって訪ねることにした。 追手3ノット強で夕方までにはそこに着くことができた。

 しかし、昔の面影があるはずもない。 ニュ-スを見て憶えておられる方もいると思いますが、ここは漁協でのトラフグのセリで有名です。 袋に手を突っ込んで見えないように指値を知らせてセリを競う画面がフグのシ-ズンの見せ場である。南風泊は日本のフグの集散地である。 フグの加工工場が漁港近くに多くあるようでその匂いが立ち込めている。

 シ-ズンで無かったのでしょう。 近代的に改修された岸壁は大きく空があった。 給油にスタンドまで空タンクを抱えて20分ほど歩いて行ったのですが、帰りは親切にも店員さんが来るまでヨットまで送っていただきました。 買い物と銭湯は不明です。

 

 

 

  関門海峡から蓋井島

 

 

  六連島    ここに停泊できるという

 

 南風泊の港入り口

 

 

 南風泊  停泊地

 

 

  2022-8-25

 

 

  2. 20.  角島

 

 角島漁港    赤丸は停泊地

 

 

 角島は今回の隠岐巡行で2度お世話になった。 最初は南風泊からホンダワラのペラの絡みの減速で悩まされながらも午後に入港した。給油を終えると夕方になった。 それからソフトスキンを着て潜ったのだけれど、ホンダワラをプロペラより取り除く作業が終わった時には寒さを感じて震えがきた。 15回近くも潜った今回の中で一番キツイ思い出になる。

 角島は本土と橋(18m)で続がっている。 橋を航行したことがないけれどNew Peck スマ-トで見てみると浅いところに注意が必要です。 沖は吹かれていても港近くに来ると収まるので避難港になると思われる。 関門を抜けて潮が良ければ一気に角島へくることができる。2度目の寄港の時にはここを出て新門司マリ-ナまで行くことが出来た。

 角島漁協では給油ができる。最近は給油できる組合は少なくなった。 購買所があるけれど、付近に商店が無い割には品数が少ない。 パンと牛乳を買ったのみ。 弁当もなし。 ここへ来るまでに買い物をしてくる必要があるようだ。

 

 

 

  角島   夕暮れの係留地

 

 

 

  ホンダワラの他に青いビニ-ルシ-トがペラに絡んでいた

 

        2022-8-24

 

 

 

  3.    仙崎

 

 角島から仙崎に行く。青海島と大島の水道を抜けて仙崎湾に入り仙崎漁港へヨットを着けた。大きな漁港なのでどこに着ければと迷うところだ。

 仙崎人口島の一角(下図の赤丸)に着けた。 土曜日で漁協が休みなので近くの漁師さんに了解を得た。この位置は先に遊漁船が定留しているが空いてはいるようだ。 他の係留候補を青丸で3か所示した。1はタグボ-トの後ろ、2は水産高校の漁業練習船の後ろ、3はセンザキッチンのある岸壁である。 x印は地形的にはよさそうな入り江であるが、ボ-トが利用していて余地はない、錨泊なら可能でしょう。

 観光施設のセンザキッチンでは海の駅が付属していて、1隻くらいのバ-スがありそうです。 また仙崎では買い物や給油は可能です。ここにはコインシャワ-や観光案内所があります。

 

 仙崎   赤丸は停泊地  青丸3か所は係留候補

 

 仙崎   ヨット係留場所

 

 1の泊地候補

 

 3の泊地候補

 

  ここ仙崎では「金子みすゞ記念館」と「源範頼のお墓」を訪ねた。

 

   金子みすず

 テレビの連続ドラマで彼女を放映していた。 10年も前になろうか。  記念館ではそのドラマで使った仙崎の本屋のセットで内部を再現している。 

 

 元にあった地に再現された金子文英堂書店、 この奥に本館がある

 

  彼女のやさしい人格の詩が大好きです。

 

 『私と小鳥と鈴と』

 「みんなちがって、みんないい」

 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが、
 飛べる小鳥は私のように、
 地面(じべた)を速くは走れない。

 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のように、
 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい

 

 ヨットを係留した仙崎人口島の一角に弁天島がある。そこを「みすず」さんが詠んだ。

 

 

 

 

  弁天島

 

  金子みすず通りを奥の方に歩いてゆくと彼女のお墓がある遍照寺がる。

 

 金子みすず  お墓  遍照寺

 

 

      2022-8-27

 

 

 

 

 

 

  17.   須佐

 

 須佐湾  赤丸に停泊  青丸はおもしろそうな停泊候補地

 

  須佐  防波堤の内に停泊

 

 江崎を出港してしばらくすると3ノットくらいに減速した。 ホンダワラのペラ絡みを想定して予定を変更して須佐に停泊した。 予想どうり潜るとホンダワラが絡んでいた。

 ここはス-パ-で買い物ができガソリンスタンドにて給油ができる。 JR須佐駅も近いが便数が少ない。

 須佐はスサノウノミコト(須佐之男命)の伝説にちなむ名前の地である。 長州の地でもあり、幕末に第1次長州戦争で三家老が切腹させられたが、その一人の益田親施(ちかのぶ)の領地であった。益田家の墓地を訪ねた。親族のそろった珍しい墓地だという。

 須佐歴史民俗資料館も覗いた。 その展示で知った心光寺に興味を持つ。 久坂玄瑞と、僧 月性がここに集い密談をしたという。

 

  益田家の墓地

 

  心光寺

 

      2022-8-8

 

 

 18.  越ケ浜

 19. 萩マリ-ナ

 

 

 4. 16.  江崎

 

 江崎   赤丸は停泊地

  江崎へは隠岐行き帰りに2度立ち寄る。 諸風を防ぐ良い港である。 ウネリが入り込むこともない。 港のスペ-スも広く空を見つけやすいと思う。 おまけに近くに温泉がある。 買い物は少し不便であるが、30分歩くことを覚悟すればできる。 燃料は量にもよるが持って来てくれるガソリンスタンドがある。

 

  漁船の前に着けた。 作業船は2度ともあの位置で作業をしていた

 

  買い出しに行く途中で橋を渡るとき変わった建物を目にした。 西光寺六角堂という。 身を投げた娘の供養のために作られたという。

 

  西光寺六角堂

 

       2022-8-22

 

 

 5. 15.  浜田



  浜田 大きな港湾スペ-スがある

 

 江崎を出て次は浜田だ。 浜田の港はとてつもなく大きい。 どこへ着けるか迷う程である。 浜田マリン大橋(高さ 18m)を抜けて神社前の予定係留地をめざした。 そこは漁船がゆったりと付けているので、窮屈な操船を迫られる覚悟をした。 その時にその漁船から手招きで横抱きしろと合図を受けた。 ありがたいお招きなので横付けさせてもらう。 夕方に一杯やることになり名刺交換をすると廻航業務をしているのヨット乗りの方であった。 小生は恩知らずのようで2019年春巡航のの折、ホンダワラがペラに絡みアップアップしていたところを見つけて延岡までえい航していただいた秋実さんであった。すっかりそのお顔を忘れていた。 彼は鹿児島から鳥取まで漁船を廻航している途中で風待ちをされている処であった。 翌日天候が回復して朝出発してその日のうちに仕事を終えられたと連絡があった。



 秋実さんにえい航された





  赤丸は停泊地  マリン大橋は白い鉄塔のように遠い沖から見つけられる、顕著な構造物である。




 2回目はスペ-スが空いていた、 今度は外ノ浦に行きたいものだ




 浜田の停泊地 遠景



 浜田は大きな町ゆえに大型ス-パ-、ス-パ-銭湯、ガソリンスタンドがある。




  小生は翌日には浜田を見学するために留まった。 浜田城を見てきた。


         2022-8-14


   

 

 6. 14.  温泉津

 

 7.     鷺浦

 

 

   鷺浦と十六島

 

 鷺浦は泊地の面積が小さい漁港ですが、奥まった湾で諸風を防ぐ良港です。 しかし、その港の入り口まで航行したが、防波堤の先端で合図を受けて入港拒否にあいました。 港内では作業船が工事をしていたが、予定していた防波堤の端の係留地は空いていてヨットを係留できる状況であった。 納得のいかない気分で、取り急ぎ次の係留地を決める。 十六島へ行くことになった。

 

  青丸は停泊予定地

 

     2022-8-26

 

 

 8. 13.     十六島

 

 9. 12.   七類

 

 

  七類港、 沖から入り口を探すのに苦労した、フェリ-が出入りすれば容易に見つかるが。

 

 

  フェリ-乗場、   タ-ミナルに入浴施設有り

 

 七類港は隠岐諸島へ行くのに拠点として利用した。 港湾局の事務所があり、そこに連絡する。 皆が云っているのですが、その係員の人は大変親切な人であると。 飲み水補給可能。 200円で入浴施設あり。 買い物と給油は不便である。

 町内バスが有り、乗り継いで堺港までいける。また、フェリ-の入港に合わせて松江や境港へ行く連絡バスがある。

 港が大きいのですがウネリが入る。3-4隻の遊漁船の停泊場所の後ろの限られたスペ-スに着けることになる。遊漁船の出入での引波の影響を受ける。 ここでの台風避難を考え港内の漁港のスペ-スを探したが適当なところが無かった。

 

 

 係留地、  遊漁船の後方になる

 

  七類港ヨット停泊、   赤丸は停泊地 xは余地なし 紫丸は台風向け

 

  

 ここの台風避難場所は特別に許可がいるように思えます

 

 幸い台風は左半円になり大したことはなかった。 小生は七類港をあきらめて十六島で対策を取ることに決めてここを出港した。

 

    2022-8-23

 

 

 10. 西郷  島後

 

 11 菱浦  島前

 

 

 

                                                   山陰のヨット泊地 終わり        


 

 

 

 

 

 

 

 

     下松

 

  赤丸は停泊地

 

  上関から新門司マリ-ナにヨットで向かう時には姫島に寄るケ-スがほとんどだと思われる。 逆コ-スで潮に恵まれれば8-10時間で行ったこともある。 また、かって徳山グリ-ンヤマトマリ-ナに入ったこともあるが、山間のマリ-ナでたいそう不便なところであった。 本土側の適当な立ち寄り場所は山口のヨットに尋ねても無いようである。 今度、下松に行きポンツ-ンを見つけたので係留してみました。

 下記写真の後方位置に着けたが、翌日に前方へ移動するように指示された。 漁船の荷揚げが早朝にある。 その作業に不都合がなければ利用できるようである。 諸風を防ぎ良い係留場所だ。 2泊して町を散策することができた。 コインランドリ-は駅前にあり、コンビニも近くにある。


 

 漁協の荷揚げポンツ-ンに係留した、 前方にシフトした位置

 

    2022-8-9

 

 

 

   下松散歩

 

 

 

  末武城

  

  下松からタクシ-で護国神社に向かう、末武城が近くにあるのだが、近くの人に聞いても判明しない。 護国神社に登るが結局みつけることは出来なかった。 下調べが大事であった。

 

  護国神社入り口

 

  護国神社

 

 

  維新13人墓 馬関戦争、禁門の変、戊辰戦争のこの村の戦死者13名を祀る

 

  登城成功例は下記に詳しくあります   城郭放浪記をご覧ください

  https://www.hb.pei.jp/shiro/suo/suetake-jyo/

 

  失意?のうちに歩いて花岡八幡宮をめざす。

 

 

  花岡八幡宮

 

 奈良時代からある古い神社である。 重要文化財の多宝塔を見ました。

 

  花岡八幡宮 入り口

 

  花岡八幡宮

 

  多宝塔 重要文化財

 

  下松古地図散歩

 タクシ-にて下松へ帰り。 市内を散策する。 観光案内所でもらった「下松で古地図さんぽ」商業と塩田で栄えた下松を歩こう編により、

 歩いてみた。 下松はコンパクトに近代的な産業と昔が混在した町である。 下記地図と写真のところを散策した。 お寺の説明はここでは省略する。 パンフレットを読んでほしい。 1度くるっと廻った程度で述べるには厚かましい気持ちがしますので。


 

  下松古地図散歩  古地図にある場所を主に廻った

 




  周慶寺





  妙見宮鷲頭寺(じゅとうじ)

 

 

 

  普門寺

 

 

 淨西寺

 

  庵跡  現在は老人集会所

 

 弁財天社 古地図にはない

 

 

  埴常社・はにとこしゃ  

 

  磯部・矢嶋邸跡  会社敷地内で見学できない 案内板の裏側

 


 日立製作所  新幹線を製作している



 

  大地の森





  妙法寺





 正立寺

 

  西教寺

 

 

 東光寺 観音堂

 

 

  泉所寺 跡  

 

 

     2022-8-10

 

 

 

     十六島・うっぷるい




 鷺浦と十六島 



 十六島はアイヌ語みたいに「うっぷるい」と呼びます。 想定航路より奥まっているので入港を予定していなかった。 鷺浦へ行くつもりであったが、入港直前になって防波堤の先で手をエックスにしてストップの気配である。 工事しているので入港できないとのことであった。 漁港の奥の岸壁には工事船がいた。 しかし防波堤の先に着桟するもりであったので、そこは空いていてつけられる。納得がいかないまま、次の泊地をさがす。日御碕近くの漁港にするか、十六島にするのか迷う。どちらも下調べがしていなかったのでこのように急な判断を求められると困る。

 十六島は大きな漁港故にどこか着けるところがあろうと、そこへ向かう。 下図の写真の位置に着けた。 大きな港だが、買い物も給油も不便であった。 隠岐からの帰りにも寄ったので2度になるが、自動販売機で缶コ-ヒ-を飲んだのみである。

 

 最初の着岸地

 帰りの十六島はあいにく台風が接近していた。 七類ではここで凌ぐには不安であったので十六島へ向かう。 台風対策としてサイドアンカ-を打ち、岸壁の突端からももやいをとりエックスのよなもやいで台風をしのぐ用意をした。 幸いにも四国へ上陸したので左半円の位置になったので、雨も風も大したことはなかった。


 

 入港進路は2回目は1回目の航路を行こうとしていたら、警戒船が寄ってきて下図の2回目の航路を指示された。 ロ-プが張り巡らされていて危険だとのことであった。

 奥に漁港船溜まりがあるが少し浅いようである。 漁協事務所から離れた岸壁で漁船が近くにいないようなら着岸できるようである。2回目は漁協で許可をもらった。




 赤丸は係留地  青線は2回の入出港航路



    2022-8-13





     姫島



  姫島 赤丸は停泊地



 九州の東側や関門海峡を抜けて北側に行く機会があったが姫島には今回の隠岐行きの帰りに初めて立ち寄った。 フェリ-岸壁の横に階段だ設置されている漁協前の岸壁に下記写真のように着けた。 日本海で20-30cm位の潮汐にここのところ慣れてしまったので、瀬戸内の2-3mもある潮汐には忘れていた記憶を思い出さされた。 その岸壁が高いという感想を覗けば、小ス-パ-、銭湯、ガソリンスタンドがあり不便はないようだ。


 

 姫島の係留地




 暗くなるまでの間、姫島を歩いてみた。 ロ-カルな偉人の像や記念碑があった。 けれどこれにはよそ者には興味が湧かない。 庄屋さんの建物があった。 明治の時に村の有力者は郵便局長になったのでしょう。 その趣のある建物を見る。 ここは杵築藩の領地であり、その保護を受けていた大帯(おおたらし)八幡社がある。 その大松が目に留まったので写真を撮った。 この神社の祭礼に船曳行事にしようされる御神舟八幡丸の収納庫が見られた。




  古庄家  村の郵便客を営んでいた元庄屋




  大帯(おおたらし)八幡社にある松




      2022-8-20






 

        温泉津

 

 

 

 赤丸は2回の停泊地 青丸はお勧め停泊地、  温泉津と沖泊、 付近の3つの城跡

 

  温泉津の温泉はヨットマンにも良く知られていて、山陰へクル-ズに行くと話すと温泉津への訪問を勧められます。 20代のはるか昔にいったことがあるので温泉のことは既に知っていました。 今回は隠岐への巡航で2回行き帰りここを訪ねる。 最初は温泉津港灯台を過ぎてホンダワラが絡み減速を強いられた入港となった。湾奥の漁協近くの防波堤の先に着岸した。そこで潜ってホンダワラの除去を行なった。 南寄りの風でここはウネリが入った。 帰りは入り口近くの物揚岸壁に着岸した。 温泉津は泊地に悩むところであるが、漁協との相談の上物揚岸壁と漁協岸壁の間にある防波堤の内側がウネリも防ぎ良い係留地になると思われる。 そこは漁具がたくさん置いてあるようですが、着けてもよいということです。  地図の青丸の位置。 


 

  ホンダワラを取り除いた



  1回目の停泊地



  2回目の停泊、  後ろはジャリの積み出しをしている




   沖泊湊、 鶴丸城、櫛山城、笹島城


 帰る間際になって、近くに城跡があることを知り。探して見た。ここは毛利氏の時代に石見銀山の銀を積み出す港に使われていた。 そこは現在の温泉津港ではなく湾先にある沖泊湊になる。 

 2回目に係留した物揚岸壁からトンネルを抜けて徒歩5分の近くに沖泊湊がある。 そこには細工の手の込んだ飾りがある恵比寿神社があった。それを見た時には、それが打ち捨てられたような集落にふさわしくないように思えた。ここが銀の積み出し湊であったことを知れば、往時の盛況さゆえに、その神社はここに在るのは納得のいくものである。 

 温泉の入り口に内藤家・庄屋屋敷がある。 関ケ原合戦の敗戦により毛利家が30万石に減封になった時に、ここの管理を担されていた内藤家は土着して庄屋を務めた。


 

  内藤家 庄屋屋敷



 

  恵比寿神社



 日本は江戸時代の前期の最盛期には世界の銀の産出量の1/3を算出した。その大部分を石見銀山が占めたという。大内・尼子・毛利とこの銀山を取るのに戦い、最終的には毛利氏に銀山は属した。 毛利氏はここを守るために内藤氏に鶴丸城を築かせた。


 下図のように、鶴丸城跡は温泉津港灯台のある岬にある。櫛島にある櫛山城と鶴丸城、また入り口の対岸にある笹島城の3つでこの沖泊を守っていた。いずれも時間的な制約があり、訪ねることができなかった。

 沖泊はヨット泊地として訪ねたいところである。櫛島の東側Aに小さい防波堤がありその内側にはつけられそうである。 錨泊や槍着けならもっとできそうである。 2回目の訪問ならここへ行けば良かったと思う。 年齢的にはもう無理そうなので、 若い方のここの訪問記でも読みたいものです。



 

  城跡と沖泊   赤丸はヨット停泊候補地






  恵比寿神社近くの停泊候補地B

 

 

          2022-8-21

 



 

       上蒲刈向


  赤丸はヨット係留地



 上蒲刈島のヨット係留地は向港の他に県民の浜にかまがり海の駅がある。 そこはむき出しの地形ゆえに風浪の問題があり、天候の良い時にしか利用できない。 最近はそこを避けて下蒲刈に着けることが多い。今回は新しいチャレンジで上蒲刈島向港に停泊した。 ここは安芸灘大橋が架橋される以前の連絡船が運航していた時のポンツ-ンである。 今回は南系の風が吹いていた時で、それが収まるまでは係留していてもウネリが入りヨットは動揺していた。



  ポンツ-ンに着けた


  小さな食料品店があり総菜をかうことができた。 給油、銭湯は不明です。


          2022-9-5








 

     境公共マリ-ナ




  境公共マリ-ナ




 赤丸は3つの桟橋の先端部分に着けられる



 七類に停泊中にバスにのり境港へ行った。 観光案内所で自転車を借りて、境港を散策した。 ヨットの停泊地を探す。ここは本当に大きな港でどこへ着けたらよいのか分からないほどである。 境水道の両脇は島根側と鳥取側に区分される。 鳥取側にはフェリ-と大型漁船が付ける。島根側は空スペ-スが見られるが着けても不便のようである。



  境水道大橋、  境港側(鳥取県)から島根県側を写す



 境公共マリ-ナ(0859-45-4151)へ着けることができればヨットにとってはベストであろう。 しかし7月の繁忙期であったのか3回トライしてもいずれも満杯であった。 そのうち1回は、台風が来る恐れもあり是非ともそこで避難したいところであったが、無理であった。結局は七類からも逃げて十六島へ行くことになった。

 公共マリ-ナの近くには大きなガソリンスタンド、DIYセンタ-、ス-パ-がある。  観光としては「水木しげる」が有名である。



   ポンツ-ンの先端はゲストバ-スになっている  

 

 

      2022-9-6





 

         濃霧


  上関からクダコ水道までの予定航路、  白線に囲まれる範囲に濃霧発生


  2022年7月17日に隠岐巡航の帰りに濃霧に会った。 いつものように朝5時に上関を出港してクダコ水道を経由して下蒲刈を目指した。6時頃になって、平郡島に差しかかる付近より濃霧になり先が見えない。 レ-ダ-は無い。 古い話になるが、北海道を周航した時、さんざん濃霧に悩まされて「レ-ダ-の無いヨットでは北海道には行きたくない」と肝に命じていたのであるが、この時期は瀬戸内でも霧が発生することがある。巻き込まれてしまった。

 たしかWindyにはそのような霧の予報は無かったと思う。 知っていれば出港は取りやめにしたと思う。 また、平郡島の前方で霧の気配がしていたように見えたので、それを感知して、引き返す決断をすべきであった。 そのことは後になって振り返っての話になるので。事故が無くて良かったが、そのような決断はなかなか出来ないのが実状であろう。


 ここまで書いて気が付いたのである、霧情報としてはWindyは役立たない予感。他に何かあるかと言えばラジオ・テレビの天気予報である。これは欧米のものと違って、海のことが意識されていない「洗濯干し情報」のようであるのでこれも役立たない。 そうそう、あったではないのか、それはVHF16チャンネルの海上保安庁の航行警報である。 残念ながら怠慢な小生はVHFの電池切れを放置していて聞くことができない状態であった。 クル-ズに出る時にはこれをメンテしておくべきと知らされた。


 平郡島の北側は小型船、南側は大型船の本船航路である。 従い今回の濃霧中では小型本船との行き会いになった。 レ-ダ-は装備いていないけれどNewPeckスマ-トを持っている。それにはAIS機能があり他船の位置と進航(船首)方向が表示される。霧のなかでも他船を避けるのに、それは役に立った。 

 元本船乗りであったので、昔にレ-ダ-を霧中に使っていたのを思い出した。 それは、ダ-マ-トグラフの鉛筆でレ-ダ-画面に他船の位置をプロットして描き、その位置の変化で他船の動向を把握して避航動作をしていたことである。(今の商船はもっと近代化したレ-ダ-を備えていると思われる) ニュ-ペックでも船首方向は矢印で表示されるので、ヨットの場合は、他船と衝突の恐れがあるとの判断を待たないで、早めの大きな避航動作で他船にこちらの意図を知らせる必要がある。他船は霧中ではそのまま進路と速力を維持したまま航行してもらうのである。 ブイ近くでは他船は次の針路に転舵する予想が重要でその方向を考慮して、こちらも対処しなければならない。 

 幸い10時頃には霧が晴れた。 しかし、行き会い状態のガット船が反航してきた。 それはニュ-ペックでは確認されていない、ということはAIS装備していない本船であった。 霧中でなくて幸いであった。 本船はすべて装備していると今まで思われてきたが、法令で任意になっている船舶もあるのかと知った次第である。 調べてみると。

   AIS 設置義務船

 1. 国際航海に従事する300トン以上の船舶

 2. 国際航海に従事する旅客船

 3. 国内航海の500トン以上の貨物船


  航行中にニュ-ペックを見ていると上の義務よりもっと多くが設置しているようには感じていますが、ヨットにとっては内航船・漁船にもっと多く設置してくれればなあと霧を体験すると願望するものです。




  AIS位置情報  下記のオケラネットによる

   http://www.okeranet.com/AIS/ais.html

   https://www.bouken-asobi.com/map_ais.html   AISライブ船舶マップ




    2022-9-7









 

         ヴァイキング22


 弓削にて停泊中に、懐かしのヴァイキング22・敷島号に出会いました。 そのヨットは50年程も前に小生が初めて購入したクル-ザ-です。 今は亡き明石ヨットがそれを15隻ほど製造したと聞いています。 そのオ-ナ-は関西の方で、元従業員の山崎さんからアドヴァイスを受けながら、彼がリフォ-ム復元されたヨットに出会ったのです。

 製造されたそのひとつのヨットが岡山県玉野にあり、道路わきに展示されているように放置されていて、無残な状態を小生は見ています。 私が同僚に手放した艇は他の人に渡り、それを昔の仲間が見て、私に見ないほうがよいと言ってくれました。そのことは半世紀余りも経たことなので、しかたがないのかもしれません。

 私が所有していた時でもそのヨットは木部が多く、3か月ごとにニスを塗っていないとメンテナンスが大変でした。 自分がヨットを置いているいる現在のハ-バ-には、オール木造ヨットが2隻あります。 それらは大変に良い状態でメンテされております。 いずれもフルカバ-をしています。 従いヴァイキング22もそれをしていれば、長く保たれるのではないかと今は思っています。

  建造時の昔の話です。 当時はマーメイド号の堀江さんの太平洋横断の本に書いてあった影響でしょうか、ヨットを作るときは造船所に泊まり込んで作るのだという話がありました。 当時は長距離フェリ-の乗組員でしたが、会社に願い出て、2週間ほど臨時休暇にしてもらい、兵庫県高砂の船員保険施設に泊まって、造船所に毎日通って作った最初のヨットを手に入れました。

 

 

 建造中、 速魚と小生(若くて別人かとおもわれるのか....)

 

 その愛艇を4年間ほど九州の日向市に置いて楽しみ、最後は日本周航するために、会社を辞職して、周航を終えて会社の同僚に手放しました。

 小生はデインギ-しか乗ったことが無く、ヴァイキング22。「初代速魚(はやめ)」は初めてのクル-ザ-ゆえに苦労もし、楽しみもしたヨットでした。 2隻目は友人と共同で52fのケッチ「PING906」を買いましたが、それよりも思い入れの深いヨットに「初代速魚」はなっています。 さらにヨットの信頼性という点では、今乗っているヤマハ31フェスタ・「速魚Ⅱ」よりも、小さいながらも頑丈で時化ても安心して乗れます。

 欠点は腰が弱いことでブロ-が吹くと速やかに傾くこと、長さがないので波やウネリの中に入ってしまうこと位でした。  長所は、機走で現在のヨットとほぼ同じ5ノットで走ります。 また、停泊地の心配はありません、喫水が1.2m強なのでどんな小さな漁港でもスペ-スはあります。 クル-ジング中は、夕方まで走り、それから近くの停泊地を探せば良いことになります。 加えて、ハルの形状はロングキ-ルでしたので、今悩んでいるホンダワラがペラに絡まることは無かった。

 当時は、オ-トもファ-リングもGPSも無い時代でしたが、チャ-トと簡易港湾案内とラジオを聞いて天気図を書くことでクル―ズできました。 そのような、古い時代ではありましたが。


 予期もせずに敷島号に出会えたことは老生にとっては懐かしく嬉しいことでした。その夜は彼と話がはずみ、楽しいお酒が飲めました。

 

  

  敷島号




 初代 速魚


  

         2022-9-10




 


       航海計画



 台風14号が日本列島を縦断した。 935mbの非常に大きい台風であったが、予想されたほどの大きな被害を受けなくて済んだようだ。
 今年の巡航は、2019年に九州一周を半ばで中断したのを再挑戦するプランを立てた。時間的な余裕を持つために、その航程を2つに分け、天草付近のマリ-ナて秋まで短期係留をして、春と秋に実行しようと計画をした。


 しかし、岡山の母港に向かう行きの新幹線の中で、台風時期の保管に不安を覚えて急に考えを変え、隠岐クル-ズを行うことにした。 無事にそれを終えて現在は自宅にいる。 今回の台風は予定していたマリ-ナのすぐ近くを通過したようだ。 このことを恐れてプランを変えたのであるので、結果的には大いなる心配から避けることができた。
 それでも、この決断が遅くなったことによる大変さを、小生は今回のクル-ジング中に味わされることになる。 事前の航海計画が十分に練られていないので、その日その日の行動は、行きあたりばったりのものになった。 その反省のひとつとして「山陰の主要港と補助港」をまとめた。 突発的な出来事による入港予定地の変更には今後に山陰に行かれるヨットマンがこの港リストが参考になれば幸いです。


 山陰地方の主要港


 山陰地方の人にとっては、冬の強い北西季節風に悩まされていこると思われますが。 ヨットマンにとっては、その寒い時期にそこを航海する人は、まず、いないと思われる。
 山陰地方の春と秋には、北東と南西方向の風が、連続的一方的に山陰の地形に沿うように収れんして吹くようである。 従い、その風向の交替が起きる時期を知ることは、向かい風を避ける航路を選びたいヨットにとって重要なものとなる。九州の北岸・玄界灘もその影響下にあるので平戸方面に向かう時も同様である。間違うと新門司マリ-ナでの長期の滞在の結果が起きる。


 Windyは先の4-5日の天気を知るには必須のものである。それでも航海計画に使用する機能はそれには無いようである。
 昔の古い古い時代であるが、チャ-トのみでクル-ズしていた時には、本船用の水路誌を購入して読んでいた時があった。それには気象傾向が述べられている記事があり、おそろ恐ろしい内容でそれを読めば行く気が失せるような時代があったのである。 今は気象に関してはWindyが十分に役に立つ。


 海外のロングクル-ズではパイロットチャ-トを参考にして大洋横断の時期など検討したことがある。 日本付近のものがあれば役に立つのではないかと思わます。 過去の気象を長期に渡って見られるものがありそうであるが、私の努力が足りないのであろう、見つかっていない。 また、最近の気候変動で今までの例年パタ-ンが役に立つ時と立たないときがあり、そのことの考慮も必要とされる。 役立つ資料が見つかったとしても、難しいことに、それゆえに個々の艇長判断が重要なものとなる。


     2022-9-22