軍事・安全保障

 

  

  

  予備役の充実と郷土防衛隊構想。同盟を充実して日本の


  米軍基地を海陸空軍と海兵隊の4つに縮小整理


  情報部門を統合管理する情報庁の創設。


  原発警備を厳重に自衛隊へ移管

 


旧 軍事・安全保障 その1

旧 軍事・安全保障 その2

項目

西ドイツの予備役と冷戦の終結

ソ連の北海道分断を救った人々
  追記

 護衛艦”いずも”進水

兵器の安全と基地

郷土防衛隊構想

枝野幸男さんの憲法9条の条文

ソフィン戦争 隣国が大国である小国の運命

原発警備

シリアの化学兵器

シリアの化学兵器その2

軍の規律維持

2014年 大晦日の老人性躁鬱・脱走兵の処遇  アメリカの場合
 
軍法会議

古くからある新しい税

イプシオンロケットと核先制不使用条約

本当に怖いのは?

本当に怖いのは その2 スパイク対艦ミサイル

日本の対艦ミサイル

偶発戦争危機高まるか

戦後中国の戦争

工藤俊作・竹内一・  高橋伊望の責務

自衛隊のいじめと工藤俊作


海上自衛隊と航海科の充実

海上自衛隊と航海科の充実 その2

映画 永遠のゼロ

上原良司氏の特攻

アルゼンチン海軍観戦武官の証言

観戦武官

中国バブル崩壊と対外戦争

 欧州の民族自決

鎮遠・長崎事件

爺爺の集団的安全保障
 
米国退役軍人省

集団的自衛権の2の議論

英国から見た太平洋戦争

戦後の掃海作戦

道徳的憤怒の戦争

常勝寺

ポーランド近代史

ポーランドとシラフタ

零戦展示

ガリポリの戦いとトルコの近代化

エルトウールル号の日本訪問

映画 海難1890

多民族国家・マレーシア

ドイツの敗戦処理と北方4島

2014年 大晦日の老人性躁鬱・脱走兵の処遇  アメリカの場合
 
 追補

緊急提言
安倍首相の安全保障法案 強行採決の前に

  追記 開戦委任法
  
防衛省の武器調達

追補
   
シャルリー・エブドと筑波大事件

デンマークのテロに想う

神風とサンゴ密漁船

警備・巡視母船の建造

自衛官と軍用犬の命

映画 イミテーションゲーム
 追記 ポーランドによるエニグマ解読

F2B戦闘爆撃機の復帰
 追補
渡部陽子さんによる

新たな日米防衛協力のための指針・2015年

オスプレイの横田基地配備

チューズデーに逢うまで

ナチス 全権委任法
 追記
  
徴兵制
  
文民統制 その1

文民統制 その2

防大任官拒否と改革

テロは怖いのか?

 追記 パリテロの追悼

 追記2
   
映画 ドローン・オブ・ウオー

緊急提言  国連軍創設

陸軍桶川飛行学校
練習機での特攻

観戦武官

妻との特攻
 谷藤徹夫・朝子

いよいよ来た!戦時船員徴用
   
第2次大戦中の航空機の生産とその低下の真の原因

真珠湾の真実

コヴェントリ-爆撃

格安・安全保障4.1案

マッカラム覚書

ル-ズベルトとコミンテルンの戦略のすごさ  中西輝政氏による

軍事ジャ-ナリスト・神浦元彰氏が亡くなられました

大和ミュ-ジアム

彗星夜襲隊 美濃部正少佐

首相辞任の覚悟表明

第2次大戦 中立国スイス

奇兵隊の強さ

映画 スノ-デン

敵基地攻撃能力の前に

追記

 

第2次朝鮮戦争の米国開戦準備とは

宮古島への自衛隊配備

かの国への格安武器戦術  兵頭ニ十八さんによる

海軍艦船との衝突事故 まとめ

トリップワイヤ-と尖閣   兵頭二十八による

米中間大陸間弾道ミサイル密約

映画 ハクソ-・リッジ

北朝鮮問題 まとめ

失敗の本質

映画 ダンケルク

江田島 旧海軍兵学校を訪ねて

不死身の特攻・佐々木友次  鴻上尚史著

 

 


軍事・安全保障top



 

  

   西ドイツの予備役と冷戦の終結


 ソ連の空母ミンスクが1979年に日本海にやってくる
ので、盛んに当時のマスコミが北海道が危ないと大騒
ぎしていたのが、想いだされます。
ミンスクも後で分りましたが、機関に致命的な修理が
必要で、無理を重ねて日本海にきたようでした。
 日本では西ドイツの予備役のことはあまりよく知られて
いません。
なぜ日本と違って、西ドイツでは徴兵制をとっていたのか
も知られていません。
西ドイツでは敗戦以後も圧倒的なソ連の通常戦力と対峙
していました。NATO軍の戦力では、それに対して不足
で、戦術核の使用で対抗することになります。ドイツは
こと起こったときは、自国の領土で核戦争の戦場になる、
厳しい状況です。それゆえドイツは通常戦力の増大の
路線をとりました。
ドイツの再軍備の制約で12個師団に限定されていた
ので、予備役の創設をします。正規軍34万人をしのぐ
予備役59万人の大兵力を編成しました。
徐々にそれを第1線部隊に準ずる装備に拡充してます。
編成改革を重ねていくことにより34万人から100万人に
増大させます。それで防衛線をライン川からエルベ川に
押しやることができました。自国の領土での核戦争は
遠のきます。
1970年代末ではエルベ川をはさんで東西均衡した兵力
になりました。
1987年に至ってゴルバチョフは攻勢戦略を取り下げ
パワーバランスの逆転し冷戦が終結します。 
 現在の日本はミンスクの時代よりも、もっと脅威が高ま
っております。ソ連の太平洋艦隊はマスコミが騒ぐほど、
たいしたことありませんでしたが、
最近の中国の海軍の増強ぶりは目立っております。
中国の空母はミンスクと同じで騒ぐほどの空母ではあ
りませんが。注意しなければならないのは、
自分が合理的に判断をするから、相手もそうすると
は限りません。
日本もパワーバランスをとっておく処置が必要でしょう。

            2013-7-15


 追補

 2011年 ドイツは徴兵制を停止し連邦軍は職業軍人
と志願兵だけになった。ソ連が崩壊したので、現実対応
したということですね。

   2015-1-8




              
         
 
 

   ソ連による北海道分断を救った人々

 樋口季一郎   

赤丸が占守島


 今から68年前の1945年8月22日に北方軍は武装解除することになり
ました。終戦後にソ連は千島と北海道の北半分を要求して日本に侵攻した。
北方軍司令官の樋口季一朗の命令により、終戦以降にもかかわらず反撃を
命じた。
その命により占守島では上陸してきたソ連軍を断固として痛撃しました。
それで侵攻を遅らせることができた。幸いにもアメリカがソ連の北海道の領有を
認めなかったので、北海道は分断されずに済みました。 日本軍はどこでもやって
いた終戦後の速やかな武装解除に応じて、みすみすソ連の進駐占領を許して
いたら、それが既成事実化してしまい、アメリカは北海道のソ連領有を押し切られ
ていたでしょう。誠に戦後でも戦ってくれた軍人の方に感謝せずにはいられ
ません。名も残さないで血を流して守ってくれた下級兵士の人々がいたのです。
 他にも樋口季一朗さんはキスカ島の奇跡の撤退作戦を進言し成功させました。
あのリトアニアでユダヤ人にパスポートを発行した杉原千畝さんの2年前に、
オトポール事件と言われるユダヤ人救出に尽力しました。すべて彼の個人的な
決断です。彼がそこにいなかったらどうなっていたかわかりません。ソ連が彼を
戦犯として差し出せとの要求も、感謝されたユダヤ人の力で抑えました。
 樋口さんは淡路島の廻船問屋の出身の人で、奇しくも司馬さんの菜の花
の沖の高田屋嘉兵衛と同じ出です。日本のために北海道のために
後押しがあったのかもしれませんね。歴史の巡り会わせの不思議さを感じます。


     2013-8-25       


    追記

  オトポール事件のことを書こうと思っていました。 下記のユーチューブをみつけまし
たので、是非ごらんください。 長いですけれど、樋口将軍のお孫さんがよく説明されて
います。 ここでとりあげた根本将軍、犬塚大佐なども関連つけてお分かりになると思い
ます。 これをご覧になればx爺爺の拙い文より鮮明にご理解いただけると思います。



     奇跡の将軍 樋口季一郎  68分  いいね 
     https://www.youtube.com/watch?v=4caq5e_toz8
                  
         2015-12-14

      

  





  護衛艦 いずも  進水

 

空母型 護衛艦 いずも
                        
                            
 

 艦隊運用を前提とする、”いずも”が進水し艤装工事にかかりました。
旧軍の空母のサイズと比較します(機体の大きさは新旧で様々ですので目安です)

         全長(M)    全幅(M)       搭載機数 
いずも      248       38         ヘリ 14機
加賀       248       32            75機
飛龍       227       22            59機
ヨークタウン   246       25            87機

要目を比較して見れば一目瞭然のようにりっぱな正規空母としてのサイズを持って
います。スキージャンプ台を取り付けて改造し、F35Eを載せれば立派な空母になり
ます。集団的自衛権の見直しで、シーレーンの安全確保できるよう検討している
発言もあるので、ペルシャ湾や東シナ海での運用もあるでしょう。
かって戦車を特車と言っていました。主力戦闘機から爆撃装置をはずして改悪し
たり、軍艦に護衛専用の艦種が存在しないのにもかかわらず護衛艦と今でも称して
おります。このような欺瞞はこの際になくしましょう。特に軍艦は前の大戦でも
そうであったように、建造に時間がかかり、相手とのバランスを維持して抑止力
としなければなりません。従いどのような戦略を描いて建造計画を立てているのか
に関心をもたねばなりません。
今はこのあたりに政治がどのようにタッチしていのるか見えません。これが懸念
です。
おまかせで自衛隊に任せていると、旧海軍のようにアメリカを仮想的として壮大な
建艦計画で莫大な予算を使った関係で、いざとなって戦えませんと言えずに戦争
突入です。

 注) 加賀は赤城と共にハワイ攻撃のときの主力空母の1隻
    飛龍はミッドウエイ海戦で沈没
    ヨークタウンは米の正規空母、ミッドウエイで飛龍の攻撃で撃破

                   2013-8-11
 

  文民統制

  文民統制の放棄! なぜ空母・いずも・がうまれたか
   軍事ジャーナリスト 清谷信一さんによる

   http://toyokeizai.net/articles/-/64841?page=6


軍事・安全保障 top






  兵器の安全と基地
 

 沖縄で米軍ヘリ(HH60)事故がありました。ブラックホークを救難用に改造
したヘリです。任務により事故率は代わり、このヘリのように敵地で乗員を救助
する厳しい任務やその訓練では事故率が上がります。この乗務員の練度が高か
ったようですが事故が起きました。市街地でなくて良かったです。 今回のヘリは
オスプレイに比べれば事故率ははるかに低いと思います。兵器は常に最新で
高性能を追及するものであり、民用品に比べれば、事故率も高いのが常識です。
開発されたばかりのものなら尚更です。オスプレイの普天間配備で問題になって
いるのは、オスプレイの問題より、市街地のど真ん中に航空基地があるということ
です。オスプレイでなくても今回のようにヘリ事故はあります。兵器は事故が
起きるものとして、自衛隊も米軍も日本にある基地を見直す必要があります。

 安保条約の関係で日本を守ってもらうために、基地を差し出しています。日本側
にはアメリカを守らなくていい条約です。基地の中は治外法権ですので日本は立ち
入れません。事故原因も知らされず、日本は調べることもできない。
同盟条約を見直さない限りこれらの問題は解決できません。それらの負担の多くを
沖縄の基地がしています。沖縄に偏重している問題は日本の問題ですね。憲法も
含めて双務的な同盟にして、基本的なことからの見直しの時期にきているといえま
しょう。

                                2013-8-17

 











   郷土防衛隊構想


 近頃厄介な隣人を抱える事態となりました。 西ドイツでは冷戦のときに、圧倒的
な通常兵力不足を補うため、100万人の予備役を郷土防衛隊として編成した。
それでワルシャワ条約機構軍と兵力の均衡状態を作り、冷戦の終結に貢献した
歴史があります。
 日本にも予備役の制度があり、今回の震災で自衛隊史上で初めて招集され、災害復
興に貢献しました。

 郷土防衛隊とは島国ゆえに、軍事的には敵の上陸作戦の阻止補助部隊として
運用する。先の大戦でもエアーカバーのない軍艦は機能しないと分りました。
フォークランド戦争でエグゾゼ1発で英駆逐艦が轟沈したことを、思い出してくだ
さい。空軍の充実が最も大事なことです。しかし最新のステルス戦闘機は1機
200-250億とも言われています。これを揃えるには莫大な予算が必要です。
以前にもここで述べましたが、汎用の対艦ミサイルを開発または購入する。
予算的には1隻1000億円といわれる自衛艦の建造を中止して、
これの装備費用にあてます。

人員は消防団組織の自衛隊版で、ボランテイアにより人員が構成されます。
山影の見えないところから、目標にミサイルを撃てば直ちに退避する部隊です。
3日程の短期講習でできるようにする。緊急時以外は通常の仕事をしています。
手持ちのパソコン、漁船のレーダー、携帯発電機、農家のトラクター、
自家用の4WD車など手元にあるものでこのシステムを構成する。従い人員は
年金待ちの60代でも可能です。1個分隊10名で4発装備したユニットを
操作する。開発費用も含めて1000発以上は装備できるはずです。日本中を
ハリネズミのように配置すれば、相当な抑止力として機能します。

既存の12式の対艦ミサイルは性能的にも優れていますが、数をそろえるのには
時間と費用がかかります。以上は老人部隊ですが、35-40才ぐらいのミドルで、
派遣ばかりなので将来の見えない人々が存在します。この中で希望者には
1年の任期で、午前中はこの年代の体力にふさわしい訓練、午後はこれからの
人生のためのキャリア講習をします。この予備自衛官制度を創設してはどうで
しょうか。老人部隊よりはまともな予備になるでしょう。この訓練を終了したとき
の正社員雇用を義務とする制度も必要です。

スイスの平和は各家庭にある小銃や機関銃により担保されています。日本も郷土
防衛隊により抑止力として機能させましょう。オタクの妄想かな?

                 2013-6-19     

      










  軍事・安全保障 top
                                          
                                         
   枝野幸男さんの憲法9条の条文

 

枝野幸男 国会議員

 左右から叩かれるとご本人も言ってます。まだ民主党の方針に決定はしてない
ようですがタタキ台ができました。議論がすすめばいいですね。
 自民党オタク幹事長の本音はただただ旧軍の復活で、そこに現代から見た反省
も改革もありません。絶対平和の方々は先に核の先制攻撃を受けても耐えること
ができるのでしょうか?現状を変える議論がすすむことを願います。


 【現行部分】

 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する
手段としては、永久にこれを放棄する。

 2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

 【追加条項】

 9条の2

 1項 我が国に対して急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に
適当な手段がない場合においては、必要最小限の範囲内で、我が国単独で、
あるいは国際法規に基づき我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を守る
ために行動する他国と共同して、自衛権を行使することができる。

 2項 国際法規に基づき我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に
対して、急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段が
なく、かつ、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全に重大かつ明白な影響を
及ぼす場合においては、必要最小限の範囲内で、当該他国と共同して、自衛権を
行使することができる。

 3項 内閣総理大臣は、前二項の自衛権に基づく実力行使のための組織の最高
指揮官として、これを統括する。

 4項 前項の組織の活動については、事前に、又は特に緊急を要する場合には
事後直ちに、国会の承認を得なければならない。

 9条の3

 1項 我が国が加盟する普遍的国際機関(現状では国連のこと)によって実施さ
れ又は要請される国際的な平和及び安全の維持に必要な活動については、その
正当かつ明確な意思決定に従い、かつ、国際法規に基づいて行われる場合に限り、
これに参加し又は協力することができる。

 2項 前項の規定により、我が国が加盟する普遍的国際機関の要請を受けて
国際的な平和及び安全の維持に必要な活動に協力する場合においては、
その活動に対して急迫不正の武力攻撃がなされたときに限り、前条第一項及び
第二項の規定の例により、その武力攻撃を排除するため必要最小限の自衛措置をとる

とができる。

 3項 第一項の活動への参加及び協力を実施するための組織については、
前条第三項及び第四項の例による。

                  2013-9-12
 


   枝野幸男の保守とは       










           
             

 

 

 

 


      ソフィン戦争 隣国が大国である小国の運命

 

 

マンネルハイム将軍・大統領

 


 7月末に練習艦”かしま”がフィンランドを訪問した投稿動画を見ました。
礼砲21発の最高待遇で迎えられました。
館内見学も好評の様子が見てうかがわれます。 
 フィンランドでは東郷ビールが有名です。日露戦争後にフィンランド独立に
日本の勝利が影響した事実として、ビールは採りあげられます。
しかし1970年に海軍総督シリーズの中の一人として発売されました。
日露戦争で戦ったロシアのマカロフ提督もその中にありますので、
東郷だけのビールではありません。
フィンランド独立後に記念して発売された東郷ビールという事実はないようです。

 フィンランドは第2次大戦のころにソ連と二度戦争をしました。独ソ不可侵条約
で勝手にフィンランドとバルト3国はソ連圏内と決められました。
それでソ連はフィンランドにレニングラード防衛のためと称して領土割譲要求
をする。それを拒否してソ連と1度目の冬戦争になった。
フィンランド軍は予備役も含めて26万人、ソ連は60万人で戦車と飛行機は30倍
の差がある戦力でした。雪中の跡といわれるほど予想外に大善戦したけれど、
フィンランドは不利な条件で停戦講和した。独立は守ることができました。
その戦争でのソ連の大損害はスターリンの大粛清のせいで軍の幹部の大部分を
なくしていたのが原因と言われています。停戦から1年ほどして、
独ソ開戦になり今度はフィンランドは枢軸側に属し2回目の継続戦争を戦います。
一時は領土回復をなすがソ連にまた押し戻される、なんとか侵攻をくい止め
膠着状態になる。フィンランドは戦況がドイツの形勢不利と判断して、
分離講和を計り不利な講和条件をのんで休戦協定に調印した。
継続戦争では冬戦争以上の犠牲をフィンランドは払った。
ソ連はフィンランド軍の3倍以上の損害をうけた。困難な状況でもなんとか
フィンランド独立を維持しました。
戦後はソ連従属外交をして、フィンランド化と悪い意味でいわれていた時期が
ありました。でも今はどうでしょう、GNPは高く、ちょっとノキアは元気がない
ですが、学力テストの成績で世界一です。

 隣国は選べないといいますが、厄介なお隣さんは大変です。フィンランドに
比べてバルト3国は独ソ不可侵条約後に抵抗することなく無血でソ連に併合され、
独ソ開戦とともにドイツに占領されて、再びソ連に占領されました。
戦後もスターリン体制の中で多くの犠牲者をだし、抵抗したフィンランドよりも
多数の国民の犠牲者がでました。
冷戦の終わるまでバルト3国は独立できませんでした。大国の隣の小国の対応も
難しいものがあります。さて中韓の隣人を持つ日本はどうでしょうか?

                  2013-8-7
 
 








    原発警備


 北朝鮮の原発攻撃計画が報道されました。脱北した軍人は自分を大きく見せる
ために、こう云った発言をするので問題なしともいいます。しかし5月26日の
朝日新聞で”無防備な横腹”の原発警備の記事があります。
今回の事故が起きる10数年前でも、何度か原発沖をプライベートや仕事でヨット
やボートの廻航をしました。容易に原発近くに接近できる状態でした。携帯式の
対戦車ロケットで打ち込めば10cm位の鋼鉄には穴を開けられるので、警備の
必要性を代議士や友人に話したことがあります。柏崎原発の見学に行ったことも
ありますが、民間のガードマンがいた程度でした。同時多発テロ後にはサブマシン
ガンをもった警察官や海上保安官が警備をしているということですが、朝日の記事
では海上には手薄のようです。福島の事故で付属施設の故障でも重大な事故になる
ということが判明しました。
原発は攻撃できない原爆を所有しているのと同じです。
警察レベルより軍レベルに警備を格上げして原発警備連隊を創設して、各原発には
小隊レベルの警備を配置するべきでしょう。これは陸海空の統合部隊を創設して
運用する。原発攻撃も想定外のことではないですね、
想定能力不足というべきですね。








     シリアの化学兵器


 近日中にシリアに対して有志の国の空爆が行われるのかという状況です。
塩野さんの”ローマ人の物語”を読んでも、あの当時から現在のシリア
やイランの地域とローマの問題は大きな問題だったと分ります。何も解決できずに
現代まで来たのですね。 イラクには大量破壊兵器はありませんでしたがイラク
戦争は起きました。(国内のクルド人に対してはフセインは化学兵器を使用
しましたが。) 
 ヒットラーは同等の反撃を恐れて化学兵器を使用しませんでした。歴史的には
化学兵器を所有している側がその使用に対して、反撃があるなしで決断している
ようです。  今回の空爆があるとすれば、化学兵器の使用に対してその被害を
受けない側の人道的(?)な反撃をした初めてのケースになります。 
38度線に大量にそれを配備している北朝鮮に間違ったメッセージを与えないため
とも言われています。 原爆もそうですが、人道でも何でもなく、対抗する軍事
バランスが必要だといわれます。

                       2013-8-28

 

  シリアの化学兵器その2


 今日の報道では、シリアにある化学兵器を国際管理下で保管するというソ連の
外相の提案です。アメリカも理解を示しているようで、シリア空爆は保留の
模様です。
 北朝鮮の化学兵器はかって韓国の米軍が核兵器を持っていたためだし、
イランの核開発やシリアの化学兵器はイスラエルの核兵器に対抗するものです。
日本は中国の核兵器には米軍の核の傘で対抗しています。(日本の国民にその
自覚が有ろうと無かろうと。)
 シリアでは自国民にそれを使用した疑いが濃厚で今回の問題が起こりました。
アメリカの困った問題とは、今のシリア政府をつぶしてしまった後で過激派の
イスラムテロリストが混乱に乗じてシリアの政権につくことです。
米ソともテロリストに渡った化学兵器が自国で使われるのを阻止したい共通目的
があります。それで、もし今回の国際組織の保管で決着できればいい結末ですね

                              2013-9-10


軍事・安全保障 top








     軍の規律維持
 

 週刊BS-TBS報道部の動画で石破幹事長の憲法9条改正を語るを見ました。
彼の考えないし自民党の方針としては、軍の規律維持のために秘密の軍事審判所を
設け、最高死刑の判決で命令を拒否して従わない者に対処しようとしているようです。

 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=m2BXY8684cg

彼は過去より何も学ばないで、ただ旧軍の復活を策している人物です。戦後軍事
官僚は排除されましたが、まだ官僚が依然として政治をコントロールしています。
そのまま彼の云うように旧軍の復活を進めるのなら、戦前のようにシビリアンコント
ロールを欠き、軍事官僚コントロールに強制力を持たせてることになります。
また徴兵が復活して、壮絶な規律維持のために、鉄拳制裁とか連帯責任とか言い
出して、隊内いじめがはびこるのでしょうか? ドイツは反省を踏まえて、
軍法会議は廃止して軍には必須のものではないと決めました。
 学徒出陣のときの神宮球場での映像をご覧になったと思います。若い学徒が
徴集され、悲壮な覚悟で強制され出兵しました。 一方アメリカでは全国の大学の
キャンパスから学生が消えるほどの多数が徴兵事務所に殺到して志願しました。
ケネデイは大学を中退して海軍に志願し魚雷艇の艇長として日本海軍と勇敢に戦い
ました。この違いを戦争の敗因の一つとして石破さんは理解していないよう
ですね。圧倒的な物量と工業力の違いだけで負けたのではありません。
 震災や原発事故の多くの自衛隊員は出動しました。原発に対しても見事に自衛隊
員は躊躇することなく命を懸けて困難な任務を成し遂げました。
福島の原発の運転員の方々も当事者ですが、逃げることもなく事故処理を
しました。石破さんの考えは懸念でしたね。
それともこれらの事実認識がないのでしょうか? 
いつの時代にも少数の命令拒否や脱走する人がいるものです。それを理由に死刑で
脅して任務をさせようという発想を捨てましょう。愛国心教育や武道を推進しても
強制が伴うものなら効果はしれています。自分の国を自分で守る体制は必須で、
9条も変えなければなりませんが、石破さんの考えや方針では現状維持で少数の
改正でいいように思います

             2013-7-27









   2014年 大晦日の老人性躁鬱    

        脱走兵の処遇  アメリカの場合  

 
 今日で2014年は終わりです。新しい新年を迎えるために、田舎老人の杞憂です。

今年は安倍政権になって

日本版NSC創設、
特定秘密保護法の成立、
武器輸出の緩和、
集団的自衛権の解釈変更での行使容認を閣議決定

 これらの歴史的転換になる大事なことを決めました。

先の選挙では国民が安倍さんに白紙委任でおまかせという選択を選らんだ状況
です。近い将来に、理由はともかく、自衛隊が海外に出動して戦争をする国になる
のでしょう。

 その時になって選挙に棄権して、J婚と騒いでいたお年頃の女性は、こんなはず
じゃなかったと気が付くのでしょうか? 落ち着いた冷静な時に軍法会議や規律の
ことは決めておかねばなりません。少しはオタクの老生でも下記のスパイクさんの
記事を読むまでは、アメリカでは脱走兵の銃殺を、先の大戦でも1件しか執行しな
かった事実を知りませんでした。しかもアイゼンハワー総司令官・大統領は世間
に伏せました。
 民主主義の軍隊とは他の強権の政体とは違い、死を強制して脅して徴兵するの
こととは違いがあるからでしょう。 だから参戦した自発性の高い兵は強いのです。
日本は戦争に負けるわけです。 このような知識を持ち合わせていない安倍・石破
さんらに、おまかせで主導させると戦前に逆戻りした死を強制する兵制ができあ
がってしまいます。
いずれ徴兵制でしょう。

      スパイクさんのブログより
   http://spikemilrev.com/news/2014/12/27-1.html


 安倍さんの国会答弁を聞いていると、自信満々で聞く耳を持たず、他人の意見
を聞いて議論して物事を決めようという態度が見えません。彼のやりかたで、この
まま進むと、これから何か述べると非国民・国益を損なうという非難をあびせられ
て、排除される世の中になりそうです。

 日中戦争が始まる前までですが、庶民は神社に息子を徴兵にとられないよう
に祈願しにいくのが自然な気持ちであったという時代がありました。でも戦争に
動き出すと、あっという間に武運長久を護国神社にお参りに行く時代に突入し
ました。 戦後になっても、そんな庶民の親の素朴な気持ちを、圧力を加えられ
ずに表現できた時代が存在したことを忘れています。

 このまま政治が大衆迎合に走ったり、今回のような党利党略の選挙をしてい
ると、最後には政治・政党の信頼を失い、戦前の大正デモクラシーから軍事官
僚支配の強権政治になってしまいます。

 国民は政治家よりも、大声をあげて勇ましいことをいう軍人に、当時の悪い
状況を改善してくれるのではないかと支持しました。 政治不信だけで政治は
変わるわけではないですが、大不況からの経済悪化が相まって、強権政治に
支配されるようになりました。 日本では未だにバブル崩壊からの立て直しに
成功していません。安倍さんでも2%ほどすすめましたが、今では停滞して立
ち止まり、これ以上は希望がもてません。
 また政治が沖縄のことを、選挙結果で示されたにもかかわらず無視していく
と、沖縄の独立運動や中国への帰属の難しい問題が起きるでしょう。 
これから中国バブルが崩壊すれば、戦前の大不況の再現です。歴史は2度
繰り返さないと楽観はできません。外観は違った形で虚勢を張った勢力が力を
得て、まともに発言できない時代が来る恐れがあります。もっと悪いことに科
学文明が進んで、ネットワークから一層の監視ができる社会です。  昨年の
年末にも初夢・正夢・悪夢で同じようなことを言っていますが、この1年で現実味
がより増しました。 年寄はこんな鬱になりますが、若い方こそ問題なんですが。

 そうそう究極の選挙総括で老人連合が勝利しました。戦争になっても若者と
は違い、敵にわずか銃弾1発の損耗を与えるしか役立たずの老人ですが、
この状況が続けば、このまま逃げ切り、死んで後のことは地獄で若者を見守
るだけになりそうです。

    2014-12-31をむかえて。




     追補 
   
 米軍での脱走などの軍律違反の記事は日本でほとんど報道されることがなく、その
実際はよく知られていません。
 アメリカとの新しい軍事協力・ガイドラインが大きく質的に変更された報道がされて
います。 これから自衛隊が世界中の果てま行くことのなり軍事行動をすることになり
ます。自衛隊員の中で自殺やP.T.S.D・外的ストレス症候群の隊員が増えること
になるでしょう。脱走の問題も起こることになります。」しかし日本の与党の軍事問題・
重鎮は、アメリカのケースの実際をしることなく、旧軍の悪いところを踏襲する発言を
されています。下記のサイトをお読みになってお考えください。

  スパイク通信員の軍事評論
    http://spikemilrev.com/news/2015/4/29-1.html

     2015-4-29







 軍事・安全保障 top



     軍法会議


 憲法記念日です。自民党案には国防軍とそれに付随する軍事裁判所の設置
を改正したいようです。後者については田岡俊二さんの記事を読めば詳しいので、
判断の参考にしてください。確かに医療過誤の事件は専門に詳しいとはいえ、
医師会で裁くようなことはありません。
例外は海難事故でこれは海難審判所で審議しますが、刑事罰を課すものではなく、
原因追及を目的としたものです。(注 原因追及は安全委員会に移行しました)
 小生は軍事とそれにまつわる裁判については、まだ考えがまとまっておりま
せん。先の戦争で感じることは、戦時中に下された軍法会議や普通裁判による
死刑判決はその執行を終戦後より5-10年延期すべきものと思います。
戦犯の判決もそうです。
少し冷却期間をおく必要があります。熱狂の中では冤罪が生じます。
戦時中のスパイ即刻銃殺など特に禁止です。
 9条の改正には賛成しますが、結社や集会の制限など慎重に検討が必要なものも
含まれます。
96条の改正手続から始めるようですが、このままでは自民党の参議院大勝で
しょう。慎重にみつめていくことが必要です。 下記はダイヤモンドオンラインより田岡さん
の見解

  http://diamond.jp/articles/-/35306

2013-5-4









  古くからある新しい税


 納税には金納・物納があります。労務提供による納税はすっかり忘れ去られたも
のになっています。古くは防人、明治になって徴兵などがありました。同じ敗戦国
でもドイツの場合は、徴兵制度が存在します。現代日本ではそんなものを話題に
あげようものなら、目をむかれて総スカンをくうのが関の山です。この復活を持ち
出すのでは、ありません。
でも日本の危うさは、もし日本のどこかが攻撃でもされるような事態になった
とき、リメンバーパールハーバーではないですが、事前に何もタブー化して検討し
ていなかったがゆえに、徴兵制に一気にいくのではないかと懸念して
おります。徴兵制に行く前には、軍法会議の問題、軍隊につきもののいじめの
問題、軍隊と市民社会の問題など検討しておかねばならないことが多いです。
 バブル崩壊のあと金納では限界が見えて、限られた予算のなかでは、
労役による負担を考えた方がよいと思います。それも世代間の公平な負担を
前提とします。福祉施設の介護や先に述べた消防団的な郷土防衛隊構想の参加
など、議論を尽くして、人生で半年くらいの労役負担が必要ですね。

2013-7-10

 
 








  イプシロンロケットと核の先制不使用条約


 安価に衛星を打ち上げるイプシロンが成功しました。逆に地球上のどこでも狙う
安価なミサイルを持ったということです。ナイフと同様使い方ですね。
 アメリカは状況により核の先制使用をするオプションを持っています。中国と
インドは先制使用をしないと宣言していますが?。日本に核ミサイルを照準し
ている国があります。現状で日本に核ミサイルを撃ってくる状況ではもちろ
んありません。
しかし紛争がこじれた場合にはあり得ると覚悟しておかなければなりません。
その時に果たして、アメリカは自分のニューヨークを犠牲にしてまで反撃してく
れるかどうかも考えておかなければなりません。核のカサすらあると自覚しな
いで、生活していますが、核のカサの突き詰めて起こる問題はこういう事です。
 日本が現況で核武装するなんて絵空事です。国民は許しません。でも最初の1発
の被害を受けたら、一変して集団ヒステリー状態で、それの反撃を世論が支持
するでしょう。原発への通常ミサイルの攻撃でもそうなるしょうね。狭い国土の
日本には核戦争が起こればこれほど脆弱な国土もないでしょう。故に絶対に避け
ねばなりません。
まず日本と中国とインド及び賛同する国を加えて国際核先制攻撃禁止
条約を結ぶべきでしょう。日本には核はありませんから不思議な条約です。
3か月もあれば材料を持っていますので、その製作は容易でしょう。しかし作ら
なくとも原発よりできた生成物が豊富にあります、福島のものもありますね。
イプシオンに詰めて撃てば充分に今でも対抗できます。
 ニューヨークの壊滅に負けない同盟には相当な覚悟と対価が必要とされま
すね。
                                                   ;
2013-9-24

;







  本当に怖いのは?


 今か今かと北のミサイルに緊張した日々です。 今日は長年続けている政治家の
ポステイングのボランテイアに行ってきました。そこの事務所での会話で、
意外なことにが分りました。
なぜ、アメリカはイスラエルがやるような先制攻撃をしないのでしょうか?
原爆を作る前の段階でそのための施設をすでに破壊しているはずだ。
最近の北の言動は戦前なら宣戦布告と思われてもおかしくないはずです。
オタクの世界ではよく承知のことが、世間にあまり報道されていないようです。
それは北がソウルや米軍基地を射程に納めている生物化学兵器を地下の施設に
配備しているからです。空爆でも部分的にしか破壊できない施設です。
それが抑止力として北にとっては機能してきたからです。こちら側があまり認め
たくないので報道でフィルターがかかって世間に知らせてこなかったのだと
思います。
最近の韓国のテレビでガスマスクをつけて兵士の映像が映っていたり。
日本の評論家でもこのことを述べています。今回の緊張ではテレビでかって述べて
いた評論家の威勢のいい先制攻撃の意見が聞かれません。現実味を帯びると
慎重になるのでしょうか........ね

       2013-4-11
     

 

 本当に怖いのは その2   スパイク対艦ミサイル



     

イスラエル製 スパイクミサイル
      


 今日の報道で韓国は、この前に北朝鮮から砲撃を受けたヨンビョン島に、
イスラエル製のスパイクミサイルを実戦配備しました。韓国軍は自走砲で反撃し
たが、トンネル内に潜む砲を破壊できませんでした。このミサイルで精密に破壊
することができるようになります。前回に書いた、北朝鮮の現時点での最大の
抑止力は、38度線に展開した洞窟内の生物化学兵器砲弾を撃つ長距離砲や
ミサイルです。このスパイクを配備していくことで、ソウルがダーテイ兵器で
火の海になるのを韓国は防ぐつもりでしょう。ひょっとして、これで軍事バランス
がくずれて和解の道が開けるかもしれません。
 日本にもこのタイプの兵器を国産でもっていますが、なにしろ国際価格の3-4倍
はします。
フォークランド紛争のときにエグゾゼ1発でイギリスの駆逐艦が沈没。
今日も日本の接続水域を潜水艦が潜航しました。3度目です。スパイクが格安なら
25キロの射程があるようですので、上陸作戦用艦艇や舟艇に対して非常に有効
です。1000発ぐらいの大量購入して、予備役を訓練してこれを持たせ、農業用
のトラクターに設置した写真でも公開すれば、大きな日本の抑止力です。
沖縄はおれの物などと言ってはこないでしょう。
価格を調べるのに他のサイトを探したところ50基で発射台2セットで50億円の
予算とのことでした。砂漠用で性能にも問題点があるとの記事でした。
いずれにしろ性能は日々進化していくので、このタイプの兵器をもつべきでしょう。

               2013-5-20
 
  


 軍事・安全保障 top






 日本の対艦ミサイル


 日本の対艦ミサイルを調べてみました。飛行機や艦艇からのミサイルもあります
が、今回は安価に大量配備をする目的ですので、地上からのものに絞ります。
現在は88式で1個中隊は発射機4台でミサイル24発レーダーなど指揮支援を
含みます。これが4個中隊で地対艦ミサイル連隊になり、2011年で5個連隊が
配備されているということです。88式は150kmの射程だそうです。
この距離なら海岸線にレーダーを派遣しないと目標を探知できません。
自衛艦からも中継機能で撃てるようです。さらに改良した12式を開発中との
ことです。
日本開発の兵器は開発能力と生産設備の維持が目的で、また他国に売れないこ
とから大変高価なものになっています。冷戦のときより現実の脅威が生じて
います。
スパイクは射程25kmで汎用タイプのものです。具体的な性能はわかりませんが、
実用的には海岸線においた監視員の指示で見えない山影から4発同時に
発射してすぐに退避、それぞれのミサイルは個別に目標が狙える性能が要求
されます。せいぜい2-3日の訓練で発射できる操作性も必要です。自衛艦1隻
作っても1000億はするでしょう。中長距離は88式12式タイプで、短距離は
スパイクタイプを装備する。短距離タイプを1000発で1000億円なら格安の
抑止力になるでしょう。海軍はエアーカバーなしでは脆弱で航空戦力を整備する
のは1機200億円の非常に高価な装備です。上陸戦は装備をそろえ、戦力も3倍
で作戦しないと成功しない難しい戦いです。硫黄島のようにいったん上陸させて
からの戦いは本土では民間人の被害が多きすぎます。艦艇段階で沈めてしまう
のが効果的自衛隊が11月に行う統合演習で、射程が100km以上あるSSM(地対
艦ミサイル)を沖縄県の石垣島にす。スイスが永世中立を維持するために。
各家庭に小銃や機関銃を保管しているのと同じ意味合いの抑止力です。
あとは核ミサイルが照準を定めているのに、どう対処するかですね

                        2013-5-22
 



   追補
     
 展開する方向で、最終調整していることがわかった。
複数の政府関係者によると、陸上自衛隊のSSM「88式地対艦誘導弾」を石垣島に
輸送して展開する訓練を行う方向で、最終調整を行っているという。
今回の演習で発射は行わないが、88式地対艦誘導弾の有効射程は、百数十km
あり、石垣島に展開すると、尖閣諸島の周辺海域の艦船まで対象とすることが可能
となっている。
日本の領海への侵入を繰り返す中国をけん制する狙いもあるものとみられる。
FNNニュースより

        2013-10-23

 







   偶発戦争危機高まるか?


 中国が防空識別圏を尖閣諸島をカバーするものに決定したと通告しました。
日本のそれと重なるこことになり、お互いにスクランブル発進した戦闘機同士が
偶発的に戦闘に入る可能性高まりました。 最近ですが、日本の自衛艦に中国の
軍艦がレーダーを照射したことがあります。これは射撃専用レーダーでしたので
自衛艦に向けて引き金に手をかけたケースに当たります。アメリカ軍艦にこのよう
なロックオンをすれば間違いなく中国軍艦は攻撃されていました。
自衛艦は軍事常識を知らない中国海軍から退避して事なきをえました。
戦闘機なら一瞬の判断が必要なので、本当に難しい事態といえます。
 中国空軍が挑発で、どこまで行くと自衛隊や米軍が来るのだろうか?という軽い
感覚でいるとすれば、戦争・戦闘を弄ぶ行為といえましょう。果たして中国共産党
は軍を掌握しているのでしょうか?ソ連の赤軍大粛清も中国には無いし、革命か
らの軍と一体になった幹部は世代交代しました。日本の維新の政治家がいなく
なり秀才軍事官僚が支配した戦前の軍部に近い状態ではないかと懸念しています。
 もし撃ち合うな戦闘があっても、落ち着ましょう。想定内です。戦闘と戦争は
違います。どちらにも戦争の意思がないのなら短期間の戦闘で終わります。
ジタバタした方の負けになります。
 万一そのような事態には冷静に落ち着くのが大事です。 あおって書いているの
ではありません。
石垣島と宮古島には演習と称してパトリオットの対空中隊と対艦ミサイル中隊を
配備しておくのもありでしょう。

     2013-11-25








   戦後中国の戦争    


  第2次大戦後の中国の戦争をまとめてみました。

 1949年     東トルキスタン侵攻
 1950年     チベット侵攻
 1950-53年  朝鮮戦争
 1959年     ダライラマ騒乱
 1952-62年   インド中国紛争
 1960-75年   ベトナム戦争
 1969年      ソ連中国紛争  ダマンスキー島
 1979年     越中戦争
 1984年    再越中戦争

  以上のように中国は国境を接する国と常に紛争してきたのが事実です。
昨日にB52が中国が宣言した空域を飛行しました。
中国とアメリカは長距離核ミサイルで対峙しているので、あえて原爆搭載可能な
B52爆撃機で飛行して、その事実を中国に認識させようとしたのではないかと、
神浦さんは述べておられます。日本も既成事実化を避けるために、航空機を今ま
でどうり飛ばす必要があります。韓国もすでに実行したと報道されています。
トラブルは戦争ではないので、冷静に対処することです。
 
           2013-11-28  
  


軍事・安全保障 top






  自衛隊のいじめと工藤俊作

               
 たちかぜ乗り組みの海上自衛隊員が自殺した事件で横浜地裁は、いじめは艦内
では日常茶炊事で本件は氷山の一角と判決がありました。 高裁では遺族への
賠償保証額も400万円から7700万円に増額された。また学校のいじめ事件の
時と同じようにアンケート調査を実施した。それを海自が破棄したと偽っていた。
それの疑問を法廷で陳述した自衛官を懲戒処分にしようとした。この処分は見送り
になりました。
 今日の報道では同じように上司のいじめ・暴行で隊員が自殺しました。先の事件
で海自が謝罪したのは5月です。今回は1月であったのに昨日のこの事件の発表
です。海自はいじめに対して黙認して大事なこととは認識していないのでしょう。
 

 工藤俊作は駆逐艦雷の艦長に着任すると同時に、本日より本官は私的制裁を
禁止する。特に鉄拳制裁は厳禁すると発言する。また工藤は兵の失敗はやる気が
あってのことなら決して叱るなと言っていた。それで4000m先の潜望鏡を識別でき
る兵が続々誕生する。それで艦内の士気も向上して成果もでるのです。
 現在の自衛隊ではこの伝統を受け継いでいないのでしょう。防衛大学では8月7
日に上級生のいじめに対する告発が起きています。工藤俊作を海軍兵学校で教育
した校長の鈴木貫太郎は従来の教育方針を大改革した。
 1.鉄拳制裁の禁止
 2.歴史及び哲学教育の強化
 3.試験成績公表禁止・出世競争意識の防止

 自衛隊の現役艦長・連隊長は即座にいじめの禁止を部下に命令すべきです。
戦前のあの旧軍でもできたのですから。軍の命令組織はそういうものです。

 防大では鈴木貫太郎の教育方針を掲げるべき、軍人であるまえにジェントルマ
ンであるべきです。仮性敵国と思われる国では軍備は質・量とも上回っています。
だが装備品を売収したり階級を上げるのにワイロが横行しています。防大の小さ
な固まった枠から外れた生徒をイジメで追い出したりせずに、あらゆる能力を取り
込んで柔軟な組織をつくらないかぎり太刀打ちできないでしょう。集団的自衛権の
問題云々よりこちらの問題が先です。
将来にもし徴兵の問題が起きたときには、隊を辞めるわけにはいきません。これ
の解決がより大きな問題になりますね。

      2014-9-2

   追補
   
 防大生が保険会社から医療費を詐欺した事件で2日に18人が490万円不正
受給したと防衛省が発表した。またOBの現役士官4人が懲戒免職された。
 防大教育を見直す機会がきているのではないでしょうか?防大生は普通の大学
生ではありません。給与も支給されて健康保険・年金も加入しています。それでも
2割近くの学生が自衛隊に入隊していません。学費や寮費の免除程度におさえ
る必要があるとは思います。  普通の大学に近いものにして、一般大学卒の幹
部候補生制度があるので、その課程での統合教育制度にしたらどうでしょう? 
昇進も防大卒が極端に優遇されていると聞きます。幼年学校重視の昔を思い
出します。旧軍の復活ではなく本当の新しい自衛隊であってほしい気持ちです。
歴史の節目に来ているようで、国民の期待でなく官僚や政治家のために外地で
戦闘する羽目になるかもしれませんね。棺桶に片足踏み込んでいる、イザという
ときに何も役立たない老人のたわごとです。


     2014-9-.3

     追補2
    
 アフガニスタンで起きた中国系米軍兵士がいじめ自殺した事件では直属の
上官も起訴されました。確かに小隊長レベルなら、いじめに加わらないまでも
それを把握していないような隊長では部下の掌握不足な将校でしょう。下級
将校にとどまらずに艦長や連隊長レベルにもおとがめがあれば変わっていく
かもしれません。

    2014-11-10

 

海上自衛隊と航海科の充実

海上自衛隊と航海科の充実 その2



  
 



    上原良司氏の特攻  中嶋博昭編    




 特攻というこの重い事実に関して、映画永遠のゼロにも涙しましたが、乳房橋で
上原良司さんがお母さんに3度も、いつにない大声でさようならと叫ぶ描写も涙無し
には読みすすめません。

 百田さんは戦後生まれの作家ですので、たくさん資料を集められて思考された
と思われます。この本も絶対に読んでおられると思います。しかし上原さんを
主人公にしないで、なぜ実在しない宮部を創作したのでしょか?
そこが彼の大事な意図ですね。しかし結果的には彼は宮部で成功します、
庶民の支持を得てベストセラーになり、映画化もされました。また安倍さんの
ブレーンとしてNHK経営委員に就かれています。
 
 上原さんは戦争に行って死ぬんだとの自覚を持ちながらも、ノンビリと現在と
変わらない学生生活をエンジョイしている日記を残しています。当時も今の学生と
同じですね。学徒出陣までは意外とケーキ・すし・すき焼きなどを食べることができた
ようでした。また意外にも軍隊に入ってもこんなに煩雑に親兄弟・親類に面会でき
たり、やりとりできたのですね。強い家族愛で結ばれています。
 上原さんはこの戦いは敗れるのは必定で、戦後の自由社会の実現まで予想して
いながらも、特攻を命ぜられてその運命より逃れることはできませんでした。
志願として強要された献身であった。仕方ないと心で泣きながら応じざるを得な
かったのが実情です。
 特攻が決まったあとの車内の風景という記述では、庶民の戦争どこに在りやと
いう顔つきをしている、我体当たりをしたあとも数日もこういう風景が続くので
あろうか凝視して書いています。
 彼の出撃104機でわずか3隻の損傷を得たのみでした。沈没なし。
連合軍の対応がすすんで戦果が乏しい状況です。その後も終戦まで特攻を続け
ました。あとに続くと激励していた上官も戦後生き延びる。軍部・軍事官僚は
戦後は特攻は志願であると自分の責任逃れのために顕彰してみせた。
学徒や兵を消耗品として扱ったこと、戦術・戦略の失敗の責任をとることは
ありませんでした。
 今もそうですが権限・権力とそれの責任を明確にしておかなければなりません。
原発事故で人災にも関わらず誰ひとりとして責任をとっていません。
過去の問題ではありません。

 


  青春の追憶 この音楽  プロコルハルム  青い影  6分
  45年前と同じ声で歌っています。胸が苦しくなって思わず涙がでそう.......心筋梗塞の前兆と云われそう。
    https://www.youtube.com/watch?v=St6jyEFe5WM

 

           2014-3-26

  軍事・安全保障 top










   アルゼンチン海軍観戦武官の証言  

                


  この本は1998年に出版され友人から借りて読み、2005年に再版され購入して
再読しました。著者はアルゼンチン海軍大臣にまでなった人で、1928年に辞職した
海軍大将マヌエル・ドメック・ガルシアです。
 彼はジェノバで建造中であった同国の装甲巡洋艦リバダビア(春日)とモレノ
(日進)の建造委員長でした。日英同盟の英国の後押しでこの2隻を日本は
購入しました。
春日の廻航委員長は鈴木貫太郎です。日露戦争のアルゼンチン観戦武官として
日進に乗り込み日本海海戦に参加した。その日進が被弾して山本五十六が負傷
しています。日露戦争のち2年間滞在して、観戦レポートを母国に提出。
機密であったので日本では知られていませんでした。
1993年に練習艦隊がアルゼンチンを訪問した際に発見され翻訳出版されました。
 日本海海戦の観戦武官は英国とアルゼンチンの2国だけです。日本海海戦は
英国観戦武官の指揮により勝利したという話を聞いたことがありますが、
それを主張する人はこれを読んでないのでしょうね。
 日本海海戦の詳細報告よりも日本海軍の要員教育の問題とか人材の活用とか
の考察にすごさがあります。彼によれば勝つべく勝つ戦いであった。

    2014-2-18

  



     観戦武官

 沙河会戦 黒木将軍と英国観戦武官ハミルトン


  秋山真之が観戦武官となり米西戦争で港湾封鎖を学び、日露戦争で旅順港閉塞作戦をしたことは有名です。

 ここでもアルゼンテイン士官・ガルシアのことを書いています。それは詳細な分析でよく分かったなあという優れたものです。 英国のハミルトンも 同様に記録を残しています。 アメリカはマッカ-サ-の父親が日露戦争に観戦武官として派遣され、マッカ-サ-も副官として同伴しました。 彼は占領軍司令官となって日本に来て、彼はどうして今の日本の将軍達には、日露戦争のときの将軍と違うのかと嘆きます。

  日露戦争は、陸海軍ともに当時の近代戦のさきがけとなったものです。旅順攻撃で、機関銃で守られた側へ突撃攻撃の無謀さを観戦武官は学んだはずですが、第1次大戦では、それが生かされずに数百万人の戦死者をだしました。 同様に日本でも第1次大戦の教訓を次の大戦では生かせませんでした。 

 第2次大戦では観戦武官の制度は、戦争が世界的に広がった戦い故でしょうか、見られなくなりました。 日本の自衛隊は密かにでも湾岸戦争など派遣しているのでしょうか?


国     武官名   戦争名     観戦・報告・その後             最終地位

徳川   榎本武揚   シュレ-スヴィヒ・ホルスタイン戦争 プロイセンとデンマ-クを観戦  中将                  徳川  赤松則良    同上
日本    大山巌    普仏戦争                     元帥
日本    秋山真之   米西戦争                     中将
日本    柴五郎   義和団の乱                    大将
アルゼンテイン マヌエル・ガルシア 日露戦争 日本海海戦・軍政に関する報告 
                                         海軍大臣
イギリス イアン・ハミルトン 日露戦争  第1軍に従事              大将
イギリス ペケナム      日露戦争  戦艦ドレッドノートの設計に活かす    大将
フランス コリヴィザール   日露戦争
米国 アーサー・マッカーサー 日露戦争  野木将軍の第3軍に随伴        中将
米国 パーシング       日露戦争
ドイツ ホフマン・マックス   日露戦争   タンネンブルグの戦い        中将
ブラジル            日露戦争
チリ              日露戦争
オーストリア          日露戦争
オスマン帝国 ベルテブ・パシャ 日露戦争   旅順・奉天の戦いで負傷     参謀本部長
イタリア            日露戦争
スエーデン           日露戦争
スイス フィリッツ・ゲルチェ  日露戦争
スペイン            日露戦争
日本 下村忠助         第1次大戦   ユトランド沖の海戦で戦死     中佐

       2016-1-23



   軍事安全保障 top




    中国バブル崩壊と対外戦争  

 
 中国の今の状況は日本の戦前の昭和の時代のように、政治が軍部をコントロール
できていない状況です。日本では維新の志士が死んで、政治が軍事官僚を
コントロールできなくなった時代と同じです。毛沢東・トウ小平が死に、
同じ状況ですね。中国にはソ連のように赤軍大粛清もありません。
ソ連は軍拡競争に敗れ、自国の経済が破綻しました。最後の暴発もなくありが
たいことに冷戦を終えました。
ソ連の経済の破綻はその国にとどまりました。自由主義諸国はソ連に経済援助・
投資をしてはいませんのが救いでした。
 中国はどうでしょう、現在の中国のことが想像できたのなら、これほどの資本を
投資してGNP世界2位の地位まで、民主化をさせずに押し上げてしまうことは
なかったでしょうね。日本にとっては互恵どころか敵を育ててやった結果です。
戦略的に誤りました。
 交易をするには合理的な精神を要求され、その規模の拡大につれ当事者は
進歩せざるおえない状況になるものです。中国では腐敗が極大する原因で、
バブルがはじけることになります。健全な成長を待っていることはできません。
 日本での昭和の始めを思い出しましょう。経済の不況で農村が崩壊しました。
政党政治は対立を繰り返すばかりで対策を立てられずに、結局庶民は満州事変
に独走した軍部に革新を期待しました。軍部は2.25事件以来に暴力をちらつか
せることで政治の実権を握り、最後は冒険的に始めた中国戦争を解決できずに
日米戦争を迎えました。そして日本は破滅しました。
 中国のバブル崩壊で中国の庶民の怒りの矛先が政府により誘導され日本へ
向かえば、瀋陽軍管区(日本の満州軍にあたります)が暴走して対日戦争になる
状況と酷似していませんか?
 この状況でさらに悪いのは崩壊の影響でリーマンショックの何倍もの不況を
日本が受けることです。日本の民心も平常心を失い全面戦争を国民が支持する
でしょう。
 勝敗の結果は分りません、終わった後にはまた荒涼とした焼野原が残るだけ。
 どうしたらいいのでしょうか?敵に武力的な冒険行動を思いとませる
戦力バランスを日本が持つしありません。専門家も破裂は2-3年で起こると言い
始めています。
 困った。 必ずはウソが多いし、無くて欲しいも願いかなわずですね。

    2014-3-7







    欧州の民族自決 

  

  クリミアのロシアへの併合がすすんでいます。第1次世界大戦後に始まった
欧州の民族自決の動きをまとめてみました。
 一見民族自決の大義でうごいているようにもみえますが、実際は時々の
パワーバランスで決まっています。
 今後中国のモンゴル・チベット・ウイグルなども大きな問題になりそうです。

  第1次大戦後
  ユーゴスラヴィア   クロアテイア・セルビア・スロベニイア3民族の連邦制成立
  ポーランド   ロシアより独立
  フィンランド ロシアより独立
  バルト3国  ロシアより独立
  チェコスロバキア  オーストリア・ハンガリー帝国より独立 
  ハンガリー     オーストリア・ハンガリー帝国より独立
  オーストリア   オーストリア・ハンガリー帝国より独立
  ウクライナ   独立宣言するも赤軍に制圧されソ連邦に
   
   第2次大戦後
    バルト3国  ソ連邦に組み込み
    ドイツ  東西に分離

   冷戦終結後
   バルト3国     リトアニア・ラトビア・エストニア3国に独立
    ウクライナ     ソ連より独立
   ベラルーシ     ソ連より独立
    チェコスロバキア   チェコとスロバキアに分離独立
   モルドバ      ソ連より独立,沿ドニエストル共和国は独立状態
   ユーゴスラヴィア  スロベニア・クロアテイア・
              ボスニアヘルツエゴビナ・セルビア・ 
              モンテネグロ・
             コソボ・マケドニアに分離


               2014-3-20

   






   鎮遠・長崎事件   
 
    

  鎮遠

            
 
 鎮遠は1882年進水の日清戦争当時の東洋一の戦艦です。 当時のイギリスは
戦艦の主砲は30.5cmの前装填のもので、鎮遠は後装填の最新式の軍艦であった。
日本は日露戦争のためには戦艦を建造して準備したが、この時代は清との海軍力
には大きな力の差があった。
 戦艦鎮遠と定遠に備えるために、せいいっぱいの32cm砲1門だけ装備の1点
豪華主義の巡洋艦を松島・厳島・橋立の三景艦で対抗した。実戦では役立たず
 明治一九年・1886年に鎮遠・定遠など4隻の北洋艦隊が長崎に来航した。
水兵が市内で乱暴狼藉を働いた事件が長崎事件です。日本は清の威圧に対して
おおいに恐怖しました。中国はいつの世でも押せる力を持った時には、力を背景
にして押してくるようですね。
 日清戦争での海戦に日本は勝利して鎮遠を鹵獲して、改造し日露戦争にこれを
使用しました。
 中国は日清戦争以来に海軍を持ったことがなく、最近になって大きな艦隊を所有
するようになりました。国際的なネイビー共有文化・常識がまだ育ってない
ようで、近頃の問題を起こすようになっています。仏像つくって魂いれず、
日本のようにお手本とするイギリス海軍もありません。
 意思もないのに起きた偶発紛争は避けねばなりませんね。


元粟島海員学校にあった鎮遠の号鐘


     2014-6-2


軍事・安全保障 top





     爺爺の集団的自衛権・安全保障 
 
 
 安倍さんが公明党と議論している集団的自衛権の議論が山場を迎えています。落
としどころは不明ですが、これからは内閣が、この行使を決めると国際紛争の解決
に軍事力の使用が容認されることになります。

 爺爺が50年も前ですが、中学3年の社会科の授業で新・旧の憲法を学びまし
た。国際紛争を解決する手段として武力行使の放棄と軍隊を保持しないと書かれて
います。小学生でも理解できます。それを自衛のためならと自衛隊・軍隊はよし
として、憲法解釈だけで憲法を見直すこともなく、現在に至っています。大きな節
目を迎えて、理由は何でも紛争解決に軍事力を使用することに踏み込むのなら、
姑息な手段でやろうとしないで、国民的議論をして憲法を改正して、現実にある
自衛隊を認知して、その使用に法的な整合性を持たせることが必要です。

 イラン・イラク戦争の時に丸腰でクウエートまで航海しました。他船では人的被
害もでました。安倍さんの解釈変更でこれからは護送船団で紛争地には輸送でき
るようになると思います。またシーレーンの防御に機雷除去艦艇を派遣します。
紛争時ならその護衛に艦艇・飛行機を随伴させなければ任務は果たせません。
激しい最前線の戦闘が必定です。この想定がないまま掃海艇の議論をしている
ようです。 本当に起こることは、外航船員が絶滅した今では、そのシーレーンを
航海する日本船が存在しないことです。便宜置籍の他国の船員も下船してしまい、
日本へ輸送する船舶が大幅に減少してしまいます。その想定もしないまま集団的
自衛権の議論でシーレーンを述べても現実的な意味はありません。

  自国が攻撃されないのに他国を攻撃するには宣戦布告が必要でしょう。また
同盟の条項内容によりけりです。参戦規定があれば同盟国と参戦です。
 核のある今では、他国の防衛のために自国の大都市を壊滅させてまで同盟の義務
を果たしてくれるかは、こちらにそれなりのものを要求されるし、疑問もあるでしょう。 
同盟と集団的自衛権とは同じ土俵で議論が必要です。また自国の軍備をそろえるの
には、同盟か自分の国は自分で守るのか、で大きな予算の違いがでます。
いずれにしろ時間がかかる大きな問題です。

 安倍さんの変更で、自衛隊が海外で多くが戦死するようになると、隊員不足が
生じ徴兵制云々の話が起きるかもしれません。大事なことですね。
 
           2014-6-21

;  









    米国退役軍人省  

      United States Department of Veterans Affairs
 
  国防省に次ぐ2番目の規模の省で予算876億ドル・8.8兆円を使い
職員28万人を要する。退役軍人に関する医療・給付など管理する。
現職長官はエリック・シンセキでハワイ生まれの日系3世です。陸軍参謀
総長のトップまで務めたが、イラク戦争でラムズフェルド国防長官とイラク
占領政策で意見が対立して解任されたが、彼の意見が正しかったと今度
はラムズフェルドが退任することになった。

 なぜアメリカの気にもとめていない省のことを書いたのかは、内閣の意思
で外征軍を派遣する大きな歴史的節目をむかえることになるからです。
米国の国防予算は2000年から14年間で概算30兆円から70兆円になり
ました。その負担に耐えられないでイラクとアフガニスタンより撤退。クリミア・
シリア・今回のイラクで米国は内向きの戦略をとらざる負えなくなりました。
 日本の国家予算ほど軍事予算を組むアメリカとは比べられないですが、
今後にでる日本軍の戦死者・負傷者に相当な予算を覚悟しなければなりま
せん。この省の予算は現在の自衛隊の予算の倍あります。日本版退役省
が必要になるのかもしれませんね。日本の軍事予算は増加していきます。
次は1%の制限枠の撤廃になるでしょう。財政破たんはますます近くなって
きます。

      2014-6-28
 






   集団的自衛権の2つの議論
 
   下記の2つのご意見を目にしました。このような方々が意見をかわせて
決めていただきたいものです。細谷さんは安倍さんの安保法制懇談会のメ
ンバーです。彼の述べているようなら問題は少ないのですが。アリの1穴の
ように思いのほか違った場面を見せるのが心配です。神浦さんの外務省ク
ーデター説はまだ世間ではよく知られていないです。戦後の民事官僚改革
を怠った結果で、外務省による省益追求が戦争を欲するものにまでなった
のかという感じですね。
 悪くすると取り返しのつかない事態になるので、いずれにしろ関心をもつ
必要があります。

  細谷雄一さん7月2日の意見 
   集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定
  http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/

  神浦元彰さんのコメント
  http://www.kamiura.com/remail/continues_789.html

     2014-7-5

  






   英国から見た太平洋戦争
    外国人記者ストークスによる   

   


                     


 欧米主要紙の英国人在日支局長を長年務めたストークスさんの本を読み
ました。米国からの先の戦争についての情報が多いなかで、英国から見た
戦争観は新鮮なものを感じました。
 日本のマレー作戦は真珠湾の数時間前に布告予定も無く突入した。3個師
団の少数で、植民地軍が主力だが倍の兵力をもつ英国軍を短期間で1100
キロ進軍して撃滅してシンガポールを占領。後にビルマも占領して東南ア
ジアの英国植民地を日本が占領した。
 これを契機にして植民地の民衆は目覚めて戦後の世界の植民地が独立す
ることになる。英国はインドの独立などで主要植民地を失い、長期没落の道を
たどることになった、サッツチャーにより立て直して英国は現在に至ります。
 会田雄次著のアーロン収容所では英国女性兵士は平気で目の前でパンツを
脱ぎ、捕虜に洗濯を命ずる描写があります。それぐらい日本を含めてアジア人
等には差別意識を持っていました。日本人により英国の繁栄とプライドを傷つけ
られたので、戦後は恨み骨髄の意識を持ちました。
 著者は三島由紀夫にも詳しいけれどこちらが浅学なので興味のある方は
そちらをお読みください。


    2014-7-18


軍事・安全保障 top




   戦後の掃海作戦  


   



 昭和の40年代でも、海上保安庁の航行警報で機雷に関するものが
ありました。現在の集団的自衛権の議論のなかで機雷の掃海の件がもち
だされています。安倍さんはペルシャ湾での掃海がやりたいのでしょう。

 湾岸戦争のあとでの掃海を自衛隊が行い、1兆円もだしたクウエート
にもそれでやっと貢献が認めてもらい、その成功体験が影響しています。

 今回の議論の中で不思議と朝鮮戦争の最中に上陸作戦の先駆けとして
の掃海部隊の派遣については知らぬふりです、戦死者もでています。停戦
後の掃海と違い戦争行為そのものです。従い日本は戦後に参戦しています。
 船乗りしていた時の甲板長は実際にその掃海艇に乗っていました。

今度の議論の掃海もホルムス海峡に派遣する状況は戦争行為そのものの
掃海になるはずが、前回の停戦後の掃海と混同されているようです。
まだまだ論議が必要です。

       2014-7-20
  


 追記

 大和ミュ-ジアムの隣に自衛隊の潜水艦が陸上展示されています。

掃海に関する展示がメインですので、呉に行った時には、ご覧になって

ください。

      2016-10-15

       





   道徳的憤怒の戦争  米国の場合   

 
           

 ハバナで爆沈した戦艦メイン
                     


  アラモ砦の戦闘  米墨戦争  1846年  
    カリフォルニア・ニューメキシコ・アラバマを得る
  メイン号爆発  米西戦争 1898年
    キューバ保護国・フィリピン・プエルトリコ・グアムを得る
  真珠湾攻撃  太平洋戦争  1941年
    日本占領
   トンキン湾事件  ベトナム戦争  1964年
    自作自演の模様。米国敗北
   

今でも50代にしか見えない高倉健さんのかってのヤクザ映画を
  オールナイト映画館で見たものですけれど、もうそれを知っている人
  は少なくなったでしょう。いつも決まった筋立てで、耐えた健さんが
  憤怒の情で 悪のヤクザに立ち向かうところで喝采が起こります。
  下世話な例ですが同じことでしょう。

   何の予告もなく不意打をくらい被害を受けたり、卑劣な行為による
  戦闘があると、道徳的憤怒を呼び起こし戦争の原因となります。
  年賦のごとくアメリカはそんな歴史をもって戦ってきました。
   利益も得ています。
   湾岸戦争・イラク戦争・アフガン戦争も同じです。

   怖いところはそれまで平和を唱えていた人々が、事件を契機に一転
  して開戦支持に回ることですね。冷静な判断を失います。他人事では
  ありません。理想主義的な言動は案外底が浅く豹変に気を付けなけれ
  ばなりません。


                   2014-8-6
  








   常勝寺・鴻巣 支那駐屯歩兵第1連隊
         


        

常勝寺


     


       連隊句碑        

境内永代供養地 軍馬慰霊塔もあり

 

 

 埼玉県・鴻巣の荒川沿いにあるお寺です。境内に軍馬の慰霊碑もあり、気に
なって調べてみました。 なんと盧溝橋事件の支那駐屯歩兵第1連隊の供養地
であったのです。常勝寺の名前でここにあるのでしょうか? この連隊の補充地
は千葉になっていますが。
 北進事変のあと1936年に北平・北京で編成された。補充を受けたとはいえ多
くの戦死者・2700名余をだしている歴戦の連隊です。有名な大陸打通作戦に
参加しています。南昌で終戦を迎えた。
 
 最初の連隊長はインパール作戦を主導したあの牟田口廉也です。日中戦争
開始にも影響を与えた指揮官ですね。

          2014-8-11

  


   軍事・安全保障 top







    ポーランド近代史  
 

 伊東孝之 著作

     
          
 ポーランドは世界史地図をご覧になればお分かりのごとく宗教改革の時代
まではカソリックで欧州の大国です。18世紀になり衰退してロシア・プロイセ
ン・オーストリアが分割して消滅した。ロシアはポーランド語を制限してロシア
語を強制した。ポーランドの民族意識は高まり何度も反乱する。1830年の
反乱を題材にショパンが革命を作曲した。第1次世界大戦でその3国が衰退
して1918年に第2共和国として独立。

  なんでポーランド史なんだとお思いの方も多いでしょう。前に書いたシラフタ
のこともあの分厚い高校の世界史教科書に載っていなかたのにと....
 ポーランドの歴史のなかでやっと独立したのは第1次世界大戦の後です。
それも壮絶な独立闘争をしたわけではなく、戦争の結果としてそれまでの支配
していたロシア・オーストリア・ドイツに力の空白ができた強運ゆえです。それも
すぐにソ連・ドイツに分割されてしまいます。第2次大戦後はソ連の衛星国でし
た。
 冷戦が終わりやっと独立でき、NATO・EUに加盟です。英仏との条約は先の
大戦では日和見の対象にされてポーランドには機能しませんでしたけれど。

 今のウクライナ情勢でも相当な危機感を持っていると思います。 ポーランド
は自国の安全保障に対してその歴史的教訓を踏まえて、イラク戦争・アフガン
戦争・イスラム国有志連合に参加してきました。

 デンマークで昨日テロがありました。デンマークは先の大戦では数日でドイツに
占領されてしまいました。かの国もイスラム国有志連合に参加しています。同盟の
ことを日本が考えるのに、オランダ・ベルギーの戦後の行動も加えて考えてみる
べきでしょう。

    年表             
 
            出来事

1569   ポーランド・リトアニア共和国

1572   選挙王制に移行 

1772   第1次ポータンド・リトアニア共和国分裂

1791   信教の自由、5月3日憲法

1795   3国分割でポーランド消滅

1807   ナポレオンによりワルシャワ公国・衛星国

1815   ロシア皇帝によるポーランド王国設立

1830   大反乱

1832   ロシアの直轄支配

1843   蜂起失敗

1863   蜂起

1864   ロシア領で農奴解放

1918   ポーランド共和国独立
     シラフタ制度廃止
     ソビエト・ポーランド戦争

1920   シベリアのポーランド人孤児を救出

1921   リガ条約でソ連から領土を獲得
     フランスと同盟

1932   ソ連と不可侵条約、

1934   ドイツと不可侵条約 -39年破棄 

1939   独ソ不可侵条約 ポーランド分割の密約
     英仏と相互援助条約

9月   ドイツのポーランド侵攻、第2次大戦開始
     ソ連のポーランド侵攻、ポーランド領を併合

1944   ワルシャワ蜂起

1945   第2次大戦終了

 


   ショパン  革命  演奏 フジコ・ヘミング  3分
  https://www.youtube.com/watch?v=rgWSUylxBeI

   2015-2-16






  ポーランドとシラフタ 

       伊東孝之さんのポ-ランド現代史よる


     
 悪名高い分厚い高校の世界史教科書にもシラフタは登場しなかったように思い
ます。ポーランド史に基本的な事項ですが私は知りませんでした。
 ルソーはポーランド18世紀中頃では、国民の全てであるシラフタ、無である町
民、無以下である農民の3つの身分からなると述べています。シラフタは武士・
士族のような封建支配層です。ポーランドでは国王は血筋が絶えてからは選挙
で選ばれています。シラフタは階層分化が生じていなくて、形式上まったく平等
であった。それは議会や国王選挙にあてはまった。 この身分は珍しく完全に
閉じられて、他の身分からの上昇は極めてまれであった。数的には10%にも
達する多さで、英仏は1-2%の数です。シラフタの平等意識は強かったけれど
もシラフタ内部の貧富の差も激しく、国王にも等しい位な上流シラフタ、村をもつ
中流シラフタ、農奴を持たないで自分で耕す小地主シラフタ、土地さえもたない
多数の裸シラフタに4つに分かれていた。ローマ共和政の市民と同じともいわれ
る。 19世紀の民主主義の進んだといわれる英国の選挙民が3%であったと
比較されて数も多くシタフタ民主主義はすすんでいたといわれている。
シラフタは国民意識の中核で強いエリート意識を持ち、第1次世界大戦後に独立
するまでの主体となった。農奴はプロイセン領やオーストラリア領に次い
で1864年ロシア領で解放されたので、多数の農民が民族意識を持ち
教育を受け、国民意識の担い手となるのには時間がかかった。


  ポーランド・ハンガリーのリュート音楽  演奏ラゴスニック  13分
  https://www.youtube.com/watch?v=u6t0svS8-PA

     2014-12-6


軍事・安全保障 top






   防衛省の武器調達   
      軍事ジャーナリスト清谷信一さんによる
 

 先の大戦に、武器のライセンス生産で学び、研究製造水準が追いついて金属ジュ
ラルミン製ゼロ戦がやっと間に合い初戦で活躍しました。アニメの風立ちぬでその
時代は表現されていました。でも発動機の水準は欧米には遅れをとっていて、新機
種への開発ができずに航空劣勢に陥り敗戦を迎えました。

 戦後の防衛庁・省の方針としても、兵器の国産を重視して、それで自主開発なり
ライセンス生産をしてきました。方針としては正しいでしょう。
 でも防衛予算を見てみますと、大量に必要な装甲車でも年間調達量は10数両で
す。わずか1個中隊分です。師団に仮に200両装備としますと10年以上時間が
かかることになります。 現自衛隊はまだ第2次大戦なみの自動車化師団のよう
にトラックを主体としているのでしょうか?信じられない数量です。こと起きれば
民間に大量発注する考えとしか思えません。抑止力として機能するのでしょうか? 

 各メーカーの製造ラインを維持するため少量発注をしているのでしょう。清谷さ
んによれば最新式を避けて現ラインを維持するために、旧式兵器をあえて生産
しているというケースもあるということです。予算に限りがあるのはもちろんです
が、高額な汎用武器を国産で生産する必要はないでしょう。汎用兵器は同じ
予算で数をそろえるべきです。もちろん不具合のある武器も当然改善していく
べきです。

 武器メーカーの会議室では、眼がまぶしくなるようなキラ★をつけていた元将官
が新聞をよんで暇をつぶしている光景を目にした話を読んだことがあります。
天下りのための武器調達政策は改めなければなりません。倍倍ゲームで軍事
予算を増やしてきた存在が近くにあるのですから。
 

  なぜ自衛隊は暴発する機銃を使うのか

  http://toyokeizai.net/articles/-/52889?mm=2014-11-10



  アパッチ攻撃ヘリの調達、なぜ頓挫

  http://toyokeizai.net/articles/-/51971

   追記
     
  2015-12-16に最高裁判決で防衛省がアパッチを計画どうりに注文しなかったために
初期開発費用が回収できなくなったとして、富士重工業に351億円の国からの支払いを
認めた。


 
  2014-11-17  

   追補


  C-2輸送機の輸出構想は絵に描いた餅

  http://toyokeizai.net/articles/-/56949


  


   零戦展示     

 
 

     



  ニューギニアで発見されたゼロ戦22型が埼玉新都心で展示公開されました。
エンジンは栄型ですが交換してホイットニーエンジンで飛行可能なように復元さ
れています。11月24日まで展示されました。
 さっそく見てきました。3分割されてまじかに細部が見ることができす。各部材
には軽量化のために穴が開けてあります。パイロットの座席にも穴あきがあり
防弾効果を犠牲にしているのでしょうか?ジュラルミンの厚さは数ミリで文房具
の文具の下敷き程度です。薄いものですね。
 
 宮崎アニメの風立ちぬをごらんになった方もおられるでしょう。ゼロ戦の設計
者を主人公としたお話です。当時の日本の航空機設計の状況がよくわかりま
す。外国からライセンス生産をして技術を学び・マネ・盗みして国産開発してい
きます。ゼロ戦になってやっと追いつき、開戦してます。水準はまだ、まだらで
すのでその後の開発・改良競争には敗れて敗戦です。
 当時の陸海軍の要求性能は厳しく、当たり前ですが他国よりは,よりよいもの
をめざす。資源も財政も厳しいゆえに、得意の職人技を追及した個艦・個機
のすぐれたものを求める。従い工数が多く大量につくれなくて、ギリギリ性能
を追求したものを完成させます。平時の5-10年でのレベルアップの時はそれ
で良いのですが、戦時に絶えざる改良・性能アップを要求されるようになると、
設計上の欠点になります。ゼロ戦は改良の余裕がなく改造しても性能が向上
せず、ベテランパイロットには初期型のゼロ戦21型が好まれたくらいです。
 国民性のようで戦後の自衛隊にもそれは見られます。

     




   

7.6mm機銃2本が見える


    

    2014-11-27


 




    ガリポリの戦いとトルコの近代化  
    
  
        

ケマル・アタチュルク 1881-1938
      


第1次世界大戦の時にはオスマン帝国はドイツと伴に連合国と戦っていました。
英国のチャーチルは海軍大臣でイスタンブールの占領を目指して作戦を立てま
す。ガリポリに上陸後オスマンの首都を陥落させ、黒海との通航の自由を確保し
て味方のロシアとの連絡を確保するのが作戦の目的でした。
 ガリポリ上陸作戦はケマル・アタチュルクの活躍で失敗に終わります。
近代の上陸作戦では待ち構えている敵の3-5倍の兵力を準備しなければ難し
いという教訓を残しました。
 オスマントルコは大戦に敗戦した。戦後にケマル・アタチュルクは救国の英雄
として祖国解放運動の指導者になりトルコ共和国を建国します。
 彼は今話題のイスラム国が自称しているカリフ制の廃止をする。神秘主義教団
を閉鎖したり宗教勢力を一掃して欧化政策を推進した。

 現大統領のエルドアンはイスラム原理主義を扇動した罪を問われて4年半の
実刑判決を受けた人である。先般の暴動騒ぎの原因は承知しませんが、ケマル
改革の修正に動いているように外からは見えます。イスラム国に対するトルコの
対応も明確にはいかないようです。ケマルは婦人の参政権を認めたりスカーフ
の着用を禁止しました。イスラム過激派ではノーベル賞の若い女性を銃撃したり、
アフリカで数百人の女高生を誘拐しています。イスラムの古い時代への回帰運
動が隆盛です。トルコがそちらの側に行ってしまうと、一信教どうしの大宗教戦争
が懸念されます。EUがトルコの加盟に迷っている時間は無いのかもしれません。
キリスト・イスラム・ユダヤ教は仏教・ヒンズー教と違い同じ穴のムジナです。
歴史的にも共有した時代があります。イスラムの近代化をトルコの発展で証明
して及ぼすもの以外の方法があるのでしょうか? 欧州とトルコの動きに今世紀
がかかっているように見えます、注目が必要です。大親日国のトルコとは遠すぎ
るので同盟を結んでも意味をなさないけれど、日本にできることはあるはずです。

       2014-12-21

軍事・安全保障 top

 

エルトウールル号の日本訪問



  映画 海難1890
       










     多民族国家・マレーシア  
  

 成長著しい若い国に期待する!

  マーレーシアの主な国民構成・約3000万人は

   マレー人    60%  イスラム教 
   中国人     30%   仏教
   インド人    10%   ヒンドウー教

 クアラルンプール市内を散策していて見かける若いカップルは同じ民族どうし
です。まず異民族どうしは見かけません。人口構成をみても同じ民族の数が多
いことと、文化・宗教が異なるゆえにそうなるのでしょうか?

  ホテルで行き先の方法をたずねて、駅から100m位の目的地でも駅からタク
シーを使うように勧めます。実際に駅で降り立つと、幅広い道路で危険は感じま
せん。そこへは徒歩で行きました。ホテルの従業員は中国系スタッフでした、た
ずねた目的地はマレー・イスラム街で、ほとんど本人は行った経験がないので
しょう、それでそういうアドヴァイスをするのだと思われます。
 マレーシアでは違った民族とは認め合いながらも不干渉で生活しているよう
に見えました。

 イスラム国に慰安婦として志願する若いマレーシア女性も現れました。一見の
外国人には、その国に何か問題があってもうかがい知れません。街では、目だ
け出した黒い衣装の女性を見かけますが、多くはありません。中東の旅行者
のようにも思われます。マレー人の女性はおしゃれなカラフルなスカーフをし
ています。

 マーレシアは香港とシンガポールを除けばアジアで1位です。タイよりも生活
水準は高いようです。従い落ち目の日本人には物価は安いとは感じられません。
1リンギット38円位の交換レートでした。イスラムの国なのにクリスマスセール
を堂々と飾りつけをしてやっています。このまま多民族国家として順調に成長
していってもらいたい。今世紀中解決できなくて続きそうな感じのする、一神教
どうしの原理主義の争いを止める、多民族共存の模範の国なってほしいもの
です。トルコにも期待しますが。

 あちこちでリフォーム工事が盛んで街のスクラップアンドビルドがすすみ、そ
のうち街並みが一変するでしょう。  それにしてもどこかの国のように老人を
見かけることは少なく若い人ばかりが目につきます。


      2014-12-28

追補   東洋経済オンラインにマレーシアの多民族性の記事が報道されました。  

 宗教ごとに休める! マレーシアの超多民族性 

 http://toyokeizai.net/articles/-/57879?mm=2015-01-16    

 

   2015-1-16

 


   


  
         ドイツの敗戦処理と北方4島

 

 カーリーニングラード/旧ケーニヒスブルク
   

 2015年の新年を迎えました。昨年の拉致被害者の交渉はどうなったので
しょうか?
プーチンとの北方4島との交渉もウクライナの問題が生じて拉致と同様に期
待が持てません。 どちらも時期というものがあるのでしょう。冷戦が終結して
ロシアが困窮したときの、日本の無私の援助があれば返ってきたかもしれま

せん。ミャンマーなどには借金を棒引きしてさらに何千億円もの援助が、この
今でもできるのですから。兆円だして購入という手もあったでしょう。

 ドイツは先の敗戦でシュレージェン地方や東プロイセンを失う。前者はポー
ランド領に後者はポーランドとソ連・ロシアで分割した。ロシア領はカリーニン
グラード州として現在のリトアニアとポーランドの間に飛び地としてある。
 第2次大戦前に独ソでポーランド分割を秘密に協定して開戦するや2国で
ポーランドを占領した。ソ連は勝利した後でもそれを返還せずにポーランド
国境を西に移動させることで決着させた。この結果北方4島の帰還者の比
ではない百万単位の膨大な犠牲者をだした。戦勝国はこんなものです。

 日本は北海道を失うこともなく、国体護持もできました。沖縄返還・軍政
維持?にもなりました。安倍さんは戦後レジームの改正と声だかですが、
戦勝国からはウサン臭くみられていてもおかしくないでしょう。まだまだ時
間がかり、やることも多いでしょう。

      2015-1-8

  

   




  2014年 大晦日の老人性躁鬱    

        脱走兵の処遇  アメリカの場合  

 

 今日で2014年は終わりです。新しい新年を迎えるために、田舎老人の杞憂です。

今年は安倍政権になって

日本版NSC創設、
特定秘密保護法の成立、
武器輸出の緩和、
集団的自衛権の解釈変更での行使容認を閣議決定

 これらの歴史的転換になる大事なことを決めました。

先の選挙では国民が安倍さんに白紙委任でおまかせという選択を選らんだ状況
です。近い将来に、理由はともかく、自衛隊が海外に出動して戦争をする国になる
のでしょう。

 その時になって選挙に棄権して、J婚と騒いでいたお年頃の女性は、こんなはず
じゃなかったと気が付くのでしょうか? 落ち着いた冷静な時に軍法会議や規律の
ことは決めておかねばなりません。少しはオタクの老生でも下記のスパイクさんの
記事を読むまでは、アメリカでは脱走兵の銃殺を、先の大戦でも1件しか執行しな
かった事実を知りませんでした。しかもアイゼンハワー総司令官・大統領は世間
に伏せました。
 民主主義の軍隊とは他の強権の政体とは違い、死を強制して脅して徴兵するの
こととは違いがあるからでしょう。 だから参戦した自発性の高い兵は強いのです。
日本は戦争に負けるわけです。 このような知識を持ち合わせていない安倍・石破
さんらに、おまかせで主導させると戦前に逆戻りした死を強制する兵制ができあ
がってしまいます。
いずれ徴兵制でしょう。

      スパイクさんのブログより
   http://spikemilrev.com/news/2014/12/27-1.html


 安倍さんの国会答弁を聞いていると、自信満々で聞く耳を持たず、他人の意見
を聞いて議論して物事を決めようという態度が見えません。彼のやりかたで、この
まま進むと、これから何か述べると非国民・国益を損なうという非難をあびせられ
て、排除される世の中になりそうです。

 日中戦争が始まる前までですが、庶民は神社に息子を徴兵にとられないよう
に祈願しにいくのが自然な気持ちであったという時代がありました。でも戦争に
動き出すと、あっという間に武運長久を護国神社にお参りに行く時代に突入し
ました。 戦後になっても、そんな庶民の親の素朴な気持ちを、圧力を加えられ
ずに表現できた時代が存在したことを忘れています。

 このまま政治が大衆迎合に走ったり、今回のような党利党略の選挙をしてい
ると、最後には政治・政党の信頼を失い、戦前の大正デモクラシーから軍事官
僚支配の強権政治になってしまいます。

 国民は政治家よりも、大声をあげて勇ましいことをいう軍人に、当時の悪い
状況を改善してくれるのではないかと支持しました。 政治不信だけで政治は
変わるわけではないですが、大不況からの経済悪化が相まって、強権政治に
支配されるようになりました。 日本では未だにバブル崩壊からの立て直しに
成功していません。安倍さんでも2%ほどすすめましたが、今では停滞して立
ち止まり、これ以上は希望がもてません。
 また政治が沖縄のことを、選挙結果で示されたにもかかわらず無視していく
と、沖縄の独立運動や中国への帰属の難しい問題が起きるでしょう。 
これから中国バブルが崩壊すれば、戦前の大不況の再現です。歴史は2度
繰り返さないと楽観はできません。外観は違った形で虚勢を張った勢力が力を
得て、まともに発言できない時代が来る恐れがあります。もっと悪いことに科
学文明が進んで、ネットワークから一層の監視ができる社会です。  昨年の
年末にも初夢・正夢・悪夢で同じようなことを言っていますが、この1年で現実味
がより増しました。 年寄はこんな鬱になりますが、若い方こそ問題なんですが。

 そうそう究極の選挙総括で老人連合が勝利しました。戦争になっても若者と
は違い、敵にわずか銃弾1発の損耗を与えるしか役立たずの老人ですが、
この状況が続けば、このまま逃げ切り、死んで後のことは地獄で若者を見守
るだけになりそうです。





  追補 
  
 米軍での脱走などの軍律違反の記事は日本でほとんど報道されることがなく、その実際はよく知られていません。
 アメリカとの新しい軍事協力・ガイドラインが大きく質的に変更された報道がされています。 これから自衛隊が世界中の果てま行くことのなり軍事行動をすることになります。自衛隊員の中で自殺やP.T.S.D・心的外傷後ストレス症候群の隊員が増えることになるでしょう。脱走の問題も起こることになります。」しかし日本の与党の軍事問題・重鎮は、アメリカのケースの実際をしることなく、旧軍の悪いところを踏襲する発言をされています。下記のサイトをお読みになってお考えください。

  スパイク通信員の軍事評論
    http://spikemilrev.com/news/2015/4/29-1.html

     2015-4-29



   緊急提言

  安全保障法案 強行採決の前に 

  

 今国会の安全保障関連2法案は会期の延長を決めて、最終的には強行採決になると思われます。残念ながらこの事態になって、田舎の爺爺が何を述べても、どうなるわけではありません。

 今回の二法案の名称が戦争法案といわれようとも、それはどうでもいいことです。 こちらが理想的な平和追及をしていても、願っていても、相手の意思次第で戦争は起こります。例えそれが防衛戦争だとしても、戦争の内容が変わるわけではありません。戦争になる・ならぬとの議論は大事なことではありません。云ってしまうなら、こちらに戦争の覚悟が無いようなら戦争を止められません。それを避けるための法案の趣旨ですけれど。

 法案は何のために必要なのでしょうか? 日本の首相はアメリカの支持がないかぎり、今までは短命であったり司法の制裁を受けてきたのが実情です。安倍首相の保身からというのも事実でしょう。
 でもそのことではありません。 それは隣に厄介な国が肥大してきているからです。戦前のドイツ・ナチスのケースでいうなら,あの時に叩いておけばよかったと後に悔やんだ、ナチスにラインラント進駐をさせてしまった現状です。これは現状認識ですので、いろんな考えの方がいるでしょう。 もし日本がチベットやウイグルの人々の状況になって、それを甘んじて受ける覚悟のある人なら、それを問題無しとするでしょうが、多くの人はその状態を望まないと思います。
 
 あからさまに国名を上げての公の議論はふさわしくないのですが、国会審議を聞いていても、その認識で議論しているようには見えません。現に昨年になって唯一核弾頭数を増やした国に対して、日本にむかってミサイルの照準を向けていると公言している国に対して日本が対峙しているということです。 またその国は元首が隣国へ訪問している時に、その国の隣接国境で、訪問国へ砲撃を始めてしまう、政治が軍部に対して統制できていない国です。その国の台頭が今の日本にとっての大問題なのです。

  スイス・スウエーデン・アイルランド・スペインが先の大戦で中立政策を採りました。 日本の地理的位置関係が、日本はその国が太平洋に進出するのを封じ込める位置にあるので、その中立政策は無理です。 また、独力で個別的に対処する方法もありですが、それには莫大な軍事予算が必要です。先に膨大な支出で日本が財政破たんしてしまいます。それも無理でしょう。 アメリカ抜きにはこの状況を打開できません。他の選択肢はあるのでしょうか? 集団的に対処するしかありません。 でも、頼りにしているアメリカはベトナム・イラク・アフガニスタンと失敗を繰り返して、軍事費・予算やマンパワーを今までのようには割けません。世界の警察官ではないと自称さえしています。その発言を聞いて、かの国は直ちに紛争地域を既成事実で押し始めています。

 日本は核のカサの下にあると安心していますが、アメリカとて、ロサンゼルスやサンフランシスコを原爆で壊滅させられることを承知で、他国を守ってはくれるとは思えません。それに軍事上のアメリカの必然が無ければ、通常戦力の援助もないでしょう。
 それでも、かの国が自滅してくれるのを、それも、とうとうアメリカの自滅が始まって、自己に閉じこもるモンロー戦略をとるまでの間に、キワドイかもしれませんが、日本は臥薪嘗胆して待つしかありません。 隙をみせずにかの国の意思をくじいておくのが我が戦略です。

 戦国の世なら、家康が信長の命令で嫡男と正室を差し出したほどの同盟維持の覚悟が必要でしょう。 また、NATOのようなあからさまな軍事同盟を東南アジアに作ることは理想でしょうが難しいと思います。 冷戦の崩壊では、日本は何らその被害を受けずに済みました。それはソ連には西欧諸国が投資をしてこなかったおかげです。かの国には数え切れないほどの投資物件がありますので、アジアでその構築をすることはできないでしょう。かの国が軍事的な冒険に走らないまでも、バブル崩壊で世界中に不況が起きることのほうに現実味があります。それに伴う紛争も考えておかなければなりません。その時には日本が財政破たんの恐れで相当苦しい事態に追い込まれるでしょう。

 ポーランドは英仏と同盟しましたが、ナチスドイツとソ連に対しては機能せずに国が滅んでしまいました。日本の3国同盟や日ソ中立条約は先の大戦では役にたちませんでした。
 今は同盟と集団的安全保障をあいまいにして議論されています。しかし攻守同盟を締結した後での集団的安全保障履行の形でなければなりません。
 先の大戦の同盟の失敗にも拘わらず、参戦条項のない同盟では相手に踏みとどまらせることはできません。
 掃海も後方支援も戦争行為です。戦争行為加担ですので、同盟に従った参戦行為としての行いであり、あいまいなままでの参戦ではいけないと思います。 
 日本への参戦を期待するよりも、アメリカへの加担参戦のほうが現実的には多くなるでしょう。それをこちらの都合で四の五の言っていてはいけません。武田信玄を目前の敵とした家康の御家事情が日本の今なのです。

 老生が安全保障の政策が、これではイケナイと思ったのは、船乗りをしていた、イライラ戦争で、丸腰のまま護衛もつけずに、船体に大きく描いた日の丸をお守りとしただけでペルシャ湾に船出した経験があるからです。他船では死者もでています。これが平和憲法の実態・現実でした。でも今のような急がなければならない現況があったわけではありません。

  党首討論で法案の憲法に適合するかの議論がありました。自衛隊を創設して以来から憲法違反の状態であるのは疑いもありません。この偉大な現憲法の趣旨に追随してくれる国は70年も経ても、ひとつの国も無いという現実認識を持つ必要があります。現実離れした空理空論の憲法であるということです。欺瞞・偽善を重ねてきて最後の上塗り状態が今回です。 けれど憲法違反や平和を声高に述べる人はそれだけで、何か工夫をしてとか、地味な努力をして平和のための行動を目にすることはありません。

 今の国会の議論を聞いていて失望しています。安倍首相や石破さんに安全保障をやってくれるなと思っています。ただただ旧軍の復活になるだけだとさえ思っています。このまま強行採決に至って憲法違反の法案が可決されるだけでしょう。

 でも、この状況を何とかして避けたいために,書きました。 民主党や野党の議員に腹芸ができる人はいるのだろうか? その議員に、法案はこのままでいいから10年の時限立法で成立させるように、自民党と交渉してほしいと強く思っているからです。 
 その期間のうちに改憲して今回の法案を合憲のものにしてほしい。自衛隊は国民の歓呼のうちに送り出してやりたいと思うからです。地球の裏側の小さい紛争に自衛隊を派兵しても、かの国との大戦争だけは避けたいと思っているからです。
 
 また今の自衛隊は最新の装備ばかり欲しがりますが、汎用武器は大幅に不足して平和ボケで戦争を想定していない軍隊です。アメリカの軍用犬の負傷用装備にも劣る自衛隊員の救命装備です。戦死・戦傷をしないと思っているのでしょう。 その自衛隊を安倍首相の判断で外征に出しても、戦死・戦傷・PTSD・自殺など手痛い損害を被ることになります。 また今までのような軍の論理を無視して、変に手足を縛った自衛隊では、その後に不満が高まり、戦前のように政治のコントロールを離れて独自の動きをするようになるのではと心配します。何せ官僚改革は戦後もすることがなく、現在に至っているからです。この期間のうちに自衛隊に装備品や法制の改正もしてもらいたいでと思っています。

 最後に、何で憲法違反の法令をそのまま通して・時限立法にするのですが・成立させる必要があるのかと。 かの国との現状をどう認識するのかで違った対応がでてくるでしょう。 共通認識を得るのが一番ですが、その努力はされていません。政府も今のうちに知らせずにやってしまおうとも思えます。
 国会の日程延長が議論されていますということは採決が近いということです。かの国との状況を鑑み何とか時限立法で成立させたいと思っています。その後の時間をかけたまともな修正を期待して。


  ;    2015-6-20



 追記   開戦委任法      

 6月23日の報道で、9月27日まで95日間の戦後最長の国会会期の延長を議決した。  7月16日に衆議院により強行採決されましたので、2か月余りで参議院の議論・採決に関わらず成立することになりました。  何も枠をはめないで成立することになります。内閣の意思で開戦を委任する開戦委任法とも呼べる法案の成立です。

 中国のバブル崩壊の兆しが見えてきましたが、今の膨張主義が改まらないかぎり不安です。第2の明石元二郎の再現を期待してかの国の自滅を待つしかないかと............

      2015-7-19

  追記 2
      
 7月29日の報道で、安倍首相はやっと中国の脅威を名指しで強調とあります。参議院になって法案の成立が確実になったことから、抑制的であったものが、内閣の支持率も30%台に落ち込んだことによりこの発言になったものと思われる。

これこそが問題だったんでしょう。ごまかしたり、はぐらかしたり、おまけに首相みずからがヤジを飛ばしたりせずに、最初から堂々と 論ずれば
すればよいのに。

       2015-7-29

    2015年 9月19日 可決成立しました。


   弦楽・減額のためのアダージョ  サミュエル・バーバー  尾高指揮 N響 9分
   https://www.youtube.com/watch?v=ANWqxtlLUVs















   エルトウールル号の日本訪問計画  

    

  


 トルコ政府はエルトウールル号を再建して日本に周航させると発表しました。その帆船の遭難事件は少しは世間で知られるようになりました。
 その船は明治23年に紀伊半島南端の串本町沖で遭難して500名以上の犠牲者をだしました。貧しい地元漁民が懸命の救出活動で69名を救助して、親身になって介抱にあたった。生存者を海軍の比叡と金剛でオスマントルコに帰国させました。これをきっかけにして現在までトルコとの友好関係が続いています。トルコの教科書に取り上げられていて、トルコの庶民レベルにまで良く知っている事実となっています。
 イラン・イラク戦争の折には、日本航空が現地行きを拒否するなかで、トルコ政府はイランからの日本人脱出のために救出の飛行機まで派遣してくれました。

 ウクライナの内戦がおきています。その取材でウクライナの老人から日本は信頼できる国であると云われたといいます。 ウクライナやポーランドの人々は日露戦争のときにロシア国民として従軍しています。彼らが捕虜になったときに日本人からの待遇に公正なものを感じて子孫に伝えたことによるエピソードでしょう。シベリア出兵のときのポーランド孤児の救出も現在まで続くポーランドとの友好になっています。庶民が無私な気持ちで尽力したことは大きな遺産となります。

       2015-3-29


   追記 1

  12月に映画化されて上映されます。予告編をみました。期待します。

       2015-8-14


    追記 2 
        
        

kushimoto号 復刻機
        

イラン・イラク戦争時に215人の邦人を救出したトルコ航空機のデザインを復刻した特別塗装機Kushimoto号が11月30日に来日しました。 エルトウールル号の遭難の合作映画の記念イベントのための来日です。

 日本航空が救援を拒否したなかでの、トルコの恩返しのための救援でした。 昨今の安全保障の論議のなかで、この話が登場しないのもおかしな話でした。国策航空会社の会社とパイロットは何を考えているのだ。だから会社が傾くのもおかしくない話です。


          2015-12-2





    映画 海難1890  トルコとの絆 

   
 トルコで行われたG20で、安倍首相とエルドアン大統領がこの映画を2人で鑑賞しました。 首脳同士の鑑賞は極めて異例です。

12月4日より日本で公開中で、見てきました。トルコでも200館で上映されるとのことです。 あちらの教科書に載っている歴史的事件ですから、日本よりもよく知られた事件・事実です。 
 この映画では日本的なデイテールはよく描かれていますが、トルコの庶民に細かいところを知ってもらうには難しいだろうと感じました。海難救助の場面より爺爺にはテヘラン空港の場面の方が感動的でありました。日本人がむしろ見るべきものでしょう。

 阿部さんは、これだから今年の集団的自衛権が必要だと、得意満面が想像されます。しかしG20のトルコに居たときにパリでの多発テロが起きました。イラン・イラク戦争のときのような緊迫はなかったにしろ、パリから急遽脱出したい日本人は大勢いたはずです。首相専用機はイザというときのために邦人救出のためのものです。自分は民間航空で帰国してなぜ、パリに救援機を差し向けなかったのでしょうか? いつもの得意の都合のいいところだけ主張して満面の笑みをした阿部さんが目に浮かびます?


        

エルドアン大統領と安倍首相
        


  1877-78  露土戦争
  1878   練習艦隊・清輝がオスマン表敬訪問
  1889   エルトウールル号 出航
        明治天皇に親書を送る
  1890   樫野崎で座礁沈没、生存69名
        戦艦金剛と比叡で送還  
  1985   イラン・イラク戦争の在留邦人をトルコ航空が救出


   友好 125周年記念コンサート  トルコオスマン音楽隊  11分
   https://www.youtube.com/watch?v=kWrhSYxj8PY 


          2015-12-6










 




   シャルリー・エブドと筑波大事件

 
 パリの連続テロ事件の被害者の方にお悔やみ申しあげます。
思想・信条・宗教の違いで他者の生命を奪うことの阻止に、人類は延々
と時間をかけて是正しています。拷問することもなくなったと思い気や、
アメリカまでもが、それに手を染めていました。まだその途中段階にあると
いうことが現実でしょう。米国はそのことを公に明らかにして、直そうとする
動きが報道されるところは他国と違います。

 今日もフランス全土で数百万人余りがテロ反対デモに立ち上がる。
各国の首脳も手をつないで行進しました。イスラエルやパレステイナの
首脳も参加したという報道です。

 1991年に筑波大学の教授が殺害された。ホメイニさんが反イスラム
ということで、悪魔の詩という小説に関わったものに死刑宣告を行っていま
した。五十嵐教授はその小説の翻訳をされた方です。それは時効が成立し
て、まだ未解決事件としてあります。
 おなじ表現の自由の問題ですが、今回の日本報道で今日まで、筑波のこ
とは取り上げられていません。不思議です。当時も他国からの反響も今回
の事件のような盛り上がりはありませんでした。同じことでも時々の判断で
普遍・絶対のものではなく、変わってくるものです。そういうものだという認識
が必要でしょう。

 日本政府は今度にどういう対応するか、まだ見えてきません。表現・報道
の自由と人類の錦の御旗を強調することになるとは思いますが、熱狂の際に、
ちょっと冷静になって、振り返ることが必要です。物事は熱狂のないところで
は変えることはできません。しかし往々にしてやりすぎるものです。

 筑波の事件は政治的な意図は不明ですが、結果的には抑えたものになり
ました。錦の御旗には反対できないだけに、それで大衆を利用されたら、怖い
ものになります。テロの被害者は数千人に終わりますが、戦争の被害者は数
十万・数百万単位のものになります。

 意見を異にするものに暴力・死で抑えにかかることには反対いたします。
早く無くなってほしいものです。いつのことやら!

    2015-1-12

追補
 
 関西で起きた朝日新聞支社での銃撃死亡事件もまだ未解決であったことを
忘れていました。これもあの今を時めく朝日のことゆえに、朝日自身も
取り上げていません。

    2015-1-15

   









  デンマークのテロに想う
         

 北欧の福祉スタイルは、税金は大変に高いけれど、心配なしで老後を送れる方法のひとつです。女性の登用も大変すすんでいて、大臣の半数は女性だという国もあるようです。難民の受け入れも大変寛容です。日本から見ると理想的に見えてしまいます。でも今回のようなテロ事件がそんな国で起きてしまいました。

 30数年前の古い話です。日本人外航船員が職場を失いつつある中で、オーナーはアメリカ人、船籍はパナマ、乗組員は日本人というコンテナ船に乗り組んだことがあります。
 その船はドイツ・デンマーク・スウエーデンを1週間のスケジュールで運航していました。その海況は、夏は霧、そうでない日は北海特有の波の高い時化、そして冬は港の凍結と、今までに経験したことのないキツイ海でした。スケジュールがタイトで睡眠時間を確保するのが大変でした。今でいうブラックシップといったところでしょうか?

 まだEUになる前ですので、いろんな国から労働者が入ってきた状況ではありませんでした。そのころの貴重な働き手といえばスペインの出稼ぎ労働者です。

 コンテナ船の荷役ではコンテナーを船に積んだ後で、その上にコーナーという金具を4隅に置く作業がありました。現在は工夫してその作業は無いようです。冬の凍結する時期では、コンテナの何段か上の高い場所でのこの作業はスベリやすく危険を伴う作業です。その作業専門にスペイン出稼ぎ労働者を働かせていました。猿回しのように腰にロープをつけられて。 理想的にみえていたスカンジナビアの国に、何かの奥底を見たようで、今まで違和感を持っていました。

 スカンジナ諸国も近代では、他の西欧諸国と同じく奴隷貿易で富をなした国です。創業者の気風はどこかで受け継がれていくものでしょう。ずいぶん時間がたちましたが、今回の事件で、老生はやはりといった個人的な見解をもちました。

 日本では中国に取り残された孤児が帰国して、その子供たちが日本の溶け込めなくて,何とかドラゴンというグループを形成して事件を起こしました。よそ事ではありませんね。

西欧諸国も難民・移民政策の転機を迎えたのかもしれません。

    2015-3-3

 





     神風とサンゴ密漁船     
 

朝日新聞11/2 海域図

 気象庁の11月3日付けの台風20号の進路予想では7-8日には伊豆諸島沖に接近
するようです。
今まで歯がゆい思いでニュースを聞いていた方は多いことでしょう。やっと、鎌倉時代
のモンゴル・元の日本侵攻以来の神風が吹き、サンゴ密漁船を蹴散らしてくれそうで
す。
 もし中国漁船が船乗りの技量が高いのであれば、もう撤退を決意して回避行動をとる
でしょう。でもあの海域で逃げるといっても逃げ場所がありません。用意しておかなけれ
ばならないのは集団で近くの漁港に緊急避難してくることでしょうね。または北上して本
州沿岸近くまで避難してくることも考えられます。官憲のかたはその時に各漁船の捜査
をしたらどうでしょうか?入港自体は合法です。事前に航空機であつめた証拠写真があ
るでしょうから、捜査は遠慮する必要はありません。
 報道では再度逮捕される船長もいるようです。罰金1千万円では密漁で高額の収入を
得る漁民には抑止になりません。法令改正で漁船の没収や証拠のために裁判までの保
管留置も必要です。ロシアが当たり前のようにやるような漁船の銃撃はしてはいけませ
ん。
 自衛隊も法的には出動可能とのことですが、保安庁の巡視船の逐次投入をすることよ
りも一斉に各管区から集中して出してください。まずはこれから予想される台風のため
の人員だけでも急遽島に派遣することです。小笠原には自衛隊の飛行艇で海上保安庁
の職員を運んでもいいですね。あとで想定外だったという報道は聞きたくありませんので
早く手を打ってください。
 密漁船の大量遭難も考えられますから、これは人道的に密漁の疑いがあっても手厚く
助けなければならないでしょう。この準備も必要です。


     2014-11-3









   巡視船母船の建造

        海上保安庁の密漁対策

40ノットで快走   クリスクラフト カタリナ29

 サンゴ密漁船の神風騒ぎもひと段落して昨日の報道では50隻余りが減少したとのこと
です。中国政府が一声すれば消えるのでしょうが、海上民兵で太平洋進出の既成事実
作戦ならば容易に減りそうにありません。かってイギリスが私掠船として海賊を合法とし
て世界の海に覇権を築きましたが、それをまねているわけではないでしょう。今回で遭
難騒ぎも聞こえてこないので、意外と漁船のシーワージネスが高く、船員の技量も低くな
いようですのでなおさら厄介です。単なる空き巣レベルだと思いますので、徹底的な取り
締まりで根絶するしかないでしょう。
 海上保安庁の官僚の発案として、さらなる巡視船の新造をチャンスとばかりに予算請
求してくると思います。今回でも他管区からの集中運用でしのげたと思いますが、それは
さておいて、そこで提案です。 小型警備ボートを10隻ぐらい収納する巡視船母船の新
造または練習艦のようなものからの改造をしたらどうでしょうか?
 今春に輸入代行した29fのボートで250hp船外機x2で40ノットあまりで航走しましす。こ
んなもので十分です。3000トンもあれば訳なく積載できるでしょう。お役人は新しい予算
獲得がお手柄になりますが、破たんまじかです。新しく予算をつければ、何かを削るか
増税しか手段はありません。効率的な運用を望みます。これは弊社の広告ではありま
せん、国内ボートにもモットいいものがあるかもしれませんので。笑。

   2014-11-14

  




 自衛官と軍用犬の命

      

装甲型救急車
     

 自衛隊はこのままいくと、何らかの理由で海外で戦争行為の一端をになうことになり。この流れは安倍政権が続くかぎり変わりそうもありません。憲法を変えることなく国際紛争に武力を使うことになりそうです。

 軍事ジャーナリストの清谷信一さんが、自衛隊の実戦に対する備えがないために、派兵どころではないと東洋経済に記事を書きました。

 それによりますと、現在の自衛隊では実際の戦闘で負傷・死亡することを想定していなくて、兵士に携帯させる救命セットはアメリカの軍用犬以下のお粗末な装備である。また衛生兵も150人に一人程度しかいない、装甲救急車も装備していなくて、これはトルコやパキスタンでも装備している。当然のように死体袋の装備も十分でない。NATOなら1人の死者で済むものを現在の自衛隊の装備品・軍医・衛生兵の配備の状態では20-30人の死者がでるだろうと彼は述べています。

 平時の軍隊はスペックの高い兵器に目を奪われて他の必要なものには予算が回ってこないものですが、これからは実戦を意識した効率的な予算配分に注意しなければなりません。 先の軍隊の人命軽視を踏襲してはいけません。

    
 http://toyokeizai.net/articles/-/63496?mm=2015-03-19

 http://toyokeizai.net/articles/-/47994?cx_click_related_pc=2




      



3/27の朝日新聞報道です。やっと実戦を想定内にする動き。


      2015-3-27


  追記

  自衛隊員の命は、ここまで軽視されている。東洋経済 オンラインより
  http://toyokeizai.net/articles/-/73492

     2015-6-17

 


 軍事安全保障 top









    映画 イミテーションゲーム  

        


       アラン・チューリング  1912-1954

              
 アラン・チューリング・Alan MathusonTuringの自伝を元にした映画です。彼はドイツのエニグマ暗号を解読し、第2次大戦終結を2年早めたと言わしめました。
 解読されたものはウルトラ情報といわれ、軍にこれ以外の情報は、当然ですが重視されませんでした。ナチは終戦までエニグマを使い続けました。解読を気が付かれないようにする苦労の一端も描かれています。

  

エニグマ

 最近にホーキング博士を描いた映画「博士と彼女のセオリー」と「イミテーションゲーム」を観ました。どちらも天才を描いた作品です。どちらも天才は恋を成就するのは難しいものです。www. それはさておき、天才はこの映画でも危うく解雇されそうになります。天才ゆえにまわりと協調してやっていくのは難しい。この映画ではチャーチルに手紙を書くことにより、チャーチルが一転してチューリンゲンをトップにして解読を続行させます。首相の判断がなければエニグマの解読はなかったでしょう。

 石光真清は本の出版がなければ埋もれていました。エニグマ解読はその後50年秘匿されます。従い彼の栄誉も賞賛されることもありません。彼は晩年には1965年まで続いた同性愛禁止の法律で処罰されます。生きている間は、元帥に昇進してもよいような功績をあげても報われることはありませんでした。石光も同様に諜報に携わるということは大変なことですね。
 コンピューターの世界での最高の賞にチューリンゲン賞というものがあるそうですが、彼はそのような冠賞ができるほど初期のコンピューターに貢献した人です。

   



 またまた驚きです。5月3日のテレビ番組・所さんの目がテン・でチューリングの数式で生物の模様が決まるという番組を見ました。彼が実証しないで忘れられていたものを、大阪大学の近藤茂教授が実証して、その数式が正しものであると証明されました。天才はそれにしてもすばらしいものですね。

  大阪大学大学院生命機能研究科のサイト
  http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo/


    2015-5-5


    追記

   忘れられたポーランドのエニグマ暗号解読作業

    マーケットガーデン作戦とインテリジェンスより転載
         長南政義さんによる

  よくある誤解の一つに、英国がエニグマ暗号の解読に成功したのは、英国が単独でなした業績であるというものがある。しかし、英国の「ウルトラ」計画の系譜は、ポーランドのウイッチャー計画に直接遡ることができる。というのも、ポーランドがドイツの暗号通信を解読することで蓄積した、ウルトラ計画以前の十三年間に及ぶ諸経験なくしては、ウルトラ計画が現在かたられているような成功譚となったかどうかは極めて疑わしいからだ。

ポーランドが、第二次世界大戦前夜に、自国がやってきた解読作業の蓄積を、フランスおよび英国に引き渡したとき、英国はわずかにエニグマ暗号機がどのように動くのかというような極めて初歩的な知識しか有していなかった。

不幸なことに、ポーランドが蓄積してきたエニグマ解読作業は多くの歴史家により見過ごされがちである。というのも、ポーランドの解読作業は大戦中ではなく戦間期に実施され、その規模が小規模だったからである。だが、小規模であってもポーランドの解読作業は効果的なものであり、後に英国により実施された解読作業に劣らないどころか、英国による解読作業以上の重要性を持つものであった。

      2015-6-26









 F2B戦闘爆撃機の復帰  

       




 航空自衛隊の東松島基地で4年前の震災で18機が浸水した。そのうちの1機が修理を終えたと産経ニュースに報道がありました。
 F2Bの半数が被災しました。製造ラインは今はないとのことで、新造するより高く修理復旧費用がかかったとのことです。

 老生は中古艇を取り扱う業をしています。ボートでも水没したものは中古のマーケットでは嫌われていて、例え格安でもオススメしません、海水に浸かったことから電気系統に不安が残ります。
 また、元船乗りでもありましたので、先輩たちが、この伝統を良しと決してしませんが、戦後の商船船長であったにもかかわらず、船の沈没・事故に伴って助かる命を投げった事実を知っています。
 報道機関が公務員における責務・責任の自覚をもとめる配慮がないのでしょう。事故当事者の航空司令官のその後の処遇記事にはお目にかかりません。山ほど航空機を救えなかった理由はあるでしょう。自ら辞表を出されていた事実がすでにあるかもしれませんが、ちゃんと、ましてわが軍のことですので結果責任をとってほしいものです。自衛隊も内部で処理しないで公表してほしい。1000億円を越える損害をだしました。4年も軍備に空白が生じました。諸島防衛には欠くことのできない装備です。


    2015-4-16



    追補
         

  軍事ライター・渡邉陽子さんのコラム (52)よりここの関連を転載させていただきます。


、津波に襲われた松島基地についても触れさせてください。当時、松島基地には飛べる状態の航空機18機と故障や整備中の10機がありました。震災当日の午後は天候不順のため午後の訓練が中止、地震が発生したときはすべての航空機が基地にある状態でした。
1446に地震が発生、1510には松島基地周辺に大津波が到達するとの警報を入手した基地司令は、地震発生から約10分後に全隊員へ屋上への退避を指示したといいます。結果的に津波の到達は地震発生から約1時間後だったため、「隊員の退避が早すぎた
から航空機を空中退避させられなかった」という非難の声が一部に挙がりました。
 自衛隊はこういうときにあまり弁明しないので歯がゆいのですが、ハンガーに格納されている航空機や故障中・整備中の航空機を1時間以内に飛ばすのは物理的に不可能です。 格納作業中だった航空機でも、改めて飛行前点検を行ない、かつ、これほどの揺れの後ですから滑走路や誘導路の目視による安全確認が必要です。さらに第1回にも書きましたが、航空機の飛行にはかならず飛行計画書の提出が必要です。
 これらすべてを行なうには最短で約40分かかるそうです。しかも当日は訓練が中止になったほどの天候不良でした。
 「スクランブルは5分で上がってるじゃないか」という声もありました。スクランブル待機している航空機はあらかじめすべての点検や準備が整っており、航空機もパイロットも「いつでも飛べます」という状態で待機しているからこそ5分で上がれるのです。あまりに非現実的なコメントです。
 つまり、1510頃に大津波が押し寄せるという情報を入手した時点で、航空機の空中待機という選択はありえませんでした。津波が予想より遅れてくるかもという希望的観測で、千数百人の隊員の命を危険にさらすわけにはいきません。
 目の前で津波に流されていくF-2を見ていた隊員たちは、北風の吹き付ける屋上でなにを思っていたのでしょう。ノータムの代替発行を電話で頼んできた隊員は、どんな思いで避難したのでしょう。
 松島基地をベースとしているブルーインパルスが、九州新幹線開通イベントで展示飛行するため松島基地にいなかったことが、唯一明るいニュースでした。

       2015-7-14


 








      新たな日米防衛協力のための指針・2015年
  
          新ガイドライン   

 2015年4/28 朝日新聞に新ガイドラインの全文が掲載されました。一度は読み始めましたが、内容が頭に入ってこないので、途中で投げ出し、今日、全部を読みました。

1.地域の拡大  

 日米安保条約では極東に限定(第6条)された条約ですので、今回はアジア太平洋地域及びこれを越えた地域とあり日米安保条約とは明らかに矛盾します。しかし基本的な枠組みは変更されない前提と明記されています。 
 他の項では地理的に定めることはできないとあります。要するに世界中ならどこでも適用する取り決めでしょう。

2. 核兵器のカサ

 米国は引き続き、その核戦力を含むあらゆる種類(生物・化学兵器?)の能力を通じ、日本に対して拡大抑止を提供する。

3. 平時から緊急事態までの切れ目のない安全確保

  有事と平時の間のグレーゾーンの切れ目の考えはないようです。

4. 日本以外の国に対する武力攻撃への対処行動

 日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福の追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態に対処し、武力行使を伴う適切な作戦を実施する。 これは日本に関係する第3国への攻撃に武力行使をおこなうことができるということです。

5. 後方支援

 作戦上及び国際的な活動の必要の場合は航法支援を行う。民間が有する能力を適切に活用する。民間商船・飛行機の活用も考えているということでしょう。

6. 第3国の非戦闘員の退避及び日本への避難民

 例えば朝鮮から日本へ来た避難民は日本で主体的に対処し米国は協力する。第3国の避難民の退避の援助を検討する規定になっています。


 日本のマスコミが委縮して政府の方針のみを伝えているように感じられ、チェック機能が果たされていないようにも思われるこの頃です。マスコミが機能してくれないと今後大変な事態になるのではと懸念しています。そこが有意義な分析をしてくれるのなら全文も読まないでいいのですが、自分なりのまとめをしてみました。皆様もマスコミや私こと田舎老人・他人の云うことを信じないで、一度お読みになってください。
 
 今度のガイドラインは地理的にも対象国にも制限を設けず、日本の国益にかなえば、米国と共に武力行使を辞さずという規定です。そのためには自衛隊員だけでなく、民間人にも協力を、求める内容です。

 日本の行動及び活動は専守防衛、非核三原則等の日本の基本的な方針に従って行われるとも書かれています。指針は両政府に法的権利または義務を生じさせるものではないけれど適切な形で反映することが期待されるとあります。

 安保条約やこのガイドライン内にも矛盾・あいまいな表現が使われています。ガイドラインの実際的な適用・運用は庶民にはわかりません。

 今後の関連法案に目を向ける必要がありますね。


            2015-5-12









       オスプレイの横田基地配備 
 





報道によれば米空軍のオスプレイCV22を横田基地に配備されます。政府は地元自治体へ配備について説明を行いました。

 本日の朝日新聞の記事でも沖縄の負担軽減が強調されています。政府発表は確かにそのとうりなのでしょう。軍事ジャーナリストの神浦さんによれば、横田基地配備は米軍の作戦(訓練)に最も適している理由からである。 米軍機は日本の航空法の適応を受けないで日本各地で低空・渓谷・山岳訓練ができる。おまけに事故の際にはすぐ近くで高度医療が受けられる適地である。沖縄ではこの種の訓練には不満足である。アメリカ本国でもこれらの必要とされる訓練適地はすくないのでしょうね。雄大な山谷はあるでしょうが。
 他の報道機関でもこのこと事実を述べているものはないようです。

 中国が今の状況では、アメリカとの協調は最も大事なことですが、報道にはもう少し多角的な取材をしてほしいものです。事実を知ったうえでの庶民の理解・判断がしたいものです。

 自衛隊もオスプレイの購入を決めました。オスプレイはネパールでの救援に向かいましたが、高地での運用には制限があるらしく、はなばなしい報道はありません。ネパール政府は大型ヘリコプターの救援には差し止めを命じています。今度の横田基地に配備されるオスプレイは空軍型で夜間や渓谷でも飛べるようなレーダー設備を持っています。海兵隊型にはこの種の装備はないようですので、自衛隊は空軍型を購入したほうがいいのではないでしょうか?


    2015-5-13









     チューズデーに逢うまで

           Until Tuesday
  
       

チューズデイとルイス元大尉 
      


  ニューヨークタイムズの3年連続のベストセラーを元米国陸軍大尉加藤喬さんの訳で出版されました。これがメルマガで途中まで紹介されていて、そのイラク戦争の実際の具体的な戦争描写に興味をもち購入。

 主人公ルイス・カルロス・モンタバン元陸軍大尉は高校を卒業後陸軍に入隊。イラク戦争で小隊長として従軍。 彼はターミネーターと異名をとるほどでしたが、脳と脊髄に負傷しPTSDを発病し名誉除隊を余儀なくされました。 盲導犬のことは皆が知っていますが、精神的な障害を受けた人にも介助犬・チューズデイが有効だと、このストーリーで世に知ら示めました。

 7/26から集団的自衛権の国会論争が始まっています。政府答弁が錯そうしています、自衛隊のリスクは高まっていないとの答弁もあります。 
 イラクとアフガニスタン戦争での復員兵35万人が米国退役軍人省でPTSDの治療を受けています。 装甲救急車も装備していない自衛隊の現状です。これからは戦死・戦傷病・PTSD・脱走など問題百出です。今後の活動如何では予算・支援体制に相当の準備が想定されます。あとで想定外だといわずに慎重審議を望みます。(予算は増やさないと委員会で答弁)

 もうひとつ、この本の中に主人公はわずか15名余の小隊で、イラクトシリア国境の検問所で密輸対策に奔走するシーンが描かれています。士官教育の中で如何に文治的な教育が大切か知らされます。防衛大学でイジメの問題がありましたが、兵器的な教育も大事ですが、人文・哲学的な教育も必要とされます。それにふさわしい人材も防衛大学から排除しないで育てていく必要ありです。一般大学からの幹部も分け隔てなく公平な人事を望みます。PKO的な作戦がこれから増えるのならいっそうです。


     
    追記
  

防衛省は27日の衆院平和安全法制特別委員会で、特別措置法でインド洋やイラクに派遣された自衛官のうち、54人が自殺したと明らかにした。防衛省によると、インド洋が海自25人で、イラクが陸自21人、空自8人の計29人。(共同通信 5月27日 電子版)

 作者のルイスさんは自殺されたと聞いています。


      2015-5-28




    鉄格子の中の仔犬プログラム


 









      ナチス 全権委任法  

                       

ドイツ国会議事堂炎上
                       


  7月25日の麻生太郎財務相の講演会の発言で、ワイマール憲法は、ある日気がついたらナチス憲法に変わっていたと述べました。だが実は1933年の3月23日の全権委任法の成立により、ワイマール憲法は実質的に効力を失ったということが事実です。戦後の1949年の5月23日に成立したドイツ連邦共和国基本法までその憲法は存続した。

 ヒットラー政権ができて、まもなく国会放火事件がおきる。共産党のしわざだと大統領緊急令をだして、共産党員、無政府主義者、社会民主党員を予防拘禁した。ナチス党はドイツ国家人民党、中央党の協力を得て3分の2の賛成を確保して、全権委任法を成立させた。
 
 世界恐慌により失業者が増大して、少数政党乱立の議会は有効な手を打てませんでした。従い左右の極端な共産党とナチス党が勢力を得た状況になりました。ナチスはこの法案制定時でも45%程度の議員数ですが、この法で独裁政権になりました。当時の最も民主的な憲法と云われたワイマール憲法のなかで合法的に全権委任法が成立しました。

 後の世の人は誤解があるかもしれません。先の大戦中のの悪しきことについて、戦後のドイツ国民は全てナチスのせいにしています。 ヒットラーのナチス政権は汚い手は使いましたが、クーデターでも何でもなく、合法的に政権が成立したものです。全権委任法により立法権をナチス政府に委譲して、独裁政権を得ました。国民は極左と極右の選択でナチスに期待したというべきでしょう。
 軍事生産を猛烈に拡大したことで、失業者が減少して生活が良くなったのが、そのドイツ国民がナチスを支えた背景です。
 アベノミクスで期待がふくらみ、違憲の法制をつくろうとしているのと同じ状況であるとはいいませんけれども。
 でも、ドイツが戦時中にやったことを全部ナチスのせいにして、日本がやったことに対して、今のドイツが教訓をたれるのはよしてください。レベルが超違いすぎでしょう。


 1929 10月24日  世界恐慌
 1932 7月31日  ナチ党は第1党になる
 1933 1月30日  ヒットラー内閣
     2月27日  国会議事堂放火事件
     2月28日  民族と国家を防衛するための大統領緊急令
            基本的人権や労働者の権利停止 
     3月1日   共産党抹殺をゲーリングがラジオ放送
     3月23日  全権委任法成立 (ナチス議席45%)
     10月21日 国際連盟脱退
 1935 5月16日  再軍備宣言
 1936 3月7日   ラインラント進駐
 1939 9月1日   ポーランド侵攻 第2次世界大戦


       2015-7-4



  追記
       
  パリで大きなテロ事件が起きました。 日本でもこんな事件が起きて、それで思考が停止して、全権委任の非常事態法が制定されることがないように気をつけねばなりません。
 ナチも国会焼き討ちテロをきっかけにして独裁に至りました。

 これからはテロは避けられないものとして、負けないで冷静に対処する必要があります。  日本で化学兵器のテロは実際に起きました。 日本にも警察・公安・情報室などの政府機関があります。それが見当はずれな対応でマークしていなかったのもそれが起きた一因です。まず既存のものの有効活用が大事といえます。

 パリ市民は今回の事件でも、喪に服しているとはいえ、冷静に日常活動をしています。
解決には1世紀もかかるでしょう。

    2015-11-16











    徴兵制  集団的安全保障の後

                  



        古くからある新しい税  再掲

 納税には金納・物納があります。労務提供による納税はすっかり忘れ去られたものになっています。古くは防人、明治になって徴兵などがありました。同じ敗戦国でもドイツの場合は、徴兵制度が存在します。現代日本ではそんなことを話題にあげようものなら、目をむかれて総スカンをくうのが関の山です。この復活を持ち出すのでは、ありません。でも日本の危うさは、もし日本のどこかが攻撃でもされるような事態になったとき、リメンバーパールハーバーではないですが、事前に何もタブー化して検討していなかったがゆえに、徴兵制に一気にいくのではないかと懸念しております。徴兵制に行く前には、軍法会議の問題、軍隊につきもののいじめの問題、軍隊と市民社会の問題など検討しておかねばならないことが多いです。

 バブル崩壊のあと金納では限界が見えて、限られた予算のなかでは、労役による負担を考えた方がよいと思います。それも世代間の公平な負担を前提とします。福祉施設の介護や先に述べた消防団的な郷土防衛隊構想の参加など、議論を尽くして、人生で半年くらいの労役負担が必要と思います。

                                 2013-7-10
   


  安保法案を議論するなかで、政府側の法案を合憲とする憲法学者は3人とも徴兵制を合憲としていることが判明しました。民主党の枝野幹事長が、集団的自衛権と同じように、憲法には明確に徴兵制は違憲と書かれていない。徴兵は苦役でなく名誉だと云えば憲法違反でなくなると警鐘しています。

 書き出しに2年前にアップした・古くからある新しい税・を再掲しています。この問題がヴィヴィットな議論になるとは爺爺も驚いています。 
 
  冷戦の時代ここで・西ドイツの予備役と冷戦の終結・に書いていますが、ドイツは徴兵制を施行して100万人の予備役を装備して、ソ連に対処しました。ドイツと同盟していたアメリカでも、今よりはもっと状況は良かったはずですが、それだけの兵員をドイツに配置することはできませんでした。ドイツは冷戦に勝利して現在は志願制になっています。

 日本も全面戦争の事態にならないかぎり根こそぎ動員の徴兵制にはならないと思いますが、選抜徴兵制の可能性は大いにありです。

 過去に日本は、徴兵制では失敗しています。壮絶な隊内での鉄拳制裁で秩序を維持していました。壮絶ないじめもありました。
 また旧軍には住民を守る意識が無く、轢き殺しても進軍せよ、住民を軍の盾につかったり、守ることを放棄して集団自殺に追い込みました。アメリカは沖縄戦で30万人の住民に対しての食料などの準備をしていたといいます。

 アメリカでは、戦争が始まると、大学で軍に志願する学生が多くてガランとしてきたり、映画プライベートライアンのように兄弟の最後の1人を助けよとの命令がでたり、戦艦大和が激戦で沈みかけている横で米の飛行艇が着水してパイロットを救助していたなど、民主主義の軍隊はかくも違うものです。物量だけで負けたのではありません。

 石破さんが徴兵制は合憲だと発言されたようですが、過去にも命令を聞かぬ兵には軍法会議で最高死刑の判決も辞さぬ発言をされています。ドイツでは軍法会議は必要ないと設置していません。過去を踏まえて民主主義の軍構築が望まれます。

 自衛隊や防衛大学ではイジメの問題がしばしば起こっています。事なかれの対処のようにも感じられますが、徴兵した兵としては大きな問題です。我が子女が兵舎でイジメにあうのですから。 民主主義の軍隊の徴兵は軍事官僚への監視役の機能を持つものです、それでなくては強くなりません。

 この問題はそれに関わる40歳以下の若い世代が真剣に考えておくことです。老生のような自分が徴兵されない安全な場所にいてその論議に加わる資格はありません。


        2015-7-16



   追補

  さだまさしさんの”戦友
           
  ”戦友”という言葉を、この国は二度と作ってはいけない。だが、かつてあった”せめて自分が盾になろう”と思い込み、または思い込もうとして戦った青春の”こころ”を踏みにじることは許せない。僕が恋の歌を歌いながら、若い娘さんにチヤホヤされながら過ごしたそんな年頃を、彼らは命を賭けて戦って生きたのだ。

それが”マインドコントロールであった”と冷静に笑える人は、人の”こころ”の痛みなど理解できまい。
人はそれほど馬鹿ではない。あの当時だって、わかってなにかに騙されていた人や全てを理解した上で死んだ兵士もいるのだ。

戦後の最も恥ずべきは、そういう”理屈ではない、人のこころ”の痛みを認識できない社会にある。いまの理屈でもって平気で過去の理屈を笑う態度は、卑怯卑劣だと知るべきだ。だから過去に学べない時代になったのだ。

      「心の時代」サンマー出版刊より

     2015-11-2


  



いよいよ来た!戦時船員徴用
   
第2次大戦中の航空機の生産とその低下の真の原因













     文民統制 その1 


      

護衛艦いずも ?  ヘリコプター空母 いずも
        


 海上自衛隊最大の護衛艦・いずも・が3月25日に就役した。軍人はいつでも最新最強の兵器を持ちたがります。旧軍の正規空母加賀と同等のサイズの船を建造しながらDDH・ヘリコプター駆逐艦しらねの代艦ゆえに護衛艦と称しています。

 いずもは対艦ミサイルや対空ミサイルを積んでいません、20mmの近接防御用対空機関砲のみの武装です。ゆえに被護衛艦と称されるゆえんです。

 空母加賀は元は戦艦として設計されましたので、空母にするため何度か改装しています、巡洋艦並の20cm砲を装備していた時があります。空母機能を高めるために、その砲武装をとりはずした形で参戦しました。 いずも も空母として建艦されたことに間違いはないでしょう。自衛隊員も空母と思っているでしょう。 いずもの飛行甲板にはF-35Bの垂直離着陸が可能なように耐熱処理がされています。船首にジャンプ台をとりつければ、短期間で即攻撃型空母になります。

 今の防衛大綱にはヘリ空母の装備はない。閣議決定をして国会で議論して決めたことではありません。(極左と言われる人も無関心のようです。) つまり国会と納税者をだましているのです。このような無し崩し的なことを許せばさらにエスカレートしていくだろう。おまけに、これからは海外で自衛隊は血を流すことになります。軍事の暴走に気をつけなければならないでしょう。

 また自衛艦の練度には定評があります。世界の艦船が集う・リムパック・でも好成績です。しかし勤務した部隊と使ったことがある装備以上の軍事知識を持つ人はまれであると云われています。それゆえに政治がより大きな見地から、専門家にだまされずに、合理的な判断を下す必要がある。軍事的な整合性よりも政治や外交的な判断を優先すべき場合もあり。それこそが文民統制である。

 詳しくは下記の清谷さんの詳細をお読みください。


  文民統制の放棄! なぜ空母・いずも・がうまれたか
    護衛艦いずも・は、護衛能力のない被護衛艦

   軍事ジャーナリスト 清谷信一さんによる

   http://toyokeizai.net/articles/-/64841?page=6

 
            2015-8-6





       文民統制  その2   

  
  未だに文民統制は文官・背広組により軍官・制服組をコントロール・支配下におくことだ、と報道においてすら誤解されています。戦後の政治でもそのように運用されていました。 2015年6月10日成立した防衛庁設置法改正案により文官統制が廃止され、大臣を軍官が直接補佐するように改められました。

 若い佐官の時は元気のいい発言をしていたのに、一佐になると途端におとなしくなるという話を聞きます。今までは将官人事は文官が握っていたのが理由だそうです。こんどは将官人事がどのようになったのかは報道では分かりません。 これから海外に出て戦闘する世の中ですので、将官人事は国会の承認事項にする必要があります。それがシビリアンコントロール・文民統制です。 軍事に限らずお役人は人事を握らなければコントロールできません。 

 
三無事件でクーデーターを計画した事件が戦後にありました。三矢研究では二週間で総動員体制を築く研究もされています。 これからも軍官僚の文民統制をはずれた政治的な行動には注意が必要です。

 選挙で国民の負託を受けた政治家が軍に対して政策決定で優位にあることがシビリアンコントロールで民主主義の大原則です。
 軍を軍事領域に閉じ込めてるのではなく、文民や政治家・国民と価値観を共有して一般社会にとりこみコントロールすることが重要です。そのためには、防衛大学の教育を専門分野ばかりの教育ではなく、鈴木貫太郎が海軍兵学校での教育方針・歴史及び哲学教育の強化をするべきでしょう。

  まとめて
 1. 将官人事の国会承認
 2. 防衛大学での歴史・哲学教育の強化
 3. 幹部昇進での一般大学卒と防大卒との区別のない昇進制度


            2015-8-15

  







       防大任官拒否と改革

 

1957年 1期卒業式

         
         

 防衛大学で卒業生の419人のうち47人が任官拒否をする意向だと報道されています。給与として月に109400円、ボ-ナス年額339000円支払われ、食事・衣服・寝具が支給され、学費無料である。

 防大の中でのイジメの問題や保険不正請求事件も発生しています。 綱紀が緩んでいるのではないかと伺われます。 この際に給与制度を廃止して学費・寮費無料は残こして、現在の特別公務員としての待遇をやめて、防大を一般大学化します。従い任官拒否とは言わなくなります。また一般大学からの自衛隊幹部に任用した場合は5年の勤務を条件としての、所属した大学に支払った学費を返還支給したらどうでしょう。現在は半数の学生が借りているという奨学金の返済は楽になります。

 防大には定員の3倍程度の学生を採用して卒業は元の定員程度を卒業させる制度にして、内部での選抜・選考を厳しくます。 アメリカでは故郷の英雄として、街のパレ-ドで祝って送られた士官学校生が進級できずに自殺する映画のシ-ンがありました。戦前から日本では、少数のエリ-トとして士官生徒を大事に育てて卒業させてきました。これからはもっと学内競争を取り入れるべきでしょう。
 爺爺の世代は大学に入学さえすれば、難なく卒業できました。それゆえに他人にそう言える資格はありませんが。

  経済的徴兵制も論じらています。 貧しい若者が自衛隊に集まる現象もあるのでしょう。 しかし5-6年の隊員経験で選抜により大学への奨学金を与える制度はあっても良いと思います。 国公立の大学で授業料等の成績により無料から1部負担にする制度は持論です。

 これから海外に出ていく自衛隊の幹部には兵器の専門的な知識のみでは解決できません。 総合的な人間としての能力を問われるようになるのではないでしょうか? 防大の改革を望みます。

                     2016-3-21











   
          テロは怖いのか? 
 
     

鳥越俊太郎さん 
    

 鳥越さんのご意見は下記の日刊ゲンダイニュースをお読みください。
集団自衛権を行使するようになれば、テロの標的になり怖いということのようです。

 日本は先の大戦に敗戦して占領統治を経験した。日本の歴史上初めての体験です。国体は護持できました。米国から平和憲法も押しつけられる。おまけに文化的なことまで、パンを食べるようになった。でも1985年には、ジャパンアズナンバーワンといわれるまでの復興を遂げました。
 庶民には、戦前の軍部の強制より占領軍の統治のほうが、自由で良いと受け入れたのではないでしょうか。 世界史的にも希なシアワセな占領当時を経験したということでしょう。アングロサクソンの統治だから良かったようなものですが、戦争に負けてもこんなもんだという間違った観念が庶民に常識化してきたのではないでしょうか。
 現在対峙している中国のチベット、ウイグル、モンゴルの状況はどうでしょう? 日本がそれと同じ境遇を甘受出来るわけはありません。洗脳された中国の庶民から倍返しされることになるでしょう。

 中国のバブルがはじけそうな兆候が見えてきました。その国では政府が軍部をコントロールできていない戦前の日本と同じ状況にあります。 一部の軍部が暴走することも考えられます。 国民の不満を外国に求めるようになったら、日本はその一番の対象国です。例えこちらに義やマコトがあると、慢心して油断してはいけません。 最悪の場合に日本一国で対処できますか? 1000兆円以上の借金があるわが国で、独自の国防に今以上の予算がかけられますか?

 日米安保条約は戦後70年の平和をもたらしました。 これは今でも集団的自衛権の行使をしているという事ではないのですか? 
 共和党の人気大統領候補トランプ氏が、日米安保の片務性を演説して大喝采を受けました。日本は駐留を認めてその多くの経費を支払っています。そのことを米国民に一層の衆智させなければなりませんが、今のままでは安心しておられません。 

 日本でも化学兵器のテロが起きました。幸い被害は少なくてすみました。でもテロでは数千人の被害に限定されます。先の大戦では300万人の死亡者をだしました。それに比べればテロはまだましです。 テロはある程度の被害は避けられないし、受け入れるしかないでしょう。

 平和憲法は確かに日本の海外派兵をしないことには役立ちました。その高邁な思想に共鳴して、それが今まで日本に攻めてこなかった理由にはなりません。
 限定的な有志連合にも加わるような同盟関係を築かなければ守ることはできないと思います。対象国のゆるやかな自滅をこちらの被害を少なくして、今のところ待つしかありません。その後で安保は見直せばいいのです。核は核でしか守れないし、平和は軍事バランスをとることでしか守れません。

 安倍さんの今の集団的自衛権のすすめ方には怒りを覚えるくらいです。未だにヤジを飛ばす人間性・指導者の自覚のなさにはアキレてしまいます。何をいってもウソのように聞こえる演説にも困ったものです。まともに必要性を訴えることなくゴマカシで進めようとする態度も許せません。 テロが怖いから反対だ、安部がキライだから反対だということを進めてしまうと間違った認識を相手に与えかねません。本当に中国の現在ある脅威を庶民に認識してもらい、今回の法案を時限立法で成立させることを望みます。
 ナチに対しての融和政策に反対して、その後のナチの行動を見据えていたチャーチルを思いだすべきでしょう。


  鳥越俊太郎が警鐘 集団的自衛権で日本はテロの標的になる
      日刊ゲンダイ ニュースより
   http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162689


           2015-8-29


  追記
       
 パリの同時多発テロが起こました。心よりお悔やみ申し上げます。 同様に各地でもテロは起きています。被害者の方の早い回復をお祈りいたします。

 日本在住のイスラム教徒の方からは、テロリストの行為はイスラムの教えに反しており、それはどの宗教も同じだと思う、レバノンとフランスで被害に遭われた方々に哀悼の意を表します。 多くのイスラムの方は同じ考えでしょう。 

 今回のパリの犯人の中に難民で紛れ込んだ人がいたようです。 ますます難民のことも複雑で大変なことになりました。


             2015-11-16


 追記2
        

 彼みたいな考えをする人が都知事にならなくて良かったです。小池さんもカイロ大学で学んだ稀有な知識の持ち主だと思いますが、ISのことイスラム教のことなど、その培った専門知識での提言や政治への活用がさっぱり見えてこないのは、どういったものでしょうか?

                  2016-8-3



   映画 パトリオット・デイ










    映画 ドローン・オブ・ウオー 
   
    




 NHKの番組・東京大空襲(10万人の死者)のインタビューで、ル・メイ将軍は戦争に勝たなければ自分は、戦争犯罪人であったろうと述べています。 戦後になって東京大空襲を指揮したその彼に対して、勲1等旭日大綬章を授与しました。属国とはいえ、そこまでしなくてもの思いです。昭和天皇は手渡しが慣例のこの勲章を手渡ししなかったといいます。

 都市爆撃中の爆撃機が撃墜されて、パラシュートで脱出した乗組員を憤激のあまり殺してしまった民間人は、戦後逮捕され戦犯で死刑になっています。 大量の民間人を殺した軍人も撃墜されると捕虜扱いになり、人道を理由に保護の対象になるという、負けたがゆえの矛盾が露呈しました。

 爆撃機のパイロットは、陸軍の兵士と違い直接目視の場で、命のやり取りをするわけではありません。しかし、この映画のドローン・無人攻撃偵察機になると、映画のように鮮明な画面で対象を確認して攻撃する時代になりました。従いこの映画で描かれた主人公のような苦悩が起きます。それにしても見えないドローンからの映像は映画では鮮明です。でも機密に属することだから解像度は映画では落としてあると思います。現在ではピンポイントで個人をねらうことはできませんが、狙撃銃みたいなもので攻撃できるなら、個人的な攻撃にもつかえそうです。武器の進歩は限りないです。
 
 戦前の我が軍部のように敵味方の民間人への考慮が極めて薄かったのに比べて、主人公のようにそれを配慮する時代になったのは、わずかな進歩ですけれど。

 米軍は戦争効率を上げる目的で、人的被害を避けるために、対テロ戦争ではなおさらドローンを多用するようになりました。 映画・レッド・バロンのような第1次大戦時の戦闘機どうしの戦いですと、騎士・武士の戦いで、紳士的な騎士道精神が発揮される郷愁とは程遠くなりました。 しかし忘れてならないのは、日本でもそうであったように、戦争・戦闘には攻撃する側とされる側の立場があります。映画ではパイロットの側だけ描かれていますが、相手の側を描かないと満足したものにはなりません。

 これから海外で戦う自衛隊は果たしてどのようなものになるのでしょうか? 戦前の軍隊の悪い場面を継承していないことを望みます。ドローン攻撃が被害が少なく効率がよいと自衛隊にも参加を要請されるのでしょうか? 見えない空は戦闘場所ではないと言い出すのではないかと心配です。


        2015-10-12



  映画 スノ-デン








   緊急提言 

      国連軍創設  イスラム国の解決にむけて

   
  今回のパリのテロ事件で、ロシアとフランスは同盟国と称してシリア空爆で共同作戦をとることになりました。 フランスはロシアに対してウクラナイナ問題で制裁中にもかかわらずです。  最近に中国の人質がイスラム国に殺害されました。 ロシア旅客機が爆破テロにもあいました。

 空爆だけでは問題が解決しません。 戦闘地上部隊の現地の占領・奪還でしか解決できないでしよう。クルド人やイラク人の軍隊にそれを任せるつもりのようですが、相当に時間がかかることになります。

 このように世界にテロ被害が広がった状況では、国連で大国による国連軍が創設できるチャンスではないでしょうか? イスラム国は2万5千人の人員と云われていますので、その5倍以上の人員をそろえる必要があります。 それで国連に拒否権を持つ国には1個師団の派兵で、米英仏露中で5個師団とカナダ・独・日・伊・韓・インド・豪州は旅団で7個旅団、エジプト・サウジアラビア・インド・南アフリカ・インドネシア・マレ-シア・タイ・トルコは連隊で8個連隊これぐらいで十分な戦力になるでしょう。

 朝鮮戦争のときのトリッキーな国連軍ではなく、今回が人類発の本当の歴史的な国連軍になるはずです。シリア政府と協定して対イスラム国に集中限定する必要があります。

 日本が提案しては、いかがでしょう? これは戦争提案ではありません。国連による平和創設提案です。 これを戦争法案と反対する人は国内にはいないはずです。

 その後の旧イスラム国の占領行政も10年はかかると責任は持たねばなりませんが、その覚悟も必要でしょう。 難民に帰国してもらい、平和の安堵を感じた生活を支援していかなければならないでしよう。 日本は世界にも稀な幸せな占領行政を経験したのですから、多大な貢献ができるはずです。

 この程度の提案を誰もしていなくて、田舎爺しか影響力の無いブログ・HPでしか発言する人がいないのはさみしい限りです。 それも自分が言って行けない老人のたわごとですから。

 
    2015-11-21

   追記

  昨日トルコがロシアの戦闘爆撃機を撃墜しました。混沌としてきました。

       2015-11-25

 









  



      妻との特攻 谷藤徹夫・朝子  

            豊田正義著 角川書店

             



  夏の恒例の戦争特番ドラマとして放映されました。 ご覧になった方も多いと思います。  終戦後の8月19日に満州で特攻がありました。それも2人の女性が同乗していました。 元軍幹部はあれは命令による特攻でないから、単なる自殺行為だと蔑み、女性を同乗させたことを軍紀違反と非難した。彼らは忘れられ犬死同然の扱いを受けました。
  しかし元第5練習飛行隊の有志が立ち上がり厚生省と交渉して昭和32年に戦没者と認定され遺族は年金を受けることができた。昭和42年には世田谷山観音寺にかれらの神州不滅特攻隊の慰霊碑が建立された。

  彼らは二宮准尉による偵察により、関東軍(山田乙三総司令官)が開拓民を見捨てて撤退したあと、避難民がソ連軍による虐殺・葛根廟事件を見たことから、一時でも戦車に体当たりして進撃を止めようとしたことが特攻の理由だといわれています。関東軍は、 居留民の保護を目的として始まった歴史を忘れた行いをしました。 

 一方では、根本博満蒙軍司令官はすべての日本人の避難が終わるまでの自衛戦闘を行い武装解除をしませんでした。 また千島列島では樋口季一郎将軍は占守島に終戦後に上陸戦闘を仕掛けてきたソ連軍を撃退しました。北海道を守りました。

  いずれも上部からの指令に違反した司令官の見識と独断による決断です。軍隊といえども最後は自分の責任による判断が必要とされます。 何万人のも命を救うことになりました。 昨今の阪神大震災の折に救助が遅れた陸上自衛隊司令官が涙を流して弁明しましたが、旧軍の良かった面は継承されていないようです。 石原莞爾の独走を引き継がれても困りますが。


  神州不滅特別攻撃隊

  1.  今田達夫 少尉   広島 26歳
  2.  岩佐輝夫 少尉   北海道 25歳
  3.  馬場伊代次 少尉  山形 24歳
  4.  大倉巌 少尉    北海道 23歳
  5.  宮川進二 少尉   東京 23歳
  6.  波多野五男 少尉  広島 22歳
  7.  北島孝次 少尉   東京 22歳
  8.  伴元和 少尉     石川 年不明 エンジン故障
  9.  二宮清 准尉     静岡 27歳 
  10. 日野敏一 少尉   兵庫 21歳
  11. 谷藤徹夫 少尉   青森 22歳
     谷藤朝子       24歳
     スミ子         不明  

  特攻は2階級特進して大尉の階級で記録されたものをよく見かけます。少尉クラスの下級士官を特攻に従事させたからです。今回はそれもされていないようです。
     奇跡の将軍 樋口季一郎  68分  いいね 
     https://www.youtube.com/watch?v=4caq5e_toz8
                  

            2015-12-30










    陸軍桶川飛行学校  練習機での特攻

      熊谷陸軍飛行学校桶川分教所

 


   
   元桶川飛行学校跡

  桶川市川田谷にある元桶川飛行学校に行ってきました。 荒川沿いの本田飛行場(元桶川飛行学校 滑走路)の近くにあります。 日本で唯一現存する飛行学校の宿舎が残っており、現在は展示物をその中で公開(土日祭日)されている。
 なお現状は70年以上経たものゆえ痛みが厳しく、保守普及作業も計画されている。

  


  展示


 個人的には爺爺は海軍経理学校の宿舎を利用した学校の寮生であったので、懐かしさを覚えました。その48年前でも2階廊下から下が透けて見えるほど老朽していて、1年で建て替えて鉄筋の新寮になりましたが。

  桶川飛行場は、熊谷にあった陸軍飛行学校の分教場で、召集下士官や少年飛行兵、特別操縦見習士官などの操縦訓練をしていた。初心者用の通称「赤とんぼ」という複葉の飛行機が16、17機あり、数か月に一度、50~70人の学生が入学してきて、気象学、航空工学や基本操縦を学んでいた。生徒・学生、本部兵舎の事務職員以外に、飛行場には、飛行機の整備班、燃料担当の補給班、格納庫内の雑務を担当する庫内班などがあった。

  


  練習風景

  
  

 初練、中練という操縦の基本を教える学校であったが、時には、高等練習機による高度な操縦を教えることもあった。学生は、ここを卒業すると、福岡の太刀洗(たちあらい)飛行学校や外地の飛行場で、実戦機の訓練に入った。

昭和20年ごろになると、桶川分教場は、特攻隊の訓練基地も兼ねるようになり、特攻練
習用の97式戦闘機や99式高練(高等練習機)など、実戦機に近い飛行機を使用した。




 

  
   キ55 99式高等練習機 昭和15年配備 1386機生産


 昭和20年4月5日、第79振武特別攻撃隊12機(99式高等練習機)が鹿児島知覧に向け進発した。

  


  第79振武隊12名 4月16日出撃


山田信義大尉 (昭和20年4月16日出撃)愛知県出身
郷田志郎大尉 大分県出身
二村(ふたむら)源八大尉 大分県出身
清水義雄大尉 滋賀県出身
田中富太郎大尉 群馬県出身
山本研一大尉 京都府出身
難波武士少尉 岡山県出身
佐藤新平少尉 岩手県出身
上野實少尉 茨城県出身
川島猪之助少尉 栃木県出身
池田保男大尉 (昭和20年4月22日出撃)新潟県出身



  歴史

昭和12 6月  熊谷陸軍飛行学校桶川分教所開校 下士官操縦学生入校
 昭和15 2月  木造格納庫完成
 昭和16 12月  開戦
 昭和18 4月  少年飛行兵入校 桶川教育隊と呼称
 昭和18 10月 特別操縦見習士官第1期87名卒業71名(学徒出陣)
 昭和20 2月  熊谷陸軍飛行学校廃止 特攻講習開始
 昭和20 4月  第79神武隊進発
 昭和20 4月16日 第79神武隊は沖縄で特攻により散華された
 昭和20 8月15日 終戦  その後廃校  戦災被災者の施設として利用

土・日曜日と祭日に建物内部を公開しています。 近くに改修作業で公開が中断される可能性があります。 お問い合わせ桶川市役所 048-786-3211048-786-3211


     2015-12-5

 


    軍事安全保障 top








         観戦武官   

 

 沙河会戦 黒木将軍と英国観戦武官ハミルトン

    
     
  秋山真之が観戦武官となり米西戦争で港湾封鎖を学び、日露戦争で旅順港閉塞作戦をしたことは有名です。

 ここでもアルゼンテイン士官・ガルシアのことを書いています。それは詳細な分析でよく分かったなあという優れたものです。 英国のハミルトンも 同様に記録を残しています。 アメリカはマッカ-サ-の父親が日露戦争に観戦武官として派遣され、マッカ-サ-も副官として同伴しました。 彼は占領軍司令官となって日本に来て、彼はどうして今の日本の将軍達には、日露戦争のときの将軍と違うのかと嘆きます。

  日露戦争は、陸海軍ともに当時の近代戦のさきがけとなったものです。旅順攻撃で、機関銃で守られた側へ突撃攻撃の無謀さを観戦武官は学んだはずですが、第1次大戦では、それが生かされずに数百万人の戦死者をだしました。 同様に日本でも第1次大戦の教訓を次の大戦では生かせませんでした。 

 第2次大戦では観戦武官の制度は、戦争が世界的に広がった戦い故でしょうか、見られなくなりました。 日本の自衛隊は密かにでも湾岸戦争など派遣しているのでしょうか?


国 ・ 武官名 ・  戦争名 ・  観戦・報告・その後 ・         最終地位


日本  大山巌    普仏戦争  品川弥次郎、林有造              元帥
日本  秋山真之   米西戦争                         中将
日本  柴五郎    義和団の乱                        大将
アルゼンテイン  マヌエル・ガルシア  日露戦争 日本海海戦・軍政に関する報告  海軍大臣
英 イアン・ハミルトン  日露戦争 第1軍に従事                大将
英  ペケナム  日露戦争   戦艦ドレッドノートの設計に活かす         大将
仏 コリヴィザール  日露戦争
米国  アーサー・マッカーサー  日露戦争  野木将軍の第3軍に随伴       中将
米国  パーシング  日露戦争
独  ホフマン・マックス  日露戦争  タンネンブルグの戦い           中将
ブラジル     日露戦争
チリ       日露戦争
オーストリア   日露戦争
オスマン帝国  ベルテブ・パシャ  日露戦争  旅順・奉天の戦いで負傷      参謀本部長
イタリア     日露戦争
スエーデン    日露戦争
スイス  フィリッツ・ゲルチェ  日露戦争
スペイン     日露戦争
日本 下村忠助  第1次大戦  ユトランド沖の海戦で戦死              中佐


       2016-1-23









    真珠湾の真実  ロバ-ト・B・ステイネット著 

        ル-ズベルト欺瞞の日々

  

パ-ルハ-バ-の攻撃

                                 

 第2次大戦の開始は12月8日(現地時間は前日)の真珠湾攻撃をもって開戦として認識されていますが、これに先立ってマレ-作戦において、日本軍は宣戦布告無しで攻撃しています。

 日本のハワイ攻撃艦隊は厳重な無線封止が行われて真珠湾攻撃を成功させたと言われてきましたが、ステイネットのこの本を読むと、それは大きな誤謬・神話です、筒抜けでした。 択捉島の単冠湾に艦隊が集結したところから北太平洋を航行してハワイに接近するまで軍令部と艦隊の通信を傍受されていました。 それでハワイに向かう日本艦隊と洋上で鉢合わせして発見報告させないような航行制限措置をとっていたほどです。先に攻撃させるためにです。

 外交暗号や海軍の暗号も解読されていましたからアメリカに横綱相撲されたようなものです。 ル-ズベルトが日本を追い詰めて日本を先に手を出させて、欧州への参戦する口実を得た。また、日本が宣戦布告無しで卑怯な攻撃してきた、それで庶民は、憎き日本に義憤にかられ開戦をやむ負えないおえないと思わせたということでしょう。参戦しないという公約で大統領になった彼は見事に自分の意志の結果を出しました。これが真実のようです。


   傍受電報の著者による分類

 1. 南雲司令長官による発信          60通
 2. 東京から艦隊あての電報          24通
 3. 空母発信の電報                20通
 4. 航空艦隊司令官発信電報          12通
 5. 第1航空艦隊の空母以外の電報       8通
 6. ミッドウエ-破壊隊からの電報        4通
    小西第7駆逐隊 駆逐艦2隻の砲撃
 7. 航空戦隊司令官あての東京電報       1通
       以上合計   129通

オグ作成の第1艦航空隊航跡図  ハワイ北方に接近がわかる

                    
注)1941年当時ロバ-ト・オグは海軍区情報部で特別捜査官を務める、大圏航路図に再現された1941年11月30日より12月3日までの第1航空艦隊航路図。



  日本艦隊の無線封止神話はル-ズベルトが開戦のいきさつの隠蔽のために流した情報でしょう。 日本軍も真珠湾攻撃成功の理由としてそれにのっかったということです。

  日本軍も大戦後半になると無線情報の暗号解読ができなくても、定量的な分析等にて次の米軍の攻撃地点が予想できるようになりました。でもその情報を活用することができませんでした。 終戦近くになると、米軍は暗号すら使わずに平文や生の肉声会話が傍受できたといいます。


            2016-2-21








  コヴェントリ-爆撃  

  

破壊されたコヴェントリ-大聖堂


                        
 1940年11月14日ロンドン郊外にあるコヴェントリ-がドイツにより爆撃されました。多くの死傷がでました。 イギリスはアラン・チュ-リングによりドイツのエニグマ暗号を解読していて、この作戦をチャ-チルに知らせます。しかしチャ-チルは暗号解読の判明を恐れて対応しませんでした。街は壊滅的な被害を受ける。

 エニグマ情報は1970年代まで極秘にされました。 戦後になって英国はドイツから接収したこのエニグマ暗号機を中小諸国に売り、その国の情報は筒抜けであった。

 アフリカ戦線では、独ロンメル将軍に英国軍はエジプト近くまで追い詰められましたが、エニグマ情報により、ドイツのアフリカへの輸送船団を効果的に沈めて、ロンメルの進撃を抑えることができました。 この情報秘匿のためわざと港湾労働者の功績を発表してスパイによる情報だとしました。 大戦終了までエニグマ情報は連合軍の作戦に多大な貢献ました。

 チャ-チルはコンベントリ-空襲の件が判明しても、世間から糾弾されるようなことはありませんでした。

      2016-3-29












      
      マッカラム覚書  1940年10月作成


海軍情報将校マッカラム少佐

                               
 宮中に出入りを許されて、昭和天皇にダンスを教えたことがあるエピソ-ドの知日米海軍将校マッカラムが、日本を戦争に追い込むための覚書を提出しました。 その政策が実際に実行されたかは論議のあるところです。

 ル-ズベルトは参戦しないと公約して大統領になりました。しかし何としても90が%近くのひとが反対する中で英国支援のために参戦する決意でした。 マッカラムの云うとうりに日本は追い込まれて先に手をだしていく結果になりました。 リメンバ-パ-ルハ-バ-の掛け声と共に世論は一変して参戦を支持するようにうなりました。



 1.太平洋の英軍基地、特にシンガポールの使用について英国との協定締結。
 2.蘭領東インド(現在のインドネシア)内の基地施設の使用及び補給物資の取得に
関するオランダとの協定締結。
 3.蒋介石政権への、可能なあらゆる援助の提供。
 4.遠距離航行能力を有する重巡洋艦一個戦隊を東洋、フィリピンまたはシンガポールヘ
  派遣すること。
 5.潜水戦隊二隊の東洋派遣。
 6.現在、ハワイ諸島にいる米艦隊主力を維持すること。
 7.日本の不当な経済的要求、特に石油に対する要求をオランダが拒否するよう
主張すること。
 8.英帝国が押しつける同様な通商禁止と協力して行われる、日本との全面的な通商禁  止。


マッカラム覚書 冒頭
                           


  関連年表


 1937 昭和12 10/5 ル-ズベルト 侵略国の隔離演説 
 1939 昭和14    ドイツのポ-ランド侵攻 第2次大戦始まる
        7月  日米通商航海条約破棄
  1940 昭和15  
        6/21 フランス降伏
        7/10  レンドリ-ス法
        7/25  在アメリカ 日本資産凍結
        9/22  北部仏印進駐
        9/27 日独伊三国同盟
        10/31 バトルオブブリテン 英国勝利 
        10月 マッカラム覚書  米国屑鉄禁輸
 1941 昭和16 
        6月 蘭印との交渉決裂
        6/22   独ソ開戦
        6/30   南部仏印進駐
        7月  日本船パナマ通行禁止   
        8/1 米国石油全面輸出禁止
       10/2  ハル4原則
       11/27 ハルノ-ト
       12/8 日米開戦


          2016-4-3










   ル-ズベルトとコミンテルンのの戦略のすごさ 
       第2次大戦をめぐって   

                 中西輝政氏による
 

  日本は太平洋戦争でマッカ-サ-やニミッツらに敗れたのではない。彼らはそれを知っていたら絶対に負けるはずのない完璧な事前情報により戦ったにすぎない。またアメリカの物量が戦争の主役であったわけでもない。日本を撃破した主役は次の4人である。

 ロ-レンス・サフォ-ド
 ジョセフ・ロシュフォ-ト
 ウイリアム・フリ-ドマン
 アグネス・ドリスコル

 以上の彼らが大戦中・戦前日本の外交・海軍暗号のほぼ完璧な解読を可能にした人々であった。彼らの功績の上に、開戦に至る外交交渉から真珠湾、ミッドウエイ、ソロモン、マリアナ、レイテなど殆どの戦闘で、日本の事前の情報を探知しつくして、史上類のない圧倒的勝利をアメリカにもたらした。

 1940年秋にチャ-チルやル-ズベルトが、この戦争は勝てるという見通したその時にわざわざドイツと同盟に入るという選択をした日本は哀れな存在であった。その翌月にマッカラムが起草した対日開戦促進計画採用されたとみられる。苦境に立つ英国を救い欧州の覇権と民主主義を擁護するために何としてもル-ズベルトは欧州に参戦したかった。 当時の日本人がABCD包囲網が一体、何を目的にして日本を締めあげているのか理解できず、情報力の圧倒的格差もしることなく、アメリカのシナリオどうりに坂道を転げ落ちていった。 とりわけ千島を出港してハワイをめざした連合艦隊はハワイ近くに行くまで航行を把握されていた。山本五十六神話は細部までアメリカの監視の元に行われた児戯であったとは?

 ソ連の情報戦略はコミンテルンを使い世界の進歩派リベラル知識人を巧妙きわまる手段で操り、自国の国益に奉仕させた。日中戦争に至る経過やシナ事変の泥沼にはまりこんだこと、日本と米英国を対立を助長していった中身については現在の中国が崩壊すれば明らかになってくるだろう。 (ソ連は、ドイツと日本を敵にして戦うという2正面作戦は見事に回避された。)

 日本人は90年代のバブル破たんの背景をもっとよくしるべきである。単なる軍事力や経済力だけではどうにもならないことがある教訓を骨身に刻んでおくことだ。


  以上は雑誌・正論、平成12年10月号、   ステイネット著 真珠湾の真実の解説によりますが、爺爺は皆様にぜひ原文をお読みになることをおすすめいたします。


          2016-4-13








     格安・安全保障 4.1案    

  

元粟島海員学校にある清国戦艦鎮遠の号鐘とその右にある機雷



                        
 恒例の日を迎えました。 今までも、この日にそのようなものを述べてきましたが、今回もやらせていただきます。


 アメリカ大統領選挙の共和党代表候補者選びで、有識者諸氏はトランプを泡沫候補扱いして、初期の段階では、だれも彼が勝ち残るとは言いませんでした。しかし勝利しそうです。最終的に彼が大統領に選ばれるかは、今後のことになりますが。 その彼の発言では、日韓からの多くの新しい駐留資金の負担がない限り、当地から軍隊を撤退させると述べました。

 最初の湾岸戦争でクエ-トのアメリカ女性大使が、米国はクエ-トに関知しないと述べ、その発言を受けてすぐに、フセインがクエ-トに侵攻したのを思い出しました。多分に、それは謀略的な誘い水発言だったのでしょう。このようなトランプ発言で中国に力を与えることにならないのでしょうか?

 最近では南シナ海の紛争のある島々に、中国が軍事基地を造成しました。 トランプが大統領になり、アメリカが東アジアから手を抜くとなると、その間隙を突いて中国の膨張がおきるでしょう。 今までは日米の同盟により、尖閣は日米安保にかかわる問題との米国発言で、中国が尖閣を軍事占領することなどは絵空事でした。北朝鮮の暴走挑発もそうです。 中国は沖縄を扇動して独立させ、中国属国化が起きるかもしれません。
 
 過去の大戦のヒットラ-ではありませんが、専制独裁国家を相手にするときには、こちらの理性的な判断を他者に求めてはなりません。常に何が起きても良いようにこちらが対応することがが重要です。

 また安部首相は、祖父が猛烈な反対の中で、日米安保条約締結させたことを、今日施行の法案成立過程でマネをしたのでしょう。 また彼はその気概を祖父と共有しているつもり?でしょう。残念にも、彼は真摯に国民と向き合って説明と同意を求めることはありませんでした。
 
 今の安保体制がトランプにより変化させられる状況が起きそうです。 その時では間に合いはない。 日本は、今までないがしろにしてきた、自分の国は自分で守る体制を早急に作らねばなりません。

 駐留軍撤退による誤ったメッセ-ジを独裁国家に与えてはなるまい。かの国に、それも、こちらから先に手出しはしないと思わせる防衛的な戦力を見せることにより、日本が手強いと思わせなければなりません。 

 それゆえに、現在放映中の真田丸ではありませんが、まず日本は、自分のことは自分で守る籠城策を構築します。 第2次大戦中の英国のように、島国ゆえの有利さを利用して、日本は持ちこたえねばなりません。それも借金まみれの日本で、格安に。またその後に、籠城中の後詰めを同盟国に頼るしか方策はないでしょう。

 それで隣人が自滅してくれるのを待ちます。隣人は選べません。起こりうる中国バブル崩壊による軍事的な挑発も、これで耐えねばなりませんが、経済的な打撃はリ-マンショック以上の大不況になるでしょう。艱難辛苦が続きそうです。


 
  格安な安全保障案 を考えてみました。

 1. 近接上陸阻止については、ここの郷土防衛隊構想によります。

 2. 近接対空阻止については、携帯型ステインガータイプのものを1000発程度用意し   て、これも郷土防衛隊に配備する。

 3. 現在でもあると思われますが、中国を包囲するような対潜センサ-の設置・補強。

 4. ハイテク機雷を開発して瞬時に中国を包囲して設置できるように準備しておく。
    掃海能力の劣る中国には格安で効果あり。秘匿しておかなければなりませんが。

 5. マックではありませんが以上の武器のサルにもできる化を研究する。 それは老人    にでもできるようにしたいからです。

 6. 60-70歳までの老人の予備役化。 今までの経験能力を登録して、イザというとき   に活用。 


        2016-4-1








       軍事ジャ-ナリスト・神浦元彰氏が亡くなられました 

   

神浦元彰さん 1949-2016


                                   
  5月4日に軍事ジャ-ナリスト・神浦元彰さんがお亡くなりになりまいた。昨年からHPが休止になり、前には毎日のように読ませていただいていたので、寂しくなり時々に検索をかけていましたが、再開にはなりませんでした。 こころよりお悔やみ申し上げます。

 早いもので娘さんが小学生・高校生・成人と成長され、ご本人にも講演会や彼のヨットにも参加させていただきました。 ボランテイアをして応援している議員さんを神浦さんに紹介したこともあります。

 秘密保護法やNSCの成立、今回の安全保障法案などで軍事評論家の立場でその欺瞞をするどく追及されていました。 そのストレスで突発性難聴になり最後はお亡くなりになりました。 彼のような、単なる学校でのお勉強での知識でなく実践を踏まえての人でユニ-クな人物でした。 本物の人を亡くしてしまいました。残念でなりません。 小生がヨットを購入したのでお誘いのメ-ルをだしましたが、ご返事もなく心配しておりました。ご一緒にヨットで一杯やる夢もかいませんでした。 残念です。 彼がいなくて今後の日本が心配です。



 彼のHPより、所長の最後のご挨拶を転載させていただきます。



  昨年11月、急に左の耳に水が入ったような、妙に膨らんだ音が聞こえるようになりました。”痛み”や”めまい”、それに”吐き気”や”耳鳴り”などは一切なく、たまたまプールで泳いだ際に耳に水が入ったのかと軽く考えていました。

その状態が1ヶ月ほど続いたので、ちょっと心配になり近所の耳鼻科で受診(初診)したところ、すぐに耳鼻科専門の高度医療病院(東京・お茶の水)を紹介されました。その日の午後に、その専門病院で診察を受けると、直ちに入院して集中治療を受けるようにいわれました。

医師から聞いた病名は「突発性難聴」です。原因は強いストレスの可能性が高いと言われました。入院して直ちに点滴でステロイドを大量投入し、毎日2回、二酸化炭素を含んだガスを吸入するという治療でした。

しかし発症後2週間以内は治癒する確率が高いのですが、私の場合、1ヶ月も放置していたので直るのは難しいとも言われました。

結局、入院して治療の成果もなく、左耳は今も難聴のままです。しかし、右耳は普通に聞こえますので、バイクの運転や電話での会話、日常的な場所での会話は支障なくできます。(でも、騒音の多い場所では会話が聞き取りにくくなります)

入院した病院の担当の医師によれば、さらに右耳も難聴になるようなことはないそうです。また、遺伝や他人への感染などの心配も必要ありません。

そこでストレスの原因ですが、私は第1の原因は安倍政権が昨年中に進めた特定秘密保護法や安保法制の改革(集団的自衛権行使容認の閣議決定など)への動きと思います。安保法制は改悪以前に、軍事的に理解できない論理ばかりが羅列され、こんなものはデタラメだと思うことが多かったからです。今まで自分が必死に勉強してきた軍事学と、戦争の論理や有事の展開とはまったく別物だったからです。これは軍事論ではなく偽物だということに気づきました。

そんな私のイライラをぶっつけるには、私にはこのHPしかなかったのです。しかしいくら私がHPで叫んでも、どこらも反応はなく、私はますます孤立感を高めるだけでした。これは私が安倍政権の安保法制案を理解できなかったように、皆さんも与党の安保法制案の内容が理解できなかったからではないでしょうか。

12月31日に耳鼻科を退院してからは、私は正直に今の安保法制の議論がさっぱり理解きないと書き始めました。もし本物の議論であれば、難解であっても、それは私の無知の責任です。しかし、安保法制を報じる新聞記事を何度読んでも理解できないのです。そこでやっと、これは軍事とは無縁の無茶苦茶な議論だと主張しました。

政府が作った新語の”グレーゾーン”や”切れ目ない対応”など、今までの法制で確実に対応できることばかりです。それを、いかにも新しい防衛概念であるように偽装し、より日本が戦争に踏み込んいくための口実にしているだけです。

これは「裸の王様」のように、インチキな仕立屋(官僚や学者たち)が服を縫い上げ、裸の王様に着せて、馬に乗って街をパレードしているようなものです。

それでも、わたしは自分の限界を痛感しました。まさに「自己満足的にHPに書き込んでも、悪化する安保法制に警鐘を鳴らすどころか、辺りを照らす1本のロウソクにもなれない」という自分自身への挫折感です。

そこで、もうこのHPをやめて、次の行動を考えるべきと時期と考えるようになりました。

しかし、もうHPを辞めようという気持ちと、ここでHPを辞めれば安倍政権の暴政で逃げだすことと同じという悔しい気持ちで悩みました。

ツイッターでも呟きましたが、このHPを始めて16年が経過しました。小学校6年、中学3年、高校3年、そして大学で4年を合わせた16年間と同じです。そろそろ私がこのHPを卒業しないと、これからは皆さんに迷惑をかけるという意識もあります。

私は基本的に、早朝、配達された新聞の数紙の朝刊を読み、いろいろな通信社の電子版をチェックし、これは重要と思った記事を選び出し、直ちにコメントを書き出します。すると1本の記事について、改めて調べ直すことはほとんどありません。これはメディアなどの要請に応えて、緊急時の瞬発力を発揮(コメントや解説)する訓練にはなりますが、皆さんにとっては迷惑となることがあります。皆さんに真実をより深く、詳しく解説するという努力が足りないからです。

そこで来月(6月)から、このHPのやり方を変えます。本当はキッパリと辞めるつもりでいましたが、やはり、これから安保法制の本格的な審議を直前にして、敵前から逃げ出すようなことをしたくないからもう少し頑張ります。

しかし単純に辞めるといっても、16年間、毎日のように生活のリズムとして習慣化し、このHPを更新する生活を変えないと何も次のことができません。そこで、しばらく更新を休止したいと考えています。実はHPの更新を休止する方が、私には更新するよりも何倍も心苦しいのです。

今まで、私のHPを読んで頂いた方を裏切るようになるからです。しかし一時的でもHPを自分の生活から切り離さないと、私の次の展開が出来ないのです。このままだとダラダラと今の生活が続くだけです。

つぎに何ができるか、次ぎに何をやるかは、今の私に確かなものはありません。もし今の世の中で私を必要とするならば、次の展開が必ず起こると信じています。

ただ、これからは、これまで閉じこもっていた自分の部屋から出て、世界の戦争や紛争を見て、自分の頭で考えて強く主張できる意見を発したいと考えています。戦争や紛争の当事者の話を聞きたいと思っています。

しかし、昔のように私には体力や気力がないことも事実です。もしも現地に行けないなら、現地に行った人から話を聞きたいと思います。地図を示してもらい、写真や映像を拝見して、出来るだけ詳しく現地の話しが聞ければよしと思っています。その上で平和に対する何かの教訓を得たいと考えています。

今、真剣に、そんな自分勝手なことを考えています。以前、自分の人生で同じような大きな変化が3回あったと思い出しました。1回目は自衛隊(少年工科学校)を辞めたとき(18歳)です。2回目は、自分で立ち上げた軍事学の研究会(セミナー)を辞めたとき(31歳)です。3回目は子供が生まれて積極的に行っていた軍事の現地取材を中断する決心(家事と育児をする)を固めたとき(40歳)です。そして今回、4回目で軍事専門のこのホームページを辞めよう(中断?)としていることです。

おそらく、これが私の最後のわがままです。私が元気なうちに次の展開にかけてみることにしました。私は当分、HPの更新を止めることで禁断症状で苦しむかもしれません。でも、次の展開を楽しみにしてください。必ず底辺からはい上がってきます。

明日から、まずは体力の回復です。今まで、このHPを読んでくださった皆さん。本当にありがとうございました。でも、私が軍事に対する情熱はいささかも衰えていません。ますます戦争や平和のことに興味津々・意気揚々です。これまでの経験と知識、それに旺盛な好奇心をフルに活用して、もう一度一暴れしてみせます。

                  5月25日 (2015年)

 彼のHPも掲載が続けばいいのですが、そうもいかないと思いますので、適時このHPで転載していきたいと思います



     日本軍事情報センタ- 神浦さんのHP 
     http://www.kamiura.com/

     外務省のクーデターと官僚のコントロール 
     http://hayame2.sakura.ne.jp/details1010.html#外務省クーデター

     日本版NSCの欠陥 外務省の魂胆は見抜かれている  
     http://ironna.jp/article/2549 


                2016-5-12







      大和ミュ-ジアム  



ヨットで竹原に行ったので、呉線に乗り、呉にある大和ミュ-ジアムに行きました。

 確かに戦艦大和の1/10模型は大きなものでした。人間の模型が艦上にあり、それとの比較で大和の大きさや壮大さが推想できます。

 建造費約1億3780万円、1937年起工、当時の軍事予算約33億(国家予算の70%)ですので、その年の予算の4.2%余りを費やしたものです。 設備は冷房も完備され、停泊地に鎮座するばかりに大和ホテルと言われていました。 敵を撃滅した期待されたほどの戦果はありません。

 アメリカも真珠湾で、また英戦艦2隻が日本軍機に沈められるまでは大艦巨砲主義の誤りに気が付くことなく、日本以上に戦艦を建造してきましたので、日本だけを責めるわけにはいきません。 間違いに気が付いても、 日本には軍略を変えるほどの国力がなかったというべきでしょう。


   


     戦艦大和 1/10模型


  他の展示物でおもしろかったのは、後期生産型のゼロ戦62型と特殊潜航艇の海龍です。
海龍は写真でしかお目にかかったことはありません。 終戦間際になって本土決戦用に大量建造された特攻兵器です。シロ-ト目にも魚雷を撃ったあとの浮力の処理はどうするんだろうかと思わせます。 前部の燃料タンクに爆薬をつみ特攻するしかないようです。



   


   ゼロ戦62型


   


    特殊潜航艇  海龍


           2016-8-9


  軍事安全保障 top


    彗星夜襲隊 美濃部正少佐

 

 渡辺洋二著

  3式戦闘機飛燕はそのスマ-トな外観ゆえ最も爺の好きな戦闘機です。しかし水冷エンジンを搭載したせいか、整備慣れせず稼働率の低い戦闘機でした。ここに登場する彗星も真珠湾で活躍した99式艦爆の後継機で、 同じく水冷のエンジンを搭載していたせいで、部隊のやっかいものだった。 この飛行機を稼働率20-30%から80%まで上げて終戦まで夜間攻撃に成果を上げた部隊がありました。それも特攻をせずに。

 その部隊は海軍芙蓉隊でした。その司令官は美濃部正少佐です。彼は水上偵察機乗りのパイロットで、空母ではなく巡洋艦に積まれていて、偵察にあたるフロ-トのついた2-3人乗りの飛行機を操縦していた。真珠湾攻撃にも参加しています。ソロモン・ニュ-ギニア空域での大消耗戦に日本は負けて、正当な空戦を維持できなくなり、彼は夜間の空襲に活路を見出しました。戦闘機乗りパイロットが不足する中で、夜間洋上経験の豊富な水上パイロットを活用してのものです。

 沖縄戦の前に所属する軍の司令官会議がありました。 その会議は、フィリピン戦に特攻が始まり、次の沖縄では、鈍足の2枚翼の練習機まで特攻に使用すると決められていた中で、検討するというのではなく衆知下達会議の様相でした。 彼は命令に背いた罪に問われることも恐れず、その会議の最下級司令官・少佐でしたが、特攻の愚かさを語り、命令するものの無責任さを堂々と主張しました。よく批判するものに返す刀で代案を示せと反論せられますが、彼は、あの敗戦間際に燃料・時間の少ない制約の中で訓練・整備の実績を語って黙らせます。 あの状況で抗うごとなど誰でもできないでしょう。 爺が学徒出陣のパイロットなら特攻の志願署にサインしていたでしょう。 でも彼は終戦間際になり、米軍が九州上陸してきた場合にそなえ、部隊に特攻の準備を指せます。合理的に最後まで手段を探せ・尽くせということでしょう。 戦後になってのヒュ-マニズムの英雄に祭りあげられることには拒否しました。 娘にはどんな状況でもそれに流されずにおのれの道をすすめと教えています。 彼は航空自衛隊の空将になります。 都知事になれなかったおかしな空将がいましたが、自衛隊に良い影響の残してくれたと期待します。

 特攻に散った将校で少佐以上は数名です。指揮官・参謀クラスの将校はあとに続くと言いながらも、戦後は、位が高い故の高い恩給をもらい天寿をまっとうしました。理不尽なものです。

 

 彗星21艦爆

 

  参考資料

 斧ににきをつけろ

  http://plaza.rakuten.co.jp/eugene/3004/

 

 特攻拒否を貫いた芙蓉部隊 元飛行兵長の回想 上下

 http://www.jiji.com/jc/v4?id=fuyou201508a0001

 http://www.jiji.com/jc/v4?id=fuyou201508b0006

 

     2016-12-10

 


  特攻についての まとめ

  http://www.hayame.sakura.ne.jp/index.html

 

 

 

 

   首相辞任の覚悟表明

 

八幡和郎

  PKOでの戦死者第一号を過度に恐れるな


八幡和郎さんが拡散希望されていますので アゴラより転載させていただきます。


 日本の平和主義者といわれる人たちが、チャンス到来といわんばかりに手ぐすねを引いて待ちかまえているのが、PKO活動で自衛隊員の「戦死者第一号」が出る日だ。
安倍首相は、「自衛隊の安全を確保し、意義のある活動が困難であると判断する場合には、撤収を躊躇することはありません」(2016年11月16日)、稲田防衛相も、「新たな任務の付与について命令を発出したのは私自身だから、全ての責任は私にある」(産経新聞16年11月18日)とあたかも、そんな日は来るはずないようなことをいう。
しかし、Xデーはいつか来るに決まっているし覚悟し準備も必要だ。そのときどう対応するかは、とても大事なことだ。日本人は予想されるが嫌な可能性への議論と対策をさけるから原発事故だってなんだって被害が必要以上に拡大する。だから、この議論を誤解を恐れずにあえてしておきたいのだ。
そうしたことを避けるために、日本のPKO活動がこれまで以上に臆病になっている、あるいは慎重すぎるようになったら、トランプがアメリカ大統領でなくても馬鹿にするだろうし、まして、トランプ大統領を念頭に置けば、代償はこれまで以上に大きくなると心配だ。トランプには特殊な国民感情など主張しても許されない時代だと覚悟すべきだ。
PKOで、自分たちの安全を第一と臆面もなくいうのはちょっと異常だ。そもそも、憲法第九条の目的は世界平和であって、自国民の安全を利己的に追求することではないからこそ崇高なのだと私は理解している。
自衛隊、警官、消防士の殉職者は平均年に10人足らず。自衛隊と警察で三万人、消防士が二万人に一人だ。トラックの運転手が3千人、漁師さんで2千人に一人だから相対的には危険な仕事でないのが現状だ(拙著:イースト新書「誤解だらけの平和国家・日本」イースト新書)。
兵士や警官は、危険があっても行動するから尊敬されるし、少々のリスクで警察などが行動を起こさないわけにはいかない。
自衛隊員が数字としてもおそろしく危険な職業になるなら問題が出るが、訓練や災害救助では危険を顧みずに行動するが戦場では危険を冒さないのは本末転倒だ。自衛隊の殉職者は事故で多く出ているが、軍用機や車両などは運動性能を重視して安全は少し犠牲にしているし、過酷な条件での訓練もしておかないといけないので、どうしても、事故は出るし、それを避けるべきでもない。
同様に、警察活動、消防活動、PKO活動、災害救助などは、ある程度は高い事故の危険があっても、行動せざるを得ない性質のものだ。火事の現場で建物が崩壊する危険がある程度あっても消防士は救助をするし、警官が銃器をもった犯人から逃げるばかりにはいかない。それがPKOは少しでも危なかったら駆けつけないというのではなんのためにPKOに行っているか分からないし、世界から馬鹿にされるだけだ。
私は通商産業省でなく通常残業省だと揶揄された役所にいた。過酷な外交交渉で健康を害する者も多かったし、アラビアの砂漠での交通事故にあったり、中国の奥地で急病になって手術をして命を落とした同僚もいた。湾岸戦争のときは、戦地に近いところに出張させられたのもいたし、私自身、テロ勃発の可能性があるとして渡航自粛で滅多に出張者が来ないパリに勤務していた。国際交渉で一年のうち飛行機に乗っている時間が一ヶ月を超えた人だっていた。
戦争保険に入るとしたら馬鹿高いのだが、それは誰が出すかと議論していただが、その問題が解決するまで待つわけにも行かない。
できるだけ危険を減らす努力は必要だがある程度は仕方ないと思っていた。徹夜続きの交渉はかなり健康に危険だが、だからといって、参加しないわけにいかない。
ただ、それでも、役所も民間もアフリカなど含め危険地域に日本人が少ないのは異常で国益も害しているし世界への貢献という観点からもよくない。戦地に日本人ビジネスマンすら少ない。あえて誤解を恐れずにいえば、外交官や政府職員の危険地域での事故率がもう少し高くてもかまわないと思う。徹夜の交渉や医療事故や北京の大気汚染で命を縮めていることに無頓着なわりには、テロや戦乱による事故は過度に避けすぎだ。
危険な仕事を志願する人がもっと報われるような仕組みもあってよい。知り合いのフランス人外交官は、次は日本という明確な約束で、レバノンに赴任したが、そういうのもあってよいのではないかと思う。
仕事で命を落とすとか寿命を縮めるというのはまったくゼロではありえない。必要なことは、理不尽にそれが多くなりすぎないことだけだ。
それに比べて、機械に挟まれてとか建設現場や漁船から落下してという名もなき庶民の労災死の記事をみると、もっとそういうのこそ減らすべきだと思う。
電通女子社員が自殺した事件が議論になっているが、職業の危険さは、殉職以上に平均寿命の長短でも議論されるべきだ。
スポーツ選手、パイロット、それに商社員や広告会社の営業は、おそらく短いのでないかともいわれるが、役所は統計をきちんととって改善策をとるべきだ。医療では医者より救急系の看護師さんなどのほうが問題でないかという人がいて気になる。
いずれにしても、PKOで死者が一人でたからといって、首相や防衛大臣が責任をとったり、追究されたりする必要もないし、それを恐れて日本の国際協力が臆病になりすぎるべきでもないし、まかり間違っても野党などがそうしたことを政治的に利用したりするのを許してはならない。そんなことをしたら、世界の笑い者だ。
また、自衛隊員に限らず、殉職者というのは、常に犠牲者であり被害者である。その社会的扱いは、どちらに過度に傾いてもダメだ。英雄とすることが過ぎて、被害者の側面を隠蔽するのもよくないが、おそらく、PKOで戦死者第一号が出たりしたら、日本のマスコミは被害者として扱うことにしてお涙ちょうだい、そして、危険な地域へ派遣させた政府への怒り、PKO活動からの撤退の主張などで紙面を飾るだろう。
戦死者として払われるべき英雄としての扱いはあまりしないだろうし、活動国や同盟国からの称賛も記事にしないだろう。しかし、それでは、世界での常識にも、ほかの分野での殉職者とのバランスでもおかしいのだ。
そのあたりは、自衛隊員の子としての野田佳彦民進党幹事長などが毅然とした行動をとるかどうかが決め手となるのでないかと思う。  以上 アゴラより

 子供を助けようとして暴漢のぎせいになった先生、消火にあたっていて崩れた建物の下敷きになった消防士などと同等以上に敬意をPKOで死んだ自衛官がいたら敬意を払われるべきだというだけのこととも述べておられます。

   2017-1-27


 追記

  首相が辞任の覚悟を表明
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000130-mai-pol

  2017-2-2

 

 

 

 

   第2次大戦の 中立国スイス


 スイスは2度の世界大戦で中立を守り国土を蹂躙されることはありませんでした。爺は各家庭に置いてある銃とそれを家庭紛争に使用しない国民の意識が中立を守ったと安易に考えていました。

高齢者の訓練 歴史群像より

 中立政策をとっていても第2次大戦では,交戦国の都合により、ノルウエ-、デンマ-ク、オランダ、ベルギ-、ルクセンブルグは独に占領された。連合国側でも、中立的な政策をとったヴィシ-政府の艦隊を独に接収されないため、英国艦隊がそれを攻撃したこともある。
 中立を声高く言うのみではそれは守られません。

スイスの取った政策  樋口晴彦さんによる

 軍事面では第2次大戦が始まると450万人の国民のなかから63万人・14%を動員した。実際には、独は仏のマジノ線を回避して、ベルギ-方面から仏に侵攻したのだが、実はマジノ線を避けてスイスから侵攻することも予想できた。それでスイスはアルプス山岳部に籠って戦う作戦をとる。空の戦いでは、両軍による領空侵犯に、どちらへも与しないで撃墜も辞さずの空軍による作戦をとった。また連合国のスイス領国の通過を認めないと独に説明して理解を得た。

 国民生活面では52%の食料自給率であったが、耕地面積を倍増させ、59%まで増大させ配給制も実施して、隣国から「楽園のよう」と言われるまでになった。また召集されていない家庭から召集された家庭に手当を支給する制度を制定する。
検閲制度を実施して左右の言論を押さえた。スイスの国民の75%がドイツ系であるので、難しい舵取りです。

 経済面では独とは必需品の燃料炭や鉄鋼を輸入し、兵器、アルミ、工作機械、医薬品を輸出した。独は金や有価証券を売却してフランを手に入れた。当時のスイスフランは貴重な決済に必要な国際通貨であった。
航空機が兵器の主力であった当時に、アルミの製造に電気は欠かせないものである。スイスは独にその電力を水力発電により供給した。またスイス鉄道は独伊の貴重な輸送手段であり兵士以外の輸送に貢献する。
 このように、中立といえども独の戦争経済にはスイスは大いに貢献した。独には枢軸国に組み込むより中立のほうが有利と判断した。
           以上歴史群像2017-2月号より

   2017-2-4

 

 

 

   奇兵隊の強さ

 



 長州は攘夷の行動を起こし、下関戦争で西洋の圧倒的力を実感させられました。その戦いでは士族による軍と装備が役に立たないものだと気が付きます。

 それゆえに、奇兵隊は、
僧月性が身分を問わず、志のある者による兵制をつくるべき、
松陰の「西洋歩兵論」に西洋の歩兵制をとるべき、その歩兵は主として足軽以下農兵をあてるべき、
 という影響を受けて、高杉晋作が創設したものです。藩の正規兵となります。

 第2次長州征伐・四境戦争では下記のように4500名の奇兵隊を主力とする長州軍で10万に及ぶ幕府軍を打ち破りました。大勝利です。
1.大島口 長州藩:500 vs 幕府軍:2,000
2.小瀬川口 長州藩:2,000 vs 幕府軍:50,000
3.小倉口 長州藩:1,000 vs 幕府軍:20,000
4.石州口 長州藩:1,000 vs 幕府軍:30,000

  歴史群像より転載


 圧倒的な勝利は、高杉晋作から依頼を受けた大村益次郎が西洋兵学を取り入れ、奇兵隊を強いものに編成育成したからです。それは今までの個人的な武勇を振るう武士の戦いから、個々の能力を発揮し指揮官命令で集団の一員として戦闘させたことによります。 また散兵戦術を採用して兵を自由にして攻撃させた。 幕府兵による報告では1か所から2発以上射撃することなく移動して攻撃してきたと言う、この戦術は少数で多数に対する射撃の効果をあげる戦術であるが、士気が高いことを必要とする。武器も先進のライフル銃・ミニエ-銃を使用した。その使用により射程距離が長く敵の届かないところから命中率も高い射撃ができた。

 奇兵隊は郷土防衛の意気に燃えた幕府軍よりは実戦経験の豊富な人々の志願による兵である。有志のものにより構成された士気の高さが戦術に効果をあげたというべきでしょう。
 しかし倒幕が成功して、明治になり財政上の理由で奇兵隊をリストラする時がくる。その政策で兵士のこれまでの貢献や参戦経験を考慮しないで、功労金も支給せず、藩の地位を優先して隊に残すことをしてしまう。不平隊員による反乱が起きた。それで、木戸孝允が脱隊員を鎮圧する事態となった。前原一誠も萩の乱で処刑される。玉木文之進は自ら切腹した。

 奇兵隊は幕府軍のように街を放火したり略奪するようなことはありませんでした。むしろ炊き出しをしたほどです。住民を味方につけました。 


 年表


1840  アヘン戦争
1853  6月  ペリ-来航
1854  3月  日米和親条約
1857  11月  松下村塾開く
1858   9月  松陰 西洋歩兵論を著す
1859  11月  松陰死刑  
1863  5月 下関戦争 砲台を4国艦隊により占拠される
    6月  高杉晋作による奇兵隊を建白
    7月  薩英戦争
    8月18日の政変で朝廷から長州追放
    8月  奇兵隊士が藩士・武士のみからなる撰鋒隊と衝突して
       高杉は総督を更迭される。    
1864 7月  禁門の変
   8月  第1次長州征伐
   8月 4国艦隊下関報復砲撃
1865 2月 功山寺挙兵で高杉晋作ク-デタ-
   7月  ミニエ-銃4300丁、ゲベ-ル銃3000丁購入  
1866 3月  薩長同盟
   4月  第2奇兵隊 倉敷浅尾騒動事件
   6月  第2次長州征伐・四境戦争
1867  10月  大政奉還
1868  1月  鳥羽伏見の戦い
    8月  会津戦争 9/22 降伏
    9月  明治に改元
1869  1月  版籍奉還
    11月 長州諸隊の改編 5000名より2250名へ
    12月 脱隊騒動 遊撃隊他2000人が脱走
    11月 大村益次郎暗殺で死亡
1870  2月  木戸孝允が脱隊員を鎮圧 133名を処刑
1873  1月  徴兵令が施行
1876  10月  萩の乱で前原一誠らは処刑される


 

  諸隊 百にも及ぶものがつくられたという


•御楯隊:高杉晋作が率いた尊王攘夷の結社で、英国公使館焼き討ちを行う。禁門の変の残存部隊で編成。後に整武隊に吸収合併。
•忠勇隊: 禁門の変の主力として戦闘するも壊滅。
•整武隊: 御楯隊、鴻城隊などからなる。
•狙撃隊: 猟師で結成。
•第二奇兵隊: 大島郡一帯の民衆で編成、後に健武隊と合併。
•健武隊: 膺懲隊、第二奇兵隊などからなる。
•遊撃隊: 総督 木島又兵衛 禁門の変の先鋒
・忠憤隊: 大楽源太郎の西山塾の塾生によって編成
•エレキ隊: 藩内の豪農によって編成。領内の自警団的組織。
•パトロン隊: 火薬工場勤務の女子、一向宗徒の女子で編成。
•八幡隊: 8月18日の政変後 久坂玄瑞により創設
・鋭武隊: 富永有隣が率いる
・金剛隊: 阿武郡小畑村の僧侶、山伏で編成
・力士隊: 伊藤博文が率いた相撲取りグル-プ


     2017-2-12



  いよいよ来た 戦時船員徴用
  http://hayame.net/custom14.html#spb-bookmark-111


  徴兵制
  http://www.hayame2.sakura.ne.jp/99_blank004.html#徴兵制

 

 

 

 

  敵基地攻撃能力の前に

 

  日本の政局で籠池やら豊洲問題を論じていますが、アキアキしています。一方ではシリアの空爆や空母カ-ルビンソンの極東派遣で情勢は緊迫感があります。在韓日本人の駐在員の家族の日本帰還を考えなくてよいのでしょうか? 小生に親族がいれば躊躇なく呼び寄せです。


 先のテポドン騒ぎのときに、自衛隊の敵基地攻撃能力を持つ議論が起きましたが、今回もその報道を目にするようになりました。
 トランプによる今回のシリア空爆では、化学兵器で攻撃した疑いのあるシリア空軍飛行場に、巡航ミサイル59発余を打ち込みましたが、滑走路に被害は少なく飛行機は発進できる状態だといいます。滑走路はすぐに修復可能で米軍は他の機能を攻撃したのでしょう。
 北朝鮮の移動型ミサイルに対しての攻撃だと、もっと少ない被害しか与えられないと思われます。隠蔽された敵基地攻撃は、短期には効果の上がるものではありません。


 もう忘れてしまっているでしょうが、F4ファントム戦闘機を日本の主力戦闘機に採用するときに、爆撃装置を外したことがありました。持っている性能を制限する・外すの外さないのバカゲタ議論を当時はしていました。それから比べたら専守防衛が、事前に予想される敵をたたくことができるのでしたら、雲泥の差があるといえましょう。

PCゲーム BARBAROSSA Decisive Campaings による独ソ戦開始画像


 上図はヨットを再開して以来、じっくりやる時間が無くて積ゲ-になった、バルバロッサ作戦・第2次大戦ものストラテジ-ゲ-ムです。歴史的な軍配置を踏まえています。他にもハートオブアイアンⅣという同種のゲ-ムも買い込んでいるがやっていません。(ゲームの話はいずれ後ですることがあるでしょう。)
 ドイツのバルバロッサ作戦では、ソ連の油断につけこんでドイツは開戦と同時に空爆を仕掛けて、ほとんどのソ連飛行機を飛行場で壊滅させ、制空権を支配して電撃戦を成功させました。

 さあどうでしょうか?福島の震災の折には松島飛行場にある航空自衛隊の飛行機が退避する決断を誤り壊滅してしまいました。自衛隊は最新の武器を欲しがり予算をつぎ込んで装備しますが、その保守・防御には予算をかけません。ほとんどの基地には掩体壕すら整備されていないでしょう。むざむざ基地に最新鋭の飛行機を裸で整列させているのが現状でしょう。ソ連の二の舞は必須です。


 敵基地攻撃能力の装備より前に、掩体壕を作ることももそうですが、今ある地下鉄・街に退避設備としての整備が必要でないのでしょうか? 米軍基地の近くは特に急がれます。
 洞窟に隠れているような移動式ロケットランチャ-を1個ずつつぶしていくことはとてつもない装備と費用・時間を必要とします。それよりも移動式で射程千キロ程度の固形燃料ロケットを200基程度装備して対抗させたほうが抑止力になるのでないでしょうか? アメリカに戦術核の韓国再配備を支持する議論を始めたほうが良いかも。その報道が抑止力になる。
 今まで北朝鮮への米軍の先制攻撃が抑制されていたのは、貧者の核・化学生物兵器が38度線に配備されていたからで、それに核ミサイルが加わりアメリカ本土をうかがう状況になりました。シリアのようにレッドラインを超えた判断で、トランプなら踏み込んでしまうことも想定しなければなりません。


 現状に追随していくばかりで既存の法制を無視していくようでは、戦前のかってきた道です。真摯な国会議論をもとめ、現実を踏まえた議論を望みます。
 北海道にある1個師団を中国地方の日本海側に配置することは、すぐにも出来るし、やらなければならないことです。
 こんなことを田舎の爺爺が云うことかと? 突っ込まれそうですが。

     2017-4-11

 

  追記
 

上図は朝日新聞より

 

 8月15日が迫ってきました。また辛酸をなめることがないよう、今までに述べたことの繰り返しもありますが、追記いたしました。

 北朝鮮がグアム近海30-40kmのところへ4発のミサイルを発射する準備が整ったと発言しています。アメリカもグアムからの爆撃準備ができていると報道されています。 獣医学部の問題を臨時に国会で協議している場合でしょうか? 周りの人からもこのことに関心が向いているように思えません。

 北朝鮮もわざわざ領海外に限定した発射だと事前に明らかにしています。何分にも不明なのはトランプが行うそれに対する対処です。予定どうりの領海外に着弾したときに、その対抗として彼は何をするのかわからないことです。やりようによっては第2次朝鮮戦争になるかもしれません。

 かって冷戦時に宇宙兵器の開発をレ-ガンがぶちあげた、当時はソ連経済がすでに破綻していて、その開発競争の予算が無く、冷戦終結に続がったといいます。 アメリカは今では、大気圏外にあるミサイルをレ-ザ-などの有効な新兵器で破壊できるのでしょうか? こんどのミサイルを4発とも打ち落とすことが出来れば、米国が望むような解決になるかもしれません、けれど疑問です。 その冷戦を終結に導いた理由が今の北朝鮮には通用しそうにはありません。北は経済が破たんしようが国民が餓死しようが、現体制の存続のために、ひたすら核ミサイルの実戦配備をしたいのだと思います。

 日本でも国体の護持にこだわって終戦が遅れ多くの死者がさらに増えた歴史があります。 余り報道されていませんが、今回でも国務長官は現状の政体が維持可能であるというメッセ-ジを北朝鮮へ流しています。金正恩が理性を持ち自滅を望まないのなら、どこかで決着がつくかもしれません。先にアメリカが攻撃しなければ自ら先に手出ししないようにも、今のところ思えます。トランプもミサイルの迎撃作戦に限定したものだとよいのですが。もっと踏み込んで北領内のミサイル基地を叩くようだと恐ろしいことになりそうです。

 広島・長崎の原爆被災の日の式典が終わったところです。長崎市長が核兵器禁止条約の交渉に参加していないし、また米国の核の傘に依存している現状においては、その条約は相いれないものとして反対している政府を批判しました。小生はその理想は大切で将来的に追及実現していくものだと考えます。しかし現状で平和的な解決のみで対処するのは間違いでないかと思います。先の大戦でナチスのラインラントの進駐の時に対処しておけばと後で気が付いても遅い。ナチスに対しては随分と宏和的な動きもありました。

 また、我が国が米国の核の傘の下にあるといっても、米国の核の傘が西海岸の大都市の消滅と引き換えに日本のために機能するかは疑問のあるところです。はなはだ不確かなものに頼っていると考えます。チャイナやコリアのような近隣の核保有国が存在して、照準を日本に当てていると公言しています。日本は被爆国であるので核に頼らない安全保障を追求するのは見識です。最近よく広島へ行くことが多いのですが、かって原爆が広島に落とされたとは思えません、現在の復旧は素晴らしいものです。しかし現在の原爆の威力は当時のものとは桁違いのものです。日本に4-5発も落ちれば壊滅してしまいます。

 対ミサイル防衛はオソマツなものです、4県に配置されたPAC3は基地や飛行場周辺を守る限定的なものです。その到達高度も不足している性能ではといわれています。地元に安心感を与えるだけのものでしょう。現況では飽和同時的に撃たれたミサイルを迎撃して4-5発の撃ち漏らしはあるものとしなければなりません。日本壊滅です。敵基地攻撃の兵器として巡航ミサイルの装備も話題に上がってきています。それでも、それは開戦と同時に使うもので敵が撃ってきた後では効果がしれています。現在有効に対処できるものは無いのが現実です。撃ち漏らさないほどの装備をするのなら、できたとしても天文学的な予算がいるでしょう。それなら、その前に日本の財政破たんが先にやってきます。

 どうしたらよいのか? 非核3原則を表明しています。持たず、作らず、持ち込ませずというのなら、借りてくればよいのではと言わないで、近隣の状況が無くなるまでの保留として再表明したらどうでしょう。 もちろん、先制攻撃を行わないと世界に宣言したなかで、NATOと同様な核の傘を持つべきだと思います。秘密の基地にある米国の核爆弾をそれぞれの国の飛行機で使うもののようです。そのことは、もう少し詳しく報道されないとその実態は不明です。幸いにNATOの核戦力が脅威だとも言われていません。日本はアメリカから中距離ミサイルを買ってもいいでしょう。トランプは選挙前に日韓の核武装容認発言をしています。

 甘んじて核の先制攻撃や恫喝を受けるという意見があっても良い。 このような議論を国会でしてほしいものだと思います。ヤバイ時期だと現実認識してまな板の上にのせましょう。

 

    2017-8-14

 

キッシンジャー米元国務長官が北朝鮮核兵器開発問題で米有力紙に寄稿

核兵器「持ち込み」問題の論点   抑止論と制度論

非核3原則見直し  石破発言   2017-9-14

中距離ミサイルと巡航ミサイル


 

   、

 

 

 

 

  第2次朝鮮戦争の米国開戦準備とは  

 


 最初にお断りしておかなければなりませんが、小生としては好んで被害の大きくなる戦争を望むものではない。田舎老人が専門家でもないことを述べても的外れなこともあると承知おきください。


 トランプ大統領はレッドラインの具体的なことを述べることは無いと思います。ゴ-ルデンウイ-クで日本の要人が出払っている時期に起こることはないでしょう。 事前協議があると言っても開戦の1時間前に通告されるだけであろうから、それからでは庶民が対処のしようも限られたものになります。 さきの原発事故でのあわてた対応になるでしょう。従い報道により米国が開戦準備にかかった事実を知り判断することが大事でしょう。

1. 原子力空母が横須賀にあるものを含めて3隻目が増派になる。
2. 韓国にいる1個師団の陸軍が増派されて3-4個師団になる。
3. 沖縄ないし在日米空軍基地に米本土から多数の飛行隊が派遣される。
4. 岩国・佐世保・沖縄へ海兵隊が増派される。病院船の来航。
5. 米軍基地の弾薬庫への動きが活発になる。
6. 在韓国米人の帰国要請の報道がある。避難行動があれば確実。この時は北朝鮮は開戦を決意して、先制攻撃をあちらからしてくる可能性すらある。  
7. 海上自衛隊の掃海部隊に集結や移動命令がでたとき
8. 中国地方日本海側に陸上自衛隊1個旅団程度が配備されたとき。 
9. 首都圏など大都市への対空部隊の配備があったとき。
10. 大宮にある陸上自衛隊の化学部隊の活発な動き。
11. 原発に自衛隊の警備になったとき。 
12. 在韓国 フランス大使館の動静に注目、退避があるようだと開戦が近い
13. 在韓米軍にMP・憲兵が大きく増派される。 

 中国の習近平をトランプがほめているツイッタ-であれば、まだ猶予があります。いずれにしろ安部さんの動きは鈍いので、開戦してからの後追いになるでしょう。その被害が国民が受けることになります。 報道に目をくばって個人個人が判断するしかないです。でも、個人としてどのように対応したらよいのでしょうか?

 

    2017-4-30

 

 

 

 

  宮古島への自衛隊配備

 

 

  先週のTBSの報道特集で宮古島への新たな自衛隊配備への反対運動が報道されていました。そこで気になったのは、反対している人には宮古島の占領される事態を全く考えていないことです。

 沖縄本島と宮古島の間の水道は他国か通報なしに自由に航行出来ます。最近とみに中国の艦隊や潜水艦その上空には空軍機が飛び航行を繰り返しています。空母遼寧もありました。 中国艦隊が太平洋にでる主要な出口となっています。 中国とのいったんことあれば、その重要な出口を確実にするために真っ先に占領してくるのは、常道手段だといえます。 宮古島の庶民には地理的な持つ意味と想定される事態が共有されていないようです。

 ただ基地ができると観光に支障がでて観光客が減少する懸念などを述べています。米軍の重要な基地があるハワイに大量の日本人観光客が押し寄せている現象には気が付いていない模様です。
 戦争を否定して甘んじて敵の占領を受け入れると考えている人が反対ならそれは一つの見識でしょう。 チベットのような事態になり、反日教育で育った中国兵にひどい仕返しをされることになりますが。

 今度予定されている部隊は対艦と対空です。すでにレ-ダ-基地は設置されその分屯地はあります。占領を恐れるのなら守備隊の1個連隊はさらに必要と小生は思っています。 単なる尖閣だけの紛争なら今度の部隊で抑止となるでしょう。そこで留まるとは思えません。

 沖縄本島の米軍基地は大幅に整理して必要なら適した本土に移設することには賛成です。本島の基地と宮古島の基地の問題は別のことだと思います。自分の身を守る身近な問題です。

    2017-5-1








    かの国への格安武器戦術  兵頭ニ十八さんによる

 

 

  著者の名前は聞き覚えがあり、本屋で見かけ購入し、読みました。

 最近の北朝鮮での緊張は、少し緩和された感があります。北欧で会談があるようです。


 韓国は新しい大統領が決まりました。また、北朝鮮に猶予を与えるだけで、先延ばしの政策をすることになり、再び過ちを繰り返すのではないかと懸念されます。北朝鮮問題もヘタをすると数十万の犠牲者が出てもおかしくありません。

 この本で兵頭さんは格安の中国対抗戦術を述べています。 このブログにも格安好きの小生が<ins><a href="http://hayame.net/custom6.html#spb-bookmark-35" target="_blank">「格安・安全保障4.1案」</a></ins>としてアップしています。 沈底式機雷のよる地理的条件と経済的な条件を詳細に説明されている。納得です。


 他でおもしろかったのは儒教圏国家での考え方です。中国という自称は、他の国がその序列を認める表現であることです。英語のチャイナにはそれが無く、チャイナと同じシナが正しいと言われています。


 他には、
 1. 日本には欧州と同じような核のカサは無いこと。
 2. 米中の「大陸間弾道ミサイル」 密約
 3. トリップワイヤ-のこと。 それゆえに尖閣には少数の部隊を配備する必要があること。
 4. 新し上陸戦術。 水陸両用艇・戦車は役立たず。オスプレイよりヘリコプタ-の活用。
 5. 中距離対艦ミサイルを作成。

  他では聞かれないことが書かれていますので、何かの折にはお読みください。


       2017-5-10


  http://www.hayame.sakura.ne.jp/99_blank026.html

 

 

 

 

  トリップワイヤ・Tripwireと尖閣


               兵頭二十八 さんによる

 



トリップワイヤ-とは狩猟のワナに結ばれている仕掛けヒモのことです。軍事では、手りゅう弾に結ばれているロ-プで引っかけると爆発するものや触れると浸入を知らせるものなどを、そのように呼ぶようになりました。さらにそれが転用されて、侵略国にその行為を思いとどまらせるための「再外縁配置分哨」を表現します。

 具体的には国境に配置されている小部隊が攻撃されれば、軍隊の末端にも自衛権があるので応戦します。世界へ攻撃した国と自国は応戦中だとニュ-スが流れます。あらかじめその分哨の存在が知られているなら、そこへの侵攻はためらうでしょう。なぜなら 現在では「自衛戦争」だけが国連が認める数少ない戦争だからです。 他の国も自衛戦争を遂行中の国には堂々と助太刀できる・集団的自衛権の行使をしてもらえることになります。侵略国の味方をする国はその仲間だと認定されて経済制裁の覚悟しなくてはなりません。


 海上では他国の領海線を越えて「無害通航でない通航」をやったぐらい、また保安庁の巡視船へ中国の海警の船がぶつかってきても、それは挑発ではあるがトリップワイヤを引っかけたことになりません。(軍艦どうしが砲撃戦をやれば別です)

そこで偽装海難で漁民を上陸させて、救助の名目で武装警察を尖閣に居座らせたら、保安庁の実力では排除できないでしょう。時間がたつと中国の尖閣を実効支配したということになります。尖閣にトリップワイヤ-が無ければそうなります。米国大統領は明確に日中の交戦がないかぎり守ってはくれません。だから中国は先に発砲するような愚かなことをしない。尖閣には警察を上陸させて占拠するチャンスはあるので。日本の警察と保安庁が実力排除できなくて自衛隊を出したら、外見的には日本が先に手を出した侵略者であるように見えてしまう。


 それではどうしたら良いのでしょうか。ホンモノの漁民が上陸し、それを救助することを名目とした警察機関を上陸させないようにするには、少人数でも島に陣地建設や守備隊を置くことです。自衛隊法では、武器を守るためなら、その場で隊員が武器を使用してよいようになっています。旧式戦車を砲台にして設置しておくと、怪しい人が上陸すれば、その人が軍服を着ていなくても、現場の指揮官は砲台と弾薬を守るために警告射撃や射殺ができます。これがトリップワイヤ-です、しかも低予算の。

 

 

 実効支配されてしまったら、アメリカなしで取り戻すことはできるのでしょうか。 習近平が内政に問題が生じたら、外に目を向かせるめに尖閣を持ち出す可能性は大きいでしょう。たとえ小さな国境紛争であっても、自衛隊で奪還作戦をやれば、在中日本人や企業が大きく被害を受けるでしょう。尖閣にトリップワイヤ-を置けば当面は大きな反発があるでしょうが、奪還作戦の影響に比べれば小さいものになります。


   2017-6-27

 

 

 

 

 


  米中大陸間弾道弾ミサイル密約 

             兵頭二十八さんによる

ICBM・大陸間弾道弾


  2016年現在、中国は20基を超えるICBMを配備していますが、その過半はロシア向けで、対米用は12基かそれ以下であるという。不思議なことである。
米中間で「ICBM・大陸間弾道弾の数量競争をしない」という密約が存在する? このような密約を田舎老人が知ることはもちろんありません。日本のダメマスコミがそのカケラでも報じたことを耳にしません。兵頭二十八さんがその密約について述べています。

 考えてみれば航空母艦隊を創成しようと動き始めた中国軍にとっては、予算的にも技術でも不足はない。明らかにその充実を自粛しているのは不自然である。彼によれば毛沢東とニクソンの間で、

1. 東アジアでの中国の軍事的な優位を保ち、反ソ戦略では米国と非公式に協力する。

2. 中距離弾道弾で日本に照準を合わせるのに米国は文句を言わない。

3. 日本には核武装をさせない。横田基地から核攻撃用の飛行隊を撤収させ日本への核の傘をはぎとる。

3. 中国は名目的なICBMを作ってもよいがそれ以上は展開しない。

 ベトナム戦争で苦しんでいたアメリカにとっては、中国と以上のような密約を結んだ。日本を取引材料に使われてしまったようです。

 北朝鮮が先に核実験をしたときに、日本で核武装論がひろがりそうでした。実際はすでに中国の中距離ミサイルでいつでも日本は完全に破壊される状態に放置されていたのですが。そのことは無視して、米国は北朝鮮に対しての弾道弾ミサイル防衛を日本へ売り込みました。迎撃ミサイルは放物線の頂点近くにある速度の遅くなったミサイルにしか有効でないといいます。中国の奥地からミサイルを打たれると、それは射程の関係でミサイルの頂点へ迎撃することは難しいので、中国からのものには役にたちません。北朝鮮のミサイルには日本海の中央に配置すれば有効だといいますけれど、実戦で使ってみなければ本当のことは知ることができません。

 最近にアメリカが北朝鮮のICBMに慌てているのは、この密約の体制を打破される恐れからの理由で、中国が協力するのもその理由があるからなのでしょう。

  現在の弾道ミサイルを打ち落とせる技術は未熟です。その迎撃力が未完成であるがゆえに、アメリカは米国西岸にそれの配備は少数なものになっています。最近のサ-ドミサイルは中国の反対が強いので少しは改善されているのかもしれません。

 この密約は、恐らく存在すれば最高機密に属するもので、庶民に知れるものではない。俗に言う推定有罪や状況証拠を積み重ねての起訴にあたるものでしょう。 果たしてその判決はいかに?

 やはり核には核をもってしか抑止力にはならないのでしょう、日本には核の傘は無いのが現実なのです。


    2017-6-29

 

 

  北朝鮮問題 まとめ

 

 

 

 

    失敗の本質 

 

 小生もそうですが(何・誰と?)、失敗は数を重ねて来たにも拘わらず、それを見つめもせず、糧にもしてきていません。ゆえに同じ過ちを繰り返してきたということです。 以下その爺が何をのたまうのかということですが。

 バブル崩壊後の1991年にこの本は出版されました。戸部良一さんら7人による共同研究です。
1. ノモンハン事件 1939年5月-9月
2. ミッドウェー作戦  1942年6月
3. ガタルカナル作戦  1942年8月-1943年2月
4. インパ-ル作戦  1944年3月-7月  
5. レイテ作戦  1944年10月 
6. 沖縄戦   1945年3月-6月

 日本軍は上の6つの作戦のすべてにおいて、「作戦目的に関する全軍的一致を確立することに失敗している。主観と独善から希望的観測に依存する戦略目的が戦争の現実と合理的論理によって漸次破壊されてきた。」
 「帝国陸海軍は既存の知識を強化しすぎて、帝国陸軍は、ガタルカナル戦以降の火力重視の必要性を認めながらも、最終的には銃剣突撃主義による白兵戦術から脱却できなかったし、帝国海軍もミッドウエイ海戦の負け以降も空母の増強を図ったが、大艦巨砲主義を具現した大和・武蔵の46センチ砲の威力が必ず発揮されると最後まで信じていた。」
「事実を冷静に直視し、情報と戦略を重視するという米軍の組織学習を促進する行動様式に対して、日本軍は時として事実よりも自らの頭のなかだけで描いた状況を前提に情報を軽視し、戦略合理性を確保できなかった。」
 日本は先の大戦では2つの軍隊がそれぞれ米国軍と対峙して戦った。空母や潜水艦を陸軍が開発し、戦車を海軍がそれぞれ開発生産した。同じ航空機エンジンのライセンス料を個別にダブルで支払ったほどです。資源と能力の少ない中で統一的な運用・戦略作成はできませんでした。 
 初戦に陸軍はマレ-作戦、ジャワ島作戦、フィリッピン攻略と成功させた。いずれも植民地軍で能力の高い軍隊ではなかった。海軍は英国戦艦を陸上雷撃機により沈没させた。どちらも成功体験であるが、その後の失敗から新しいことを学ぶことができなかった。一方、米軍は戦艦建造を航空主力に戦略を転換させた。
 「組織学習には、組織の行為と成果との間にギャップがあった場合には、既存の知識を疑い、新たな知識を獲得する側面があることを忘れてはならない。その場合の基本は、組織として既存の知識を捨てる学習棄却、つまり自己否定的学習ができるかどうかなのである。主体的に進化する能力のある組織が自己革新組織である。軍事組織もこの行動を通じて日々進化を遂げていかねばならない。」
 人事面では最後まで平時の人事を行い、海軍では水雷屋を空母艦隊の司令官に任用したり、石原莞爾は戦時に退役させています。士官学校・陸海大卒業時の席次でその後の昇進を決めていました。年功序列人事です。米軍のような能力や戦功による抜擢人事は行われなかった。それゆえに「現場の自由裁量と微調整主義を許容する長所を出来上がった官僚的階層構造を利用して圧殺してしまった。」「日本軍の最大の失敗の本質は、特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎて学習棄却ができず自己革新能力を失った。」
 潜水艦「おやしお」の事故の記者会見で海上自衛隊のトップが先輩であったので驚きました。創設期で防大の確立ができていなかったせいでしょう。将官になるのは圧倒的に防大卒に今はなっていると思います。先の帝国海軍で、理数ができる人材が昇進していった事態と同じように今もなっているのかもしれません。 また、防大や自衛隊のなかでのいじめによる問題も報道されています。果たして自己変革できているといえますか?
 民間でも、最近の東芝、シャ-プ、サンヨ-とこれまでの勢いのあったものが、変革を迫られています。同じ問題に直面して結果がでているのでしょうか?

   2017-9-14

 

 映画 ハクソ-・リッジ

 映画 ダンケルク

 

 

    江田島 旧海軍兵学校を訪ねて

 

   
 江田島には「のうみ海の駅」があります。ヨットの停泊地として海の駅をよく利用しています。 しかしこの駅は近くに暗礁があり、乗揚げ事故が多発している。それに対しての事故艇から「標識も無く分かりにくい」と苦情をサイトで目にします。 このような理由から、自分のヨットでそこへ訪ねることを断念して、呉からフェリ-に乗りバスに乗って、陸から海軍兵学校跡を行くことになりました。

 呉の乗船タ-ミナル

 呉-小用 フェリ-


 軍の施設などで見学時間は1日に3-4回ほどに限られている。見学者はその時間に合わせて、門で受付をし、ツア-で案内者と行動することになります。 小生が言った時には、見学までに時間があり受け付けてもらえない時であった。前の人が食堂で食事をするという理由で入場許可を受けたのをマネして入ることができた。食堂で今はやりの海軍カレ-を食しました。そこは社内食堂みたいなもので隊員も他のテ-ブルで食べています。 味は普通で値段が少し安いといったところです。

 食堂のある赤い建物の前に集結して見学に出ます
 
 2時間をかけて徒歩でグル-プを組み、ボランテイアガイドさんのユ-モラスな説明で見て回りました。

 卒業式でいっせいに帽子を振り投げる講堂です

 旧海軍兵学校生徒館・現自衛隊幹部学校庁舎


 海上自衛隊の第1述科学校もここにあります。機関及び潜水を除く砲術、水雷、航海、通信など専門知識及び技能を教育する、

 第1術科学校学生館


 教育参考館 水曜日は休みで展示品はみられなかった


また、校内には様々な大戦中の兵器が校内展示されている。

戦艦陸奥40cm主砲

特殊潜航艇 開戦時に9軍神が乗り参戦

特殊潜航艇海竜 本土決戦用に200隻余り製造され使われなかった

 ガイドさんの説明によると200人が海軍兵学校に入学、東大をすべり止めで受験したという日本でトップの秀才が参集したという。その超エリ-トの戦争指導でも敗戦して学校は閉鎖となった。結果的には、秀才の選別方法に誤りがあったのか、それともここの学校教育の内容に誤りがあったのかいずれかでしょう。 秋山真之はトップ卒業であったとか、日露戦争までは確かに日本の国運を支配し成功した学校であったのは事実とはいうものの。


    201712-20

 

 


   不死身の特攻・佐々木友次   鴻上尚史著


 

  毎年夏になると「戦記もの」の出版が多く書店で目にします。気になっていた書物「不死身の特攻」を遅まきながら11月に購入。一気に読みました。

 陸軍の最初の特攻には「命令」により優秀な飛行乗務員が集められて決行されました。 その一人に佐々木友次伍長が選ばれて、結果的に9回出撃して戦後まで生き延びました。
彼が亡くなる前に作者が彼をインタビュ-して、それがこの本に記されています。


 特攻前に乾杯する万朶隊員、左から佐々木友次、生田留夫、田中逸男、久保昌昭、奥原英彦


 この本の中には余り知られていなかった特攻にまつわることも書かれています。 

1. 特攻から生還した人を福岡に収容した振武寮が設置される。この管理将校に倉沢清忠少佐がいた。 彼は陸軍大学卒の航空将校である。 泥酔している倉沢が食堂に来てクズだ,卑怯者と収容者を罵倒した。ノモンハンでの敗戦の後に参謀が現地指揮官に自決を強要したことと同じように彼がしたという。その倉沢は戦後に一橋大学を卒業して印刷会社の社長に栄進する。彼は復讐を恐れて1996年まで51年間軍刀と実弾を込めたピストルを手放すことはなかった。

2. 特攻を始めた大西瀧次郎中将は「もう戦争は続けるべきでない」と言った。「特攻によるレイテ防衛は九分九厘成功の見込みは無い」。なぜ特攻をするかと云えば、天皇陛下が特攻のことを知れば戦争を止めろと仰せられるであろうこと、いかなる講和になろうとも、身をもって民族の滅びるのを防ぐ若者たちがいて、陛下の御心によって戦を止めさせられた事実が民族の再興するであろうと大西は述べたという。
 大西は終戦のとき自決した。

3. 南ス-ダンの駆け付け警護に対するアンケ-トが自衛隊で行われました。3択で「熱望する」「命令とあらば行く」「行かない」であった。「行かない」を選ぶと、上司に呼ばれて「なんで行けないのだ」とえんえんと問い詰めらたと匿名の自衛隊員は語った。結局「命令で行く」と答えた。 駆け付け警護は特攻とは違い必死の作戦ではないが、どこかで聞いたようなエピソ-ドではある。

4. 戦後になり、特攻隊員の遺族2000人を訪ねて遺書1000通を集めた。特務機関の一員と詐称し口外を禁じてこれを行う。不都合な証拠隠滅のためでしょうか?

5. 陸軍の爆弾には徹甲弾がなく、開発もせず、海軍からの提供も受けずに艦船沈没を企んだ特攻作戦を実行した。 映画などで特攻の映像を見ると、よく艦船の横腹をめがけて特攻機が突入しているのをお目にかかる。 実はこの戦法は、艦船のもつ防空火力の全部を受けることになることと、接敵時間の短いことからマズイ攻撃戦法である。    ベストの戦法は艦の後方から同一方向に同航することにより接敵時間の長きことを利用して命中率を高め、おまけに敵艦からの防空火力の少ない恩恵がある戦術である。

 1日ちょっとで読めてしまう本ですので、皆様もお読みになることをオススメいたします。

 ウイキペデイアに振武寮のことがあります。 ウイキは辞典的なもので面白みに欠けることが多いのですが、振武寮については、さまざまなエピソ-ドがのっており、ウイキとは言えない楽しめる読み物になっています。


振武寮のウイキペデイア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E6%AD%A6%E5%AF%AE


特攻まとめ

http://www.hayame.sakura.ne.jp/99_blank029.html

  2018-11-14

 

 

 

  軍事安全保障 top






   

イラク戦争の参戦国  準備中

  湾岸戦争 1990年8月-1991年2月
イラク戦争 2003年3月-8月

 湾岸戦争は国連安保理の決議に基ずくものでしたが、イラク戦争はアメリカ主体の有志
連合が軍事介入した。

      イラク戦争戦死者数

 アメリカ     4065名
 イギリス      176名
 イタリア       33名
 ポーランド     23名
 ウクライナ     18名



 





 





    満州事変   緒方貞子著   準備中
        政策の形成過程

                            

  












1930年代の海外侵略   準備中

 ウクライナの今回の紛争で1930年代の海外侵略に似ていると言われています。


 1935   イタリアのエチオピア侵攻 独のザール併合


 1936   独のラインラント進駐   スペイン内戦(独伊ソ連陥入)


 1937   日中戦争


 1938   独のオーストリア併合  独のズデーデン併合


 1939   独のチェコスロバキア解体  伊のアルバニア併合
。        


 













--------------------------------------------------------------------------------


 








--------------------------------------------------------------------------------












はやめ